Nicotto Town


リュウさん(旧姓は、楽人です。)


【学習効果を究極的に高めるメソッド・その2】


前回の続きになります。

学習効果を高める方法をお伝えしたいのですが、
目的思考の解説から行っております。

これがわかると実は最高度に学習効果が上がり
思い通りの人生を構築する基礎となります。

・・

で、目的思考の例で、会社経営に置き換える話でしたね。

ガンなどの治療法で取り除けば・・と考えていると
それは原因思考で解決には至らないというところまで
行きました。

あなたの会社、所属の部とか課に

使えない人

がいるとします。

というか実はある理由で使えない人、
仕事ができない人は存在します。

このテーマはまた別に話しますが、
触らないとイライラすると思うので
すこしだけ話します。

実はこれも目的思考で捉えると理解できるように
なります。

一見、不要と思われる人材でも目的があって
存在しているのです。

チームプレーの代表的なスポーツ

野球

で説明します。

プロなどがそれに当たりますが、
高校や大学、社会人で活躍した選手ばかりを集めても
決して常勝チームにはならない、というこのです。

確かにジャイアンツの黄金時代があったのは事実です。

V9といって9年連続優勝した伝説の時代があったのです。

長島選手や王貞治さんもチームメンバーでした。

世界レベルで通用する人材です。

ただしこれは非常にレアなケースと捉えないと
あなたは確実に失敗します。


なので、それ以来巨人はプレッシャーが
ものすごくかかります 
選手だけでなく、監督、コーチ、フロントなど
関係者全員にストレスの雨が降り続ける
ことになってしまったのです。

当然、スカウト陣もいい選手、活躍している選手を
ドラフトやトレードなどで確保しにかかります。

ある時期、古巣のチームで4番を打っていた選手ばかりに
なってしまったことがありました。

もちろんカネにものを言わせてのチーム編成です。

だれもが優勝を疑いませんでした。

ペナントレースが終わり結果は3位。

トップ選手ばかり集めた結果、予想とは逆のことが
起きてしまいました。

。。

これはあなたの組織でも起きます。

一時的には成功することがあります。

ですが続かないのです。

不思議と不調和が起きるのです。

私自身もマネージャー時代、失敗の連続でした。

それは優秀な従業員だけを揃えれば
いい店ができる、という錯覚に陥っていた時の事です。

自分にとって都合がいい
使い勝手がいい
くみしやすい、波長があうなどの理由で、
Yesマンばかりにしたことがあります。

はじめはストレスもなく、お山の大将気分で
とても気持ちがいいのです。

阿吽の呼吸とでもいいましょうか、
いちいち説明しなくてもこちらの意図が伝わっている。

そんな状況が作り出せたのです。

若気の至りで、これを書いている今も顔が赤くなるくらい恥ずかしい話です。

いやなんですが、します。

その後、起きた現象が、自分自身の
マネジメントレベルの停滞でした。

つまり、自分の言うことを聞く人間以外 使えることができなくなるという悲劇です。

そんな状況が永遠に続いて気づかされなければ
それはそれで幸せなことだと思います。

ところが会社には人事異動があります。

これですべてのバックグランドを失うことになるのです。

今までしてきたことの信用や信頼関係がゼロになるのです。

恐怖以外の何物でもありません。

これを書いている手が震えるくらいです。

服部帝国を作り上げていたせいで
完全に天狗になっていました。

いままでのやり方が全く通用しないのです。

だれもいうことを聞かない、
聞く耳さえも立ててくれない
地獄のような環境に陥ってしまったのです。

それまで、タバコはほとんど吸いませんでした。

が、セブンスターの濃いのしか吸っている感がなく
一気にヘビースモーカーと変身しました。

2箱吸っても手の震えが止まらないレベルです。

反省しました。

猛省と言っていいくらいいままでのプライドを
すべて捨ててパートの主婦に相談しました。

「もうどうしたらいいかわかりません。
教えてください。」

半分泣いていました 
たぶん、その方は、何を言っているか聞き取れなかったと
思います。 
ですが、メッセージとしては伝わりました。

「服部さん、あなたが情熱的にこの店を良くしようと
しているのはわかります。が、私たちパート、アルバイトを
信用してますか?

してないですよね。もっと頼ってくれていいですよ。

もっと私たちに仕事を振ってください。」

涙が止まりませんでした。

マネージャーだから自分が一番できないといけない
と思い込んでいました。

自分が一番できる

というプライドがチーム力を引き出す
妨げになっていたのです。

今だからわかるのですが、
当時(28歳)は全くわかりませんでした。

1人のパートさんに救われたのでした。

それからというものその店での立ち振る舞いは
強いリーダーシップを発揮してみんなを
ぐいぐい引っ張ることはやめて、

従業員が困っていること、悩みごとなどの相談に
のるようなゆるいキャラで運営を心掛けました。

奇跡が起きました。

今までどれだけ頑張っても売り上げ昨年比100%超えなかった
不振店だったのが、軽く110%とか日によっては120%とか
まで伸びるようになったのです。

いままで、こいつ使えねーと思っていたバイトが
自分の役割を勝手に認識し始め、気がつかないうちに
エキスパートになっていたのです。

例えば、サラダを作らせたらメニューより綺麗で
お客様がデジカメで写真を撮るという現象が起きたり

(当時はまだ携帯に写メはなかったのです。)

洗い場をやらせたら、だれよりも綺麗に早くお皿を流す
おじさんだとか、

新メニューをオススメしたらだれよりも
オーダーを取ってくる女子高生だとか

仕込みをやらせたらだれよりもきれいに
キャベツの千切りが切れる主婦だとか

の存在が浮かび上がってきました。

目的思考をし始めると奇跡が起きます 

そこにいる従業員、お客様、社員、はすべて
何かしらの目的があります。

原因思考で考えたらリストラという選択肢しか
残されていません。

。。

学習効果の話からだいぶそれましたが
実はそうでもないのです 
また長くなったので、続きは次回以降にします。

何かをするときに明確な目的を持つことで
やるべきことを絞り、一点突破型の成功法則を
お伝えしていきたいと思います。

もちろん健康になることも、人生にとって成功の
第一歩となります。

不健康で、病気がちでなよなよしていたら
まず成功はできません。

仮に運良く成功したとしても、
病弱だと長続きしません。

なので、この話を次回はします。




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