脳活『為ブログ』470
- カテゴリ:日記
- 2016/05/25 12:25:38
チラシに世間を見る。
折り込みチラシと言えば、スーパーの売り出し、不動産広告が多い。売り物件特集とあったので目を向けると、知り合いの家が売りに出されていた。4階建て鉄筋でエレベーター付きとあった。チラシを見て、こんな間取りになっていたのか。エレベーターまで付いていたのかと見入ってしまった。不動産物件の売却募集という勧誘は定期的に郵便で送られてくる。
業者は物件の情報をどのようにして入手しているのか。これは簡単である。法務局に登記されている不動産情報が閲覧できるようになっているからである。名前と町名さえ概略判明すれば、法務局に行けばいいわけである。土地や建物の持ち主の氏名や正確な住所が閲覧できる。
しばらくして、自宅を売りに出していた知人に私は散歩の帰り道に出合った。角を曲がった出合い頭だったので「やあ。久しぶり。」と言った。「ほんまや。元気ですか。」というので、「まあまあ。やっとるよ。」と応じた。先日、チラシで見たよとは不躾に言えなかったが、「今度、〇〇町へ移転するのや。」と知人は言った。「有名な某寺のあるところやな。」「そうそう。移転とすると言っても、夜逃げみたいなもんやけどな。」「車で生活するのやから、どこに住んでも一緒やで。」「まあ、そやけどな。」「お互いに元気でいきましょう。」こう言って、私は四つ辻で友人と別れた。その後、1週間ほどして友人の家の前を通ったら、表札が外されていた。
無事に物件の売買が成立したようであった。私は自分の将来を見据えた。
前まで(田舎なので)畑だったりした所でしたがすっかり様変わりしました。
入居してくる方達はずっと年代の若い方で
町内会の事で色々質問されたりします。
すっかり町内の古参なのだなぁと自覚してしまいます。