Nicotto Town


✪マークは作り話でし


夕方

時はもうすっかり夕方、
おもむろに草一がつけてくれたチャイムがなる。
こんな時間に来客は珍しい、
扉を開けるとそこにはドリトル先生のような服を着た、
見覚えのない紳士がいた。
どうしてドリトル先生の服かというと、
それまでその本を読んでいて頭の中にボタンという文字が残っていたからだ。
物語にもよるのだがドリトル先生は、
たくさんのボタンのついた服を着て登場するのが多い。
だから私は開口一番「先生」と呼んでしまった、
相手は面食らっただろう知らない相手からそう呼ばれて。
「すいません、私は先生ではありません」
そうだろう私が勝手に言った言葉であって、
本当にその紳士が先生だったら怖い。
話を聞けば私の家の塀に案内板が立てかけてあり、
その道順がいかでか複雑に書いてあるので、
それを訪ねたかったということだ。
表に出てみると確かに案内板が立てかけてある、
これは昼間工事業者が忘れていったもので、
ここからとは関係ないのでそれを見てもわからないのだ。
そのことを話すとすまなさそうに何度も頭を下げて帰って行った、
私はその案内板を庭の中に入れた。

アバター
2016/03/16 01:31

・・・・・・。

ん〜〜ん。
穏やかな夕方のひと時の会話が嬉しいや!

アバター
2016/03/15 21:12
ドリトル先生、懐かしいです^^。
アバター
2016/03/15 20:27
工事業者の忘れ物お庭にお預かりしてあげる
ブラさんはほんとに親切ですね^^
アバター
2016/03/15 19:38
ドリトル先生だなんて~~w

講じの方も、ちゃんとしまって帰って下さらないとね~
ややこしくなるわね~~*^^*



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