バレンタインの思い出
- カテゴリ:恋愛
- 2016/02/14 07:18:56
もう30年近くも前の話です(゜ー゜ゞ)
当時付き合いの終わりかけていた彼氏の誕生日が12月でした。
バラの包み紙で有名なデパートでかなり迷って、敢えてブランド品を選ばず、
ブランド品以上に高価な英国製のアルパカ混じりのセーターをプレゼントしたことが
ありました。
一番似合いそうな色やデザインとわたし自身の好みを反映させたセーターでした。
そして、バレンタイン前の自分の誕生日には赤と黒の配色のサン・ローランの長財布を
プレゼントしてもらいました。
時はバブル期の終盤。
別段、とりわけブランド志向ではないけれど、なんだかずいぶんと安直に選んだものだ
なぁという気持ちになってしまい、忙しい中、覚えていて(思い出して)くれたんだという
気持ちよりも自分に対して情けなさを感じてしまったり。。
別れる決心が固まりつつも、バレンタインには起死回生を図るような安っぽい心で、
かつ、ある意味お別れの気持ちも込めて、チョコレートに加えて俵万智と浅井慎平コラボの
「とれたての短歌です」をプレゼントしたのでした。
おそらく歌心どころか、詩心すらも持ち合わせていなかったであろう彼氏への最大の
嫌味と自分の本心としての恋心を伝えたかったのです。
もう少しでいいから女心を理解してほしかったし、理解させようとの思いも強かった頃。
それと、何よりもその彼氏に告られるまで4年間付き合っていた彼氏がいたのに、
どうしても別れて、結婚を前提に自分と付き合ってほしいとまで懇願されての
付き合いの始まりだったのに、そんな告白などすっかり忘れ去ってしまったような
仕打ち(ほかの男性を紹介された)に腹立たしさばかりが募っていました。
どちらの男性を選ぶか、選んだかは自分の選択であって、その結果もすべて自分の
責任なのにね。
思い出したくもないほど不愉快なみっともない自分がクローズアップされてしまう、
とても苦い思い出なのでした(ノへ^)
どうも押し切られちゃうところがありますよね (´・ω・`)
やはり誠実な人がいちばんかな