冬の街角に、母を探す。
- カテゴリ:人生
- 2015/12/22 19:27:04
今日は、外回り銀行業務に出かけました。
いつもの銀行通りにさしかかったところ、
なーにーこーれっ?!
紺色みずほ銀行の前に人だかりが出来ているではありませんか。
「えっ!これは歳末恒例の銀行強盗か!?」と思ったほどです。
何のための人だかり?
は?「宝くじ」?
年末ジャンボというヤツだそうです。
あ、今日で販売最終日だそうで。
えらい、人ですねー。
「宝くじ」凄い人気です。
わたし?
買いません。
興味もありません。
鈴ちゃんは、「宝くじは夢を買うもの」とか言ってますが、
なんの。
「宝くじ」買って、確実に手に入るのは外れ券です。
夢だけなら、何も宝くじ買わなくったって、手に入ります。
サンタクロースが、靴下に入るだけの札束を入れてくれたという夢とか、
道端で困っていた年寄りを助けたら、それは神様だったので、
ご褒美に持てるだけの札束をくれたとか、
夜道を歩いていて,何かにけつまづいて転んだら、札束の山だったとか。
子供のころ、家が貧乏で、満足にゴハンも食べられないのに、
母がこっそりと宝くじを買って、
台所で、何度も何度も拝んでいるのを見たことがあります。
結局、その宝くじは当たったこともないのですが(と、思うのですが)
新聞の当選発表を見終えて、
溜息をついていた母の姿が・・・なんとも。
子供心に、あれはじゅうぶん傷つく光景でした。
誰かが、がっかりしている姿・・・
それを見るのは、辛いものです。
今日、たくさんの人が銀行の前で宝くじを買っていましたが・・・
その中に、母に似た人がいないかどうか・・・
ああ、もうその人だかりを見るだけで、
胸が痛くなってしまうのです。
ああ。
親孝行できなかったなあ。
ごめんなさいね。
どんな切実な夢を見ていたのでしょうか。
冬至の長い夜に、皆さん,良い「夢」を。
そして目が覚めたら、素晴らしい現実を。
生きているだけで、人生は大当たりですってば。
「くじ」と名のつく殆どは「当たったら~何しよう~これしよう~」と妄想するもの。
やくざなモノでもありますし…必ず胴元が勝つ仕組み…
当たれば『ワイルドカード』なんですが。
私も興味ないので10億円の夢もみられませんが・・w
・・・。親孝行、私も出来てないです。
特に年末ジャンボは
買う前にはいろいろ夢見て妄想するのだけど
買ってしまうと 安心するのか もう
年末の忙しさに紛れて 買っていたことも忘れてしまうのが
いつものパターンwww
ちなみに今年は買うのも忘れた。昨日買いに行くつもりだったのに
子供の三者面談の時間がズレたり、年賀状のことを思い出したりしたら 忘れた。
私は宝くじを買ったことがないですが、
買ったらやっぱり夢を見ちゃうんでしょうね。
でも『金持ち父さん』と同じことをしようと決めてからは
すっぱり足を洗いました(笑)あれは一番割りの悪いギャンブルです。
それは数学の期待値からも明らかなのですが、「自分の努力」はいらないで
大金が入るかもしれないという幻に踊ってしまうのですよね。
踊った事があるからわかります。株のほうが絶対に率がいいことも楽しいこともあります(笑)