あの日から、5年・・・。
- カテゴリ:日記
- 2016/03/11 04:03:29
あの日から、5年経ちました・・・。震災被害で、苦しんでいる人たちが多くいます。
心の傷を抱えた人も・・・。
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「祖母を置いて逃げた…震災の傷あとに苦しむ女の子へ、心療内科医の言葉」
読売新聞の「人生案内」欄には、人生についての相談と、専門家からの回答が連載として掲載されています。
東日本大震災から5年経ち、ひとつの投書が注目を浴びています。掲載されたのは、震災の年の6月ごろのようです。
タイトルは「祖母を置き逃げた自分呪う」。大学生の女の子の相談に対し、心療内科医が回答しています。
掲載されていたのはこのような内容です。
~女の子からの相談~
(津波から)私は祖母と二人で走って逃げていた。祖母は途中で走れなくなり、おぶってあげると言っても頑なに拒み、先に行けと言う。
私は一人で走って逃げた。
3日後、祖母は遺体で発見された。気品があって憧れていた祖母は、魚市場の魚のように体育館に転がされて、人間の尊厳などない姿だった。
祖母を見殺しにした自分を、一生呪って生きなくてはならないのだろうか。毎日が苦しい。
~診療内科医からの回答~
祖母を見殺しにしたとは、私は思えない。
おばあさまは、背中におぶさったら二人とも助からないと考え、自分の意思であなたを先に行かせた。その判断力のおかげであなたは生き抜いた。
人はどんな姿になっても尊厳を失ったりしない。おばあさまは誇りをもって人生をまっとうされた。その素晴らしさはあなたの中に受け継がれている。
おばあさまが生きていたらかけたい言葉、してあげたいことを、今周りにいる人にしてあげてほしい。それがあこがれだったおばあさまの心を生かす道。
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さぞ、彼女は物凄い罪の意識に、苛まれたでしょう。
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東北の各地方の陸上自衛隊の部隊、彼らも被災し、そして、彼等の家族も被災。その中自らの家族の安否確認が出来ないまま、出動。
そして、生存者の救出が一段落し、隊員に休息が与えられる…。とてつもない疲労の中、すぐさま、家族の安否確認。
時間がかかっても、家族全員の生存が確認出来れば、幸い…。多くの隊員が、黙って俯き泣く…。いたたまれない…。
もう、食事をするのに箸すら握れない消耗しきった彼等…。彼等の取った行動に対して私達は、ちゃんと、感謝出来たのだろうか…。
きっと、警察官・消防署職員など、レスキューに携わった人達も同じだったと思います。
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エネルギーが足りないと(電力会社が立ち行かない)、あのおぞましい福島第一原発の事故を忘れ、
確たる根拠を持たない基準で、原発を次々と再稼働…。私は思う。例えお金が無く、空腹で満たされない日があったとしても、
平穏に無事過ごす日々が、平々凡々と故郷で過ごせる事が、出来るなら、我慢もしよう。生きる事に絶望し、自らの命を絶つことは嫌だ…。
燃料デブリどころか、低レベル放射性廃棄物すら、処理に困る日本。その事に目を背け、電力の高効率発電のみが優先される…。
(アノ原発事故の際、原子炉がメルトダウンし、制御不能になった時、いの一番に逃げ出そうとした東電職員がいた事を私はワスレナイ。)
「帰還困難区域」の高濃度放射能汚染地域に生える「アカマツ」「もみの木」の一部が生育異常。その地域に住む、人を恐れない動物を調べると、
筋肉に放射性セシウムが多く蓄積し、赤血球数やヘモグロビンの低下が見られ、白血球数の低下は更に顕著…。
専門家は、ガンの前駆症状と言い、免疫低下による感染症へのリスクが上がっているとも言う。政府は、これらの調査を大々的に発表せず、避難指示解除を目指す。
その中、丸川珠代環境大臣の発言。見識を疑います。今から「帰還困難区域」で、自ら住んでみて見てください。
つい最近、「関西電力高浜原発3、4号機の運転を差し止める大津地裁の仮処分決定」により、高浜原発3号機原子炉が停止しました。この裁判所の英断に感謝したい。
でも、関西電力は、不服申立ての手続きを行い、早期に仮処分命令を取り消しを望む。この場合、上級裁判所にいくに従って覆ってしまう…。
けれど、高浜原発4号機が発電系統のトラブルで緊急停止した事実を、鑑みて貰いたい。
福井県・杉本副知事は「小さなミスを見逃すと重大事故につながる。深く反省すべきだ。県民にしっかりと説明し、不安を払拭してもらいたい」とコメント。全く、その通りだと、思います。
万が一、原発事故が起こった場合、福島第一原発の事故の轍を踏まないと言い切れるのか?元気に体を動かせる健常者は、まだいい。
病院に取り残された、避難バスにすら乗れない重病者は?ケアが必要とされる、要介護度の高いお年寄りは?
当時、屋内避難指示が出された南相馬市で、無理を押してそれらのお年寄りを訪ねた介護職員が見つけたのは、
低体温症になってしまった、お年寄り。その後、亡くなったそうです。最弱者は見捨てられるの?
