ワープロ修理
- カテゴリ:日記
- 2015/12/16 00:38:01
http://www.wapuro.com/htmls/1100000151234.html
年賀状をワープロで打つ場合、印刷開始位置を手作業で合わせる必要がある。
右の回転ツマミ?を操作すればハガキの印刷位置を調整できるのだけど、それが空回りしている。
SHARP 書院 WD-M800 はファンクションキーと筐体の設計が合っておらずボタンがスムーズに押せなかったりと多少のトラブルがある。
回転ツマミはプラスチックで出来ているので、接続部分が割れていた。
それならば接着剤で直りそうな物だけど、空回りは酷くなる一方。
仕方ないのでインシュロックで軸受けを補強し本体にねじ込んで修理完了。
年賀状を11枚印刷するので、最低11回は回転ツマミを逆回転させて印刷位置をハガキギリギリに持っていく。
このワープロは用紙をセットしても印刷直前に、1センチ紙送りしてから印刷する、というややこしい動きをする。
それが住所録でハガキを印刷する時の仕様らしいけど、おかげで標準的な使い方をしたのでは差出人の住所印刷ができないという致命的な欠陥がある。
シャープの技術者は自分達が開発したワープロでハガキが印刷可能かどうかテストしたのだろうか?
また郵便番号を書く機能もあるけれど、枠内に収まるわけがないので手書き必須である。
書院 WD-M800はスットコドッコイなワープロだ。
こんな欠陥品を発売早々に高い金を出して買ったのだから、私もウッカリしていた。
書院 WD-M800は静止画キャプチャー機能もあるので、ビデオ画像をキャプチャーして印刷したりフロッピーに記録したりできる。
アニメから静止画を切り出せるというのは、まだ当時めずらしかったので私はソレをPC-98に流用してはアドベンチャーゲームをせっせと作っていた。
アドベンチャーゲームでアニメ表示をするというのが当時の目標だったのだけどPC-98のCPU改造機だったので処理速度が速いこともありアニメ表示は簡単だった。
さらにHDDでゲームを動かしていたので容量無制限でアニメ絵を次々ゲームに流用した。
とはいえ当時はネットもないような時代。
スタンドアローンの狭い世界での話である。
書院 WD-M800はオプションでインターネット接続もできたらしいけど、当時はパソコン通信の時代だったからワープロでインターネットなんかやった人がいたのかすら疑わしい。
まだまだ便利で 使っています。
コンデンサなどが危ない。
ゴシック体のカードと辞書カードだったか、
一緒に捨ててしまったかなぁ・・・
電源入れても、プログラムをロードできなくて
画面が真っ白のままでした。
転写テープ黒・金・銀、感熱紙はまだ取ってあります。
シャープの8ビット機のMZ80Bは本体やソフトもありますが
モニター部分が逝ってしまっていて
起動不可です。
MZ2000の変換カードも実装しているので
当時の8ビット機用のカラーモニターがあれば
起動できるかなぁと思っています。
ちょっとだけ当時のゲームで遊んでみたい気がします。