Nicotto Town


リュウさん(旧姓は、楽人です。)


問題解決

半年前くらいの話になります。

中学2年になる次男がいます。

学校の宿題をやりながら

ペン回し

をしてました。

私自身も中学生くらいから授業中ずーっと
練習してました。

なので、ちょっとだけ自慢げにくるくる
彼の目の前でちょっとかっこつけて
デモンストレーションしてやりました。

「お父さんすげー」

って思ったかどうかわかりませんが
それから熱心に練習してました。

。。

昨日、居間で宿題をしている姿を見かけました。

私は家にいるときは、部屋に引きこもっているので
姿を見るのは珍しいのですが、
手元でくるくるペンを回しているじゃーありませんか?

YouTubeで見たことのあるパフォーマーがやっていた
難易度の高い、「シャドー」とかいうテクニックを
やってました。

「お前、すげーな。もっとやってみて」

と興奮気味に言うと
鼻の穴を広げている感じで
クルクルといろんな技を披露してくれました。

よくドラマーがやる奴も見せてくれました。

半年前は全くできなかったのに
一気に抜かされた気分でした。

が、我が息子の成長に微笑ましくなり
口元がにやけていました。

もともと手先が器用な子でした。

美術、技術家庭は5段階評価でいつも「5」
だと自慢されました。

ですが、英語は「2」でした。

私と同じB型なので、
「これは・・」
と思ったことには集中しますが、
興味のないことには全然やりもしないのです。

ペン回しはYouTubeで勉強したそうです。

。。

今日のテーマは

問題解決の方法

です。

もう答えは出ているのです。

1つ目は、問題を直視する

2つ目は、一定にレベルまで鍛錬する、

です。

この場合、ペン回しのテクニックを自分もできるように
なりたいと心から思ったのでしょう。

YouTubeで検索して何回も動画を見たのでしょう。

一つにフォーカスして、わき目もくれず
授業中やっていたのでしょう。

で、ある程度のレベルに達したのです。

英語はというと、全く無視です。

テストで平均点は何点か知りませんが
19点だったそうです 
そりゃー「2」だわ。

この時点で、英語ができないことが問題だと

「直視」

していれば、解決策も出てきます。

ほとんどの大人が問題解決が下手なのは、

問題を直視していないからなのです。

お金の問題

会社の問題

仕事の問題

家庭の問題

ビジネスの問題、

人間関係の問題

健康の問題。

どれもおぼろげながら問題だなとは
頭の隅にあるのでしょうが、

直視していないのです。

目を背けているのです。

息子の場合は、お父さんができるのだから
俺にもできると思いYouTubeを見て鍛錬した
ことであるテクニックが身についたのだと
思います。

妻に言わせると
「ペン回しができても何も得しない」
と冷めたコメントを入れてきました。

私は「いや違う、こいつは長男と違って
いままで何かを成し遂げたことがない」

「そんな自分が嫌で剣道も始めたしペン回しも
上達した。いままで何かを成し遂げたことが
ないという問題を直視したからできるようになった。」

「だから英語も『問題』だと認識し直視すれば
できるようになる。だから安心だ」

と言いました。

「へーそれならいいんだけどー」

とさらに冷ややか目で見て二階に上がって行きました。

私は次男坊の坊主頭を撫でてやりました。

。。

もう一度復習します。

まずは、問題を直視してください。

次に「どうしたら、できるようになるか」を
考えてください。

解決策が思いついたら「鍛錬」してください。

なんでも同じです。

メタボ気味なのは食べ過ぎなのに
そこを問題だと直視していない。

運動不足で体力の衰えを感じているのに
直視していないから、今まで通りの
だらだら生活。

タバコや酒は体に良くないとわかっているけど
これから起こるであろう健康問題を
直視していないから
居酒屋で呑んだくれる始末。

どれもこれも直視していないから
問題が先延ばしになっているのです。

悪い習慣を持続していたら、
不健康になるのは当たり前です。

いい習慣に変えられればいいのですが

「問題を直視」

しないとその問題の本質に迫れないので
どだい無理なのです。

言い訳ばかりして先延ばしして
そのうち健康診断で引っかかって
後悔するのです。

いままでの人生で関係がなかった医者に向かって

懺悔

するのです。

でも、改善するのはあなた自身です。

今あなたが健康問題でなにかを抱えていたら

辛い現実に目を背けないで

直視

してください。

影の部分は光をあてると
消えます。

恐怖でおののいて見るのも嫌だろうけど
見つめることで、解決の糸口が見出せます。

嫌なこと、めんどくさいことから逃げないで

直視してください。

問題を意識することで
「どうしたら解決できるか?」
という質問ができるように
なります。

今回はここで終わりです。




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