皮膚科領域
- カテゴリ:勉強
- 2016/03/06 10:10:56
参加した研修会は、皮膚科領域。
今回は主にニキビ治療。
以前は硫黄カンフルローションしかありませんでしたが、ここ10年でいろいろと新しい薬がでているようです。
ビタミンAの外用剤で毛穴を塞いでいる角質をはがすことから始まり、中に貯まりすぎている皮脂を出して、炎症の原因となっている菌を除菌。
今回話題となった新薬は、海外では1965年から使われていて、お店でも買えるらしいです。
ようやく使えるようになったと講師の皮膚科医が喜んでいました。
元々は小麦とかの漂白に使われている過酸化物。
耐性菌もほぼできないとかで、除菌というより殺菌になるらしいです。
ただまあ、漂白剤なだけあって、塗ったところに触れた布も色落ちしてしまうとのこと。
夜に塗るので、被害はパジャマとかくらいですむ?
たまに、毛穴に棲むダニが繁殖しすぎて炎症を起こすこともあるとか。
皮膚科の話は滅多に聞けないので、かなり有意義でした。