母の誕生日
- カテゴリ:日記
- 2016/01/28 22:05:26
訪れた公園は、寒さの中に明るい日差しがあり、少し芽を吹いてきた木々の
何処からか鳥の鳴き声が聞こえる。
故郷で、母がピーピーヒョロロと鳥たちに歌い掛けていたのを思い出した。
紅葉した葉を拾っては 「わ~美しい!」と喜んでいた。
料理下手で、世間知らずの母とはよく喧嘩をした。自由な人だったから。
それに僕は、母はわがままな人だと思っていたから。
母の不満を口にする僕に、父は「お母さんは妻として、母としては落第かも
知れないが、お父さんには出来すぎの女性だ」と言った。ええ・・・
父の事が大好きだった僕は、母の方が父より優れているようには、どうしても
思えなかった。
風が吹き、こずえが歌っている。
突然母が両手を広げ美しい紅葉の木を見上げている。
はかなげで、自然の木々の中にそよぐように・・・・ 「ああ、美しい!」
父が言っていた言葉が、くるくると風の中で回っていた。
喧嘩ばかりしていた母の好きだったものばかりが思い出される。
けど、僕が母の日に贈った、たった一輪のカーネーションを枯れ落ちるまで
宝物として大切にしていたという。
そして別れ際の新幹線のホームでも、目頭を熱くして僕が見えなくなるまで
手を振る母の姿は、我が子に対する愛の証しなのかもしれない。
つい言葉が出てしまった・・・・ 母の誕生日に・・・・
「お母さん、愛をありがとう」 って。
何だかんだとお母さんのことを、違う視線で思われていても
子を思う母の愛は、無償の愛と言って、凄いものがあるものです。
お母さんは幸せな道を歩んで来た女性のようだし、素敵なお母さんなのかもしれないわ。
大事にしてあげて下さいね。
今から母を恵比寿の美術館へつれていくところ。
時間内ないのにのぞきに来てしまったw
親の人間性をわかるのになるのって
もぅ、十分な大人で、既に親を愛してしまってからだからなかなか正当な見方が出来ないとあたしゎ思う。
母も先日なくなった父もだいすきだし、
たくさん愛してもらったけど
時々人生に対する価値観のら違いに落胆することもあるよ。
ビヮさんのお母さんゎ幸せだなぁっ
母性愛って、奥深いですよね。 私もちょいウルウルになりました。^^
お誕生日おめでとうございます(*^▽^*)