小説「青空ひとりきり」2
- カテゴリ:自作小説
- 2016/03/07 10:20:10
つい先日漫画で判りやすくかかれた「天草四郎」の話しを立ち読みした。
日本の歴史上人物の一人である。
江戸時代のキリシタン、他に細川ガラシャの方がその名前からも、NHKのTV、時代劇だったか、大河ドラマだったかの印象からガラシャの方がキリシタンって感じ。
今となっては大昔、本当は実力派の歌手である、でも男としては美貌と言える顔からアイドルだった沢田研二も角川映画で超能力者天草四郎だったから、ちょっと懐かしく「天草四郎」って何やった人だったっけ?と、立ち読み。
映画は魔界転生?
スピリチュアルじゃなくて、オカルト?
一揆の首謀者で当時「デウス」(今となっても最近と言いたいが、ビックリマンチョコでの価値が高い部類のシールもデウスなのだから、何百年経過しても人々のスピリチュアル℃=バカ℃は私の兄と大差無いのだなぁと実感)と唱え家康が作った幕府群と戦ったのだから、現代のISみたいなものだ。
そこでポイントは、一揆に参加した農民の一人が天草四郎にした質問で
「なぜデウス様は、今、こんなに苦しんでる私達を、今、助けて下さいませんのか?」
と、言うもの。
漫画ではその瞬間、質問した農民が満を持して攻撃し始めた幕府軍の鉄砲の玉で絶命した為、四郎の答えは無いのだが、現代人として当然の質問だよなぁ、それ。
全能の神と言うなら、今の今、助けてちょーだい!!
でも、神様は助けてくれません。
そもそも存在していませんから当然なんだけど。
人はでも祈る。
さすれば、神と出会えると勘違いして。
そして、…
無いモノを探し回るのが一番時間がかかる。
頭の中、無限に回るからね。
アル中と一緒。
アルコール呑んで何も考えないのが一番楽。
そうしていると楽だから祈る。
それが「神」の正体だ。
なるほど!
私的には、天草四郎より細川ガラシャのほうが好きかも~
いずれにせよ、不安を煽って、人を集めようとする輩は嫌いだなぁ・・・