フランス訛り「あほんだら~♪」
- カテゴリ:仕事
- 2016/05/03 18:29:42
去年の10月くらいに、日本一周自転車旅行に出たフランス人たちが、
無事4000キロを走破して、帰ってきました。
今月いっぱいで、いよいよ日本を去ると言うので、
ゆっくり滞在してくださいとご招待しています。
当「NPO学術団体」は、国際交流部門もありまして、
昨今流行りの民泊は取り扱いませんが、
外国人で、意義のある旅行に出ておられる人たちは、
出来る限りご援助させていただきます。
今日は、このフランス人(お二人)を、
和歌山県立自然博物館にお連れして、
バックヤードツアーを特別に案内してもらいました。
大水槽の真上に立ってエイが餌をねだってきたり、
一般に閲覧されない化石などに触らせてもらいました。
お土産にレジン封入の貝標本や、缶バッジを貰いました。
県博の皆さま、お忙しい中、ありがとうございました。
そして、前回は旅立ちの前でしたので、
あまり多くの話しをお聞きすることはできませんでしたが、
今回は時間もたっぷりあり、
フランス人のお二人の話しをお聞きすることが出来ました。
この方たち、お一人は画家で、お一人は作家、
そして二人ペアで、世界中を自転車で周っています。
なんでも、最近インターネットで、「芸術家協同組合」(のようなもの)を立ち上げ、
世界中の芸術家たちとコミュニティーを作っておられるのだそうです。
それで、うちのキャンプ場も、ぜひ紹介したいので、
「協同組合」の外国人を受け入れてもらいたいというお話しでした。
まあ、インターネットで拡散するのは、ちょっと早急かと思いましたので、
「one day](いつかね)とお茶を濁しておきましたが・・・。
わたしたちとの会話は英語でやっていますが、
夢中になると、フランス語が混ざってきます。
話しているうちに、お互いフランス語や英語を教え合いっこするのですが、
なんといっても、面白いのは「悪い言葉」を覚えること。
フランス語の「ちっ!」や罵り言葉を教えてもらいましたので、
お礼に「あほんだら」をお教えしました。
なんとまあ。
あの端正なお顔、長身、何とも美しい流れるような髪で、
「あほんだら」と言われると、ぎょっとするもんですね。
もうお一方は、モデルのように美しい女性ですが、
彼女の「あほんだら」も、なんというか・・・
え?!っと振り向かせる不思議な力を持っています。
ときおり、わたしたちとすれ違う日本の皆さまは、
皆、一様に振り返って、
英語なのか、フランス語なのか、聞き耳頭巾を立てているようで、
とつぜん「あほんだら」が混じるので、びっくりしていました。
ごめんなさいまし、
これが、草の根国際交流でございます。
人の会話を盗み聞きするでねえ、
あほんだら。
面白がって、意味をわからない外国人に
別の言葉を教える人
「だまりなさい!このブタども!!」
「いてこましたろかあ!」
・・・まあ・・・許される範囲だろうか?
(笑)
そんなのの方が使い勝手がよさそうで、いいと思ふ。
子供と一緒やないですかぁ。何でか悪い言葉は覚えが速いんですよねぇ☆
近頃はハンドルをにぎっていると「あほんだらーっ」と毒ずくことがしばしばな私です。だってー、お爺の運転ってとんでもないんだもーん
ちょっと調べてみると
「あほ」に当たるのが「dork(どぉ~く)」
「のろま」が「lourdaud(る~どぅ~)」 どちらも「だ~ら」に似てるかも?
「溜め息をつくように浴びせかける(感情的に)」 という意味で発音が類似してるのかも…
関西のまくしたてる「あほんだら、あほんだら、あほんだら」は 「どーく、どーく、どーく」ですかね。
「じゅてーむ・しるぶぷれー」的な感じなのでしょうか(笑)
日本語の達者なフランス人の友人はいるのですが、ついつい
日本語で喋っちゃうので全然フランス語を覚えませんでした\(^o^)/
オランダのライデン大学で、放送禁止用語を
「日本語でこんにちはだ」
などど教えてきました・・・
これも草の根交流?
なわけないです!もう~