新しい靴で大山に登ってきた。
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2016/03/29 17:44:26
低山用の新しい登山靴を買ったので、
足慣らしとして神奈川県の大山を登ってきました。
東京から富士山の方を見ると、
その手前に目立つ感じで、
つんと三角に尖っている山です。
この山、東の東京から見ても、
南の相模湾の方から見ても、
きれいな三角を描いています。
高さは1200メートル程度なのですが、
登山口が300メートル程度なので、
全部歩くと結構な標高を昇り降りすることになります。
観光客向けにケーブルカーもありますが、
今回は足慣らしなので横着せずに、
南の麓にある蓑毛というところからヤビツ峠に出て、
そこからイタツミ尾根という歩きやすい尾根を辿って頂上へ。
下山は、大山の北東側にある不動尻へ降りるコース。
ちなみにケーブルカーは山腹の下社まで。
頂上にはそこからさらに1時間以上歩かなくてはいけません。
大山は江戸の頃から、
老若男女、誰もが登りたがった人気の山で、
大山講や江ノ島講による大山詣りや江ノ島詣りは、
江戸に住む人にとって、
3泊4日や4泊5日程度の
ちょうどよい物見遊山の旅でもあったのです。
頂上に立てば、
西に富士山や丹沢、箱根の山。
その麓に広がる平野は小田原あたり。
南には相模平野が広がり、
その向こうには相模湾。
相模湾の東の端には江ノ島が見える。
今日は暖かくて、
春霞がかかっていたので、
眺望は今一でしたが、
晴れていれば伊豆大島も見えるはず。
東京から2時間ぐらいで登山口に到着できるので、
訪れる登山者も多く、
指導標などもしっかりしている山ですが、
不動尻へと降りていくコースにはなぜか倒木が多く、
道を塞いでいるケースがしばしば。
去年って台風が直撃したっけ?
また、この時期は残雪の影響で、
(3月上旬、寒くて雨が降った時、丹沢は雪だったそうです。
実際、まだ所々に残雪があった。)
道がぬかるんでいる場所があるので、
足元にスパッツを着けて歩くとベター。
登り2時間半、
下り3時間のコース。
桜はまだだけど、
不動尻には、黄色い花を咲かせるミツマタの大群落が。
なかなか悪くないコースです。
下山口には広沢寺温泉もあるし。
(今回は入ってこなかったけど)。
さて、3月は野山里山に遊んだなあ。
明日から4月の仕事に本格的に取りかからねば。