Ⅹmas イブの悲話
- カテゴリ:占い
- 2015/12/20 12:25:54
ニコットおみくじ(2015-12-20の運勢)
ビワの運勢は大大吉でしたが、Ⅹmasが近くなると思い出す悲話があります。
ある横浜のクリスチャンである少女が、母親を看病していた時の実話です。
その母親は末期のガンで、少女は母親の病床に付き添って、24時間介護を
続けていました。
いよいよ、最後になって、物凄い痛みを訴えだしたが、お母さんは心臓に疾患があって
モルヒネのような強力な鎮痛剤を簡単には、使えない状態でした。
しかし、七転八倒して苦しむ姿に、たまりかねて主治医に、仮に、少し母の命が縮んでも
構わないから、痛みを緩和する薬を出して下さいと少女は頼みました。
主治医はしぶしぶ、薬を出してはくれたのですが、それは5時間おきにしか服用出来ない
というものでした。
その薬を飲むと、30分位はうつらうつらにとして、眠る事ができ、痛みも和らぐのですが
その後は、目が覚めて、かえって強い痛みを訴えるのです。
そして、最後の方になると、母親は「あと何分、あと何分」 と繰り返し絶叫するように
なったというのです。
「あと何分」というのは、次に鎮痛剤を投与してもらえるまで、あと何分我慢すればいいのか
という叫びだったのです。
かたわらで見守る少女としては、母親の全身の力を振り絞るかのような絶叫が心に
突き刺さり、いても立ってもいられずに、床にひざまずいて、神様に祈ったそうです。
「自分の命を半分にして下さって結構ですから、母のこの苦しみを和らげて下さい」
しかし、少女の必死の祈りの甲斐もなく、お母さんは「あと何分、あと何分」と
か弱い声で叫びながら、息絶えたということでした。
この少女のように、自分が母の苦しみを半分肩代わりしたいと祈っても、それは
どうすることもできないという現実もあるのです。
自分1人で背負うことのできない痛みや苦しみ、といった十字架が誰にもあるよね。
人はそれを、1人だけで背負って1人だけで、去っていくものなのでしょう。
思わずため息が・・・・ これが悲という感情ではないかと思うビワです。
苦しみをとるのが優先で すぐにモルヒネを投与してくれる病院だったの。
最後ゎモルヒネで、昏睡状態になり意識がだんだん戻らなくなった。
果たして父ゎどこまで、病室のわたしたちの会話を聞いていたのかなと時々おもいだすよ。
だれもが通る道だけど怖いし悲しいね。
その時、そばにいてくれる人がひとりでもいたら、私ゎそれでいいかな~。
自分が苦しいのは我慢できますが、自分の好きな人が苦しいときは
心がとっても痛くなります。いやそういうレベルの話じゃないですねこれは!
健康第一ですね。
慈悲の悲の意味合いが、クリスマスになると語り草になりますね。
人間愛って奥深いですわ。