ノルウェー、緊急患者をF-16で救う
- カテゴリ:日記
- 2016/04/24 15:32:28
いつも余談とこぼれ話ばかり日記に書いて、本題を書いたことが余り無いヤツフサです。
今回の余談は、ノルウェーで突然倒れた人を救助しようとしたところ、特殊な状態に
あった為、“ECMO(エクモ)”が必要になり、ノルウェー空軍がF-16戦闘機で
音速で届けたと言うので日記に書いておこうと思いました。
http://www.afpbb.com/articles/-/3085000
今回もひねくれたこぼれ話です。 (^ω^;)
本題はF-16ではないですし、右がどうとか左がどうとか言うことでもないです。
ノルウェーと言えば福祉が凄い。 時にそれが行き過ぎじゃないのかと言うくらい凄い。
たとえば、短時間単独犯罪による虐殺世界一(ギネス認定)の、ノルウェー連続テロ犯
であるアンネシュ・ベーリン・ブレイヴィーク氏が、刑務所にあるテレビや娯楽施設を
「プレステ4がある時代にプレステ2しかないのは囚人に対する虐待だ!」と告訴、
今年4月に裁判で勝訴したと言うくらい人権とか生命に対する福祉が飛びぬけている。
そんな凄いノルウェーですから、緊急医療で特殊な強制生命維持装置が現場に無い!
と言う今回の事体に、F-16戦闘機を使い、アフターバーナー全開で、たった10分
の到着を早くするために、爆音撒き散らして現場に向かったという凄い決断をしたという
正義とか悪とかそんなこと動でもいいけど、患者には1秒でも早くこれが居る!と言う
事だけを重視した、多分他国では絶対まねできない、今までの概念でコレと言う事が
出来ない、ヤツフサ語で言う「アレ」な状態。 考え方が今までより進んで居るといえば
確かにそうだけど、それはいつの未来の話ですか? と、自分が今までの固定観念に
縛られ理解に苦しんで言いたくなる状態だということですね。
日本でも熊本にオスプレイが投入されて賛否両論なのを思い出させます。
考え方的には、大型輸送機で物資を運び、その後自治体が住民に配布すると言う今までの
やり方。 つまり小型機よりその方が効率がよいという考え方ではなく、配布する自治体
がパニックになっているのを踏まえ、中型で高速なオスプレイを出来るだけ複数個所の
被災地に向かわせた今回の友達作戦2のように、今までは出来なかった事をやっている
と言うか、まだ成功してるのかもどうかもわからないけど、とりあえず大型輸送した所で
は、おにぎりが配布しきれずに大量破棄されたとか、イオンで1個10円で売ったとか、
まだまだどうしていいのか、コレが正解と言うものが見つかってない難問だなぁと言う
感じはします。
レスキューに入れば、被災者やその遺族が全て「ありがとう!」と声をそろえて言う
訳ではなく、現場のパニックで心的外傷ストレスを持った人達が溢れ、救助隊に石を
ぶつけながら「何でもっとうまくやらないんだ!」と言われる事体をどうするのか?
例えばヤツフサが聞いた東日本大震災の時に炊き出しに行った方の体験談を例にすると、
炊き出しに行ったら食事を作って配布しようとしてるのに、子供がずっとその人の
腹を殴り続けているので、痛いけどどうしていいかわからないで居たら、近くに居た
子供の知り合いと見られる人が「ごめんなさい、ごめんなさい、この子の両親は
この子の目の前で死んでしまったの、ごめんなさい」と言ったという状態をどうするか
本当に難しい問題だと思います。
F-16でECMO(外部灌流式膜型肺)を運ぶのか、もうあきらめようと言うのか、
いろんな人がいろいろと悩む事間違いないと思う不思議なニュースでした。
BGM:Thunderbirds Are Go! (歌:バステッド)
https://www.youtube.com/watch?v=z-JXcQy6BqI
↑
未来だかなんだか知らんがこんなの駄目だ! 昔のほうがいい! と言う方はこちら↓
BGM:サンダーバードのテーマ (歌:ロイヤルナイツとビクター少年合唱隊)
https://www.youtube.com/watch?v=6xpGEQWs0lI
補足:ちなみに昔はサンダーバードの歌があるのは日本だけでした。
理由は放送枠45分枠用のサンダーバードを30分枠にするために2話に分割して足りない時間を歌で繋いだからなのですが、日本のアニメが世界に広がるにつれて海外でも主題歌が作られるようになって、最近のサンダーバードには公式ソングがあり、これまた新旧ファンで賛否両論があるようです。
ヤツフサはどっちも好きですが、最近のほうがメカがカッコイイと思います ヾ(o゚ω゚o)ノ゙