主演・北川景子・・・
- カテゴリ:仕事
- 2016/04/08 14:26:23
裁判の打ち合わせのために、
弁護士事務所で担当弁護士の入りを待っていると、
そこいらじゅうの会話が、耳を澄まさなくっても入ってきます。
窃盗か詐欺事件の弁護だな・・・・とか、
真珠を盗まれたとか、
女がそばにいたような気がする・・・とか。
深刻な事件ばかりです。
(だいたい、弁護士事務所に上がっている案件は、フツー深刻です)
先生の声が途切れ、いよいよ・・・
「すずきさ~ん、お待たせしま・・・」
「ダイエットしたんだよっ!」
唐突ですが、
まずは、わたしの努力を認めさせねばなりません。
証人尋問の場に立つために、
どれほどダイエットを頑張ったか!
事務所の女の子たちが、どっと笑いながらも、
担当弁護士が、なぜか「またか・・・」という顔をしながら、
「なぜ、ダイエットしてるんですか」
「北川景子になって、法廷に立つためです!」
「はいはい、北川景子ね。それ検察事務官でしたね」
もう、大爆笑です。
単刀直入に言って、
わたしの用件はこれで終わりです。
今日の弁護士との打ち合わせは、
鈴ちゃんの「陳述書」について(本当はわたしが書いたんですが)
裁判所に提出するための最終段階です。
先生は、本当はこの陳述書は、わたしが書いたことは知ってるんだろうけど、
一応、鈴ちゃんが書いたことになっているので、
鈴ちゃんといろいろ訂正箇所を合わせていました。
最終原稿を印刷しているときに、
かねがね、不審に思っていたことを先生に聞いてみました。
今回の裁判、
3台の共同危険行為で車両進入禁止区域に突入してきて、
先頭車両と,2台目が逃走し、3台目がわたしに追突したわけですが、
当時の事故調書も、現場検証も全て事故を明白にとらえているにもかかわらず、
何を持って、相手は控訴し、どこに勝因を見出そうとしているのか、
それがさっぱり分からなかったからです。
最終兵器として、こちらにはドライブレコーダーの録画があるんですが、
うちの先生は、その録画映像さえ、必要ありませんと言うのです。
高等裁判です。
フツーはここまで上がる事件、事故ではありません。
なのに、相手はいったい何がしたいのか分からないのです。
気持ち悪いったらありゃしない。
そいて、先生からの返答に、また、唖然としたのです。
控訴人「全労済」が、厚生労働省に言い開きをするために、
やっているに過ぎないということです。
全労済は、事故の一番最初に保険加入者(加害者)から、連絡を受けていました。
本来ですと、ここで保険屋は動かなければならないわけです。
しかし、放っておけば自賠責で他の保険屋が支払うと思った(らしい)のです。
だから、加害者に「放っておけ」と言ったということです。
この加害者は、法曹関係用語でいう「タマが悪い」という人で、
ほんとうにアタマが悪い。
自分が「任意保険で支払う」と言っておきながら、
任意保険会社の「放っておけ」を鵜呑みにして、
内容証明郵便から、簡易裁判所の出廷命令からすべてを「放って」おいたので、
1審ではあっさりと負けてしまった訳です。
で、いざ支払い!の段階になって、
被害者側との折衝を一回もせず、要求額を全額支払う・・・と、
フツーの保険業では金融庁から、
全労済は厚労省から、きっついお叱りを受けることになるんですって。
で、全労済としては、
お金は払うとしても、厚労省からのきっついお叱りを逃れるために、
高等裁判所にまであげて、話し合いをしたという事実が欲しいということです。
なんという保険屋でしょう、「全労済」
あんた、最低だよ。
交通事故の場合は、被害者救済が第一項目、優先事項なんですよ。
そのために任意保険にまで、入っているんですからね。
この「全労済」、被保険者まで巻き込んで、
保険料の支払いを免れようとしたばかりか、
事故とはまるっきり関係のない、被害者(わたし)の人格云々を挙げて、
「当たり屋」呼ばわりして、保険料を支払わないと言い出したのです。
その目撃証人を、あろうことか、
サッサと逃げた先頭車両と、2台目のバイク。
あんたたち、250m以上も先へさっさと逃げてしまったくせに、
いったい何を持って、わたしが当たり屋だというのでしょう。
当たり屋が、車両進入禁止区域で、
当たる車を待っていたとでもいうのでしょうか。
当たり屋が、交通事故の通院を,こんなに少なくするものでしょうか。
事故調書は、加害者が立ち合いので制作されたもので、
加害者は、この時に、わたしにちゃんと謝っているのです。
なにを、いうよりもドライブレコーダーだって残っているというのにです。
これを見れば、一目瞭然なのにねー。
どうもうちの先生は、ドライブレコーダーの決定的な証拠を使いたくないらしい。
なんでか。
ふん。
どうも「全労済」の対抗弁護士が、
うちの先生の宿敵のライバルらしいのです。
おいおい、巻き込むなよ~、そんなことにー。
うちの先生としては、
そういう最後の黄門さまの印籠(映像)を使わずに、
法廷で渡り合って、勝利を勝ち取りたいらしい。
いやあねー、弁護士って。
あんたたちの戦いは、わたしの関係ないところでやって欲しいわー。
第一、先生、あんたわたしが絶対的な被害者だって知っているのに、
「裁判の運びには、美意識とセンスが必要だ」・・・って、
法廷映画撮ってるんじゃないんだかんねー。
やれやれ。
これで、万が一にも負けたら承知しませんぜ。
この弁護士先生と北川景子はなちゃん、いいコンビかもw
>やっているに過ぎないということです。
これには、頭の悪い加害者以上に悪い(頭が悪いではなく、阿漕という意味で悪い)奴等と
認識を新たにしました
全労災は自己保身。加害者は請求額を払って終わりたかったのに終わらせてくれない。
最後は美意識の弁護士。 めんどくせ~ o(`ω´*)o
最後のお膳立てに一抹の不安を感じますが…どうにもならないとなれば
伝家の宝刀を抜く必要もあるでしょうに… 変なプライドが敗因になったら許せませんねぇ…
(´ω`) ンー… ともあれお手並み拝見というところでしょうか
という弁護士のたくらみでしょうか(笑)
どっちにしても勝利は、花子さんの手に\(^o^)/