その介護職員もまた罪の意識に、苛まれたのです。
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東日本大震災後の被害の少ない関東地方で、食品関係の物流が酷く滞っていないのにも関わらず、スーパーなどの店頭から
カップ麺などのお手軽インスタント食品が消えましたね?買い占めたんですね。もし、政府からの要請があったとしても
運び出すのは、問屋などの倉庫からのハズ。(被災地への輸送が簡単だからね?)
もし、巨大地震が関東地方を襲って、壊滅状態になったら、どうなるの?私は多分、強盗・略奪が多く発生すると、思います。残念だけど…。
(吉村昭氏の「関東大震災」を読めば、わかると思います。こちらも、参考にしてくださいhttps://youtu.be/4MSLTAPlFWY ※ 白黒動画ですが、被災された方の御遺体が写っているシーンがあります。ご注意を。)
もし、仕事などが許されるなら、東京圏など大都市周辺には、住みたくない・・・。
きっと、私は、東北地方の人達には、敵わない・・・。
放射性廃棄物を「使用済み燃料」と言い換えているのも、「キレイなウンコ」(失礼)と言ってるようなものですにゃ。それを捨てる場所も術もないのに・・・原発を外国に売り込む輩の気が知れませんにゃあ。
地元に処分場ができて、そこの水を使って作物を作ればまた被害が出ると思われます。
かと言ってそこに先祖代々の土地がある農家の方は離れる訳にもいきません。
せっかく地元の道の駅にも他県の方も多く訪れるようになって
農家の方も喜んでいます。(いつもありがとう~)
それをなくさないで欲しい・・
廃炉に40年 彼はもしかしたらその仕事に携わるかもしれません。 私たちが現在の大人がやらかしたことの後始末をこれから生まれてくる子ども等に残すのです。
高浜原発の裁判の裁判官の行く末に気をつけていましょう。
司法界の窓際に押しやられないように。
高等裁判所の裁判官を罷免できるのは国民だけです。
http://gendai.ismedia.jp/articles/premium01/43092
http://lite-ra.com/2015/12/post-1822_2.html
http://gendai.ismedia.jp/articles/premium01/43092
私の県は風評被害で多大な被害を受けましたが、それを何人の人が知っているのだろうか?
あの事故で町から観光客が消え、多くの人が仕事を失いました。
たくさんの作物が捨てられました。店に並べて安全を謳っても誰も買いません。
そして処分場。 悲しいよ・・
天災は・・恐ろしい(uдu*)σσ・‥…━━━★DЁSЦ
人間は・・自然に対して・・もっと謙虚であるべきだと思います・・。
何かあった時には・・どうすべきなのかも・・
過去の教訓から・・学ぶ必要があります(○ゝω・)b⌒☆NE!
でも・・復興の陰に・・ボランティアの力が・・大きかったように思います・・。
勿論・・自衛隊や消防、警察、団体職員等も・・活躍されたでしょうけど・・。
女子大生の方にはお気の毒としか・・。
多くの方が・・同じ思いで・・自分を責めて・・生きていかなくてはならないのでしょ・・。
おばあさまが・・命を救ってくれたと考えるのなら・・
前向きに生きてほしいと願わずには・・いられません・・。
でもばあちゃん絶対喜んでるはずです
孫が元気で居る・・・ばあちゃんの英断のお陰です(*^_^*)
お孫さんには是非ばあちゃんの最後の願いを叶えてあげられたと思って欲しいな
当時の公務員や自治会ボランティアの方々の尽力には頭が下がりました・・・
世界の流れは脱原発
自然からのクリーンエネルギーに変わって居ます
2度の放射能被害を受けた日本が
ホントは率先してやらないといけないのに(>_<)
心療内科の先生の回答は素晴らしいものだと思いマス。
少しは、女子大生の心も救われたかもしれません。でも、完全には消えない・・・・。
確率が限りなく0に近くてもいいから、祖母と一緒にと思わずにはいられないと思いマス。
当時の自衛隊の方々の活躍には、本当に脱帽でした。
自分の家族の安否を確認できず、さぞ苦しかったでしょう。
もしかしたら・・・・もしかしたら・・・・・そればかり考えていたでしょう。
東京のスーパー空っぽ状態は、息子を連れて見せに行きました。
(買い物に、ではないデスよw)
思いっきり、笑い飛ばしました。
「なんて、愚かなんでしょう!あれもこれもなくなっている、一体いつ、誰が、どれだけ使うんだ!?」と。
息子も、その状態を今でも記憶していマス。
息子も、呆れ果てて笑っていました。
東京で大震災が起こったら。
たぶん、殆どの人が亡くなられるでしょう。
強盗・略奪が起きるかどうか分かりません。それだけの人が生き残るかどうか?デス。
ひしめき合った住宅。高く高く積み上げたマンション・ビル群。
家の中も外も、危険だらけです。
避難場所もありますが・・・・本当にたどり着けるのでしょうか??
狭い道は、瓦礫にまみれ、通ることも困難な状態で・・・・。
地震について、日頃から考えている人はどれだけいるのでしょうか。