誠に惜しい 真空管ドールズ
- カテゴリ:ゲーム
- 2016/05/19 14:09:12
ギターアンプの真空管を入れ替えるか考え、検索してみましたら、
『真空管ドールズ』なる謎の単語が検索上位に。なんだこりゃ、アイドルユニットか?
調べて噴き出した。頭に真空管の刺さった美少女ロボットの登場するゲームらしい。
一種の育成シミュレーションでしょうが、けっこうマニアックな話になっている。
ただ、強化パーツなどの作り込みや、キャラ設定が甘い気がするぞ。
そこをどきなさい運営者。私が清く正しい真空管ゲームの在り方を説きますから。
主人公は真空管を使うギターアンプ(オーディオアンプも可)で悪と戦うのです。
初めはプリ管、パワー管、整流管が1本ずつ、出力2から3ワット。
この真空管をこそ、擬人化すべきなのですよ、分かりますかな。
私の大好きなEL34はヨーロッパ名称、一般には6CA7。
今のアンプには松下、ほかのにはシーメンスとグルーブチューブを入れてます。
この音質の違いをこそキャラにするんですよ。EL34だけで何十本とあるんだから。
日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、ロシア……名真空管は各国に星の数ほどある。
繊細なコもパワフルなコも、ヒステリックなのも、しとやかなのもいる。
まずはこの設定に凝るべきです。3本そろえてまともに戦うまで一苦労させなきゃ。
なんとか戦える3人組(3本というべきか)で序盤クリアするとアンプがグレードアップ。
6L6系のプッシュプルで40Wくらい出る中型コンボアンプが手に入る。
当然パワー管2本は相性のいいマッチドペアが必要。入手で一苦労させる。
このあたりで無理な戦いに挑むと、コンデンサーがヘタり抵抗が過熱して焦げる。
当然修理用部品を血眼になって探す。これがまた、砂漠の砂みたいにある。
いい加減に換えると真空管がオシャカになりロスト。スリル満点である。
ついに100Wクラスのアンプヘッドが手に入るころは組み合わせは無限大。
スピーカーも選び放題。JBL、EV、アルテック、ジェンセンにセレッション……
レアボスしかドロップしないスピーカーもある。さあどうだ。
…………また熱くなってしまった。クールダウン。
しかし、12AX7を頭に挿した少女というのを初めて見た。こりゃ笑いますよ。
そのうちコスプレに取り入れられ真空管相場が暴騰するのか。マズイ。早く買おう。
わ、ウィザードリィ!懐かしい。私は初期のファミコン版で、ドラクエの次にやった覚えがあります。
ろくろく知らずにファイター3人、魔術師と盗賊と僧侶1人ずつのパーティーを組んだ。
探索に出た。数分後、6つのお墓ができた。……あれはコワイゲームでしたねー。リセット多用しました。
ウィザードリィでロスト対策のリセット技を何百回使ったことか・・・w
どうでしょう、聴いてみましたが真空管とは繋がりがなさそうな印象です。
ただビデオクリップの印象は、真空管が過熱して色づいた時の赤系統の色が多い気がいたします。
暗い部屋で色づいた真空管というのは大変官能的な色なのでございます。
歌詞的にエロい隠喩かと思ってました。