どこまでが友人なんだろう。
- カテゴリ:友人
- 2015/12/14 16:39:22
友人が、精神を病んでしまいました。
Hawaiiに居たときからの友人で、
一緒に日本に帰ってきたのですが、
やはり日本の暮らしは、彼女には合わなかったのでしょうか。
去年辺りから言動がおかしくなり、
情緒不安定なところはあったのですが、
最後に会ったときは、意味不明なことでキレて、
啖呵を切って、怒って帰って行きました。
泣き喚くわ、怒鳴りだすわで大騒ぎでしたが、
いったい何が気に入らないのか、さっぱり分からず
しばらく放っておくしかないと思っていましたが・・・。
数か月前に「マンションを買った」といって突然電話があり、
「買ったけど、恐くなったから、どうしたらいいか」と聞いてきました。
双極性障害だと思われます。
双極性障害というのは、むかし「躁うつ病」と呼ばれた病気で、
「躁」の症状がひどい時には、
本人に自覚がないまま周囲に迷惑をかけることで、
社会的・人間関係面での破綻が生じ、
本人の失うものが大きすぎる非常にリスクが高い病気です。
(「双極性障害とは」抜粋)
「吹け飛び」株式会社の売買部門担当が、
東へ西へと奔走して、
彼女が出来るだけ損を出さないで、物件を売ることが出来るようにしましたが、
また、最後の最後になって、担当者を裏切りよその不動産会社へ、
世話をした転売先ごと持って行ってしまったようです。
「病気」でなかったら全信用を失うような失態です。
普通の取引では考えられません。
その前は、わたしに「買え」と言ってきて、
Hawaiiのときの恩義もあるので、
現金を用意して待っていましたが、
また突然、音信不通になったり、
やっぱり賃貸に出すから世話をしろだの支離滅裂でした。
「病気」がそうさせるのでしょうが、
自分の思い通りで無かったら「自殺する」と言い出すし、
ほとほと困り果てた「病人」です。
以前、同じ病気で自殺してしまった知人がいるものですから、
この病気だけは、侮ることが出来ません。
しかし、振り回されるこちらの方も堪ったものではないのです。
でも。
わたしだったら、どうしよう。
もし、わたしが「双極性障害」になってしまって、
社会的にも人間関係でも、めちゃくちゃなことをしだしたら・・・
病気になったからといって、友人たちから見捨てられたとしたら・・・。
どんなにつらい気持ちになるでしょうか。
・・・
そうも考えるのですが、
このたびの彼女の仕出かしたことと言ったら、
堪忍袋の緒も、2,3回切れてしまいました。
「病気」のせいだから、仕方がないのでしょうか。
彼女の裏切りも「病気」のせいなので許すべきなのでしょうか。
「双極性障害」という病気になってしまった彼女を、
わたしは、見捨てようとしているのか。
自分だったら、「病気」で見捨てられる人間関係など欲しくない。
わたしは、彼女にとってその程度の友人だったのか。
こっちがうつ病になりそうです。
昨日の専門家の方のお話でもそうでした。
本人は、分かっているんだけど、勝手な契約や、またその破棄を繰り返したり、
友人関係を破壊してしまう衝動を、停めることが出来ないから「病気」なんだそうです。
そして、それを忘れたかのように振る舞う点も、
本当は忘れてなんかいなくって、それを悩むので死を選ぶんだそうです。
一般的に、双極性障害で『死にたい、死にたい』と言っているうちは、まだ大丈夫で
その病気で自殺するときは、ティッシュの箱の裏に走り書きの遺書のようなものを残して、
衝動的に自殺するのだそうです。
それが「5分で死ねる」の言葉でした。
ショックでした。
わたしにできることは、病気を正しく理解することだと分かりました。
友人は、今は、半拘禁状態で休職中です。
彼女の症状はおそらく改善したとしても、難しい器質的な問題が残るでしょう。
「双極性障害」という症例を詳しく知れば知るほど、
彼女のために、距離を置かなければならないような気がします。
わたしが日本に帰るのを機に、彼女が一緒に帰ってきてしまったのは、
最初の失敗の始まりだったのかもしれません。
いや、「双極性障害」が出かけていたからこそ、そうなったような気がするのです。
みんな病気のせいです。
ありがとうございました。
お優しいお言葉、ありがとうございます。
そうですね、
「病気を治すこと」これが最優先事項ですね。
昨日のお客様の専門知識を照らし合わせて考えると、
彼女の「双極性」気質というのは、もうずいぶん前から出ていました。
それを個性として考えると、他にない独創的なものかと勘違いしていたんですね。
あれは全部、「双極性障害」の芽のなせる業でした。
そうか・・・。
彼女もわたしも、Hawaiiでは同じ宗教団体に所属していたのですが、
あの宗教団体はメンタルイルネスの方が,少し多いのでしょうかね。
それが宗教の規約や戒律の中で縛られているうちは、主だった発症はないのかもしれません。
ある症例には、それが効果があるのでしょう。
でも、その宗教に入っている方でも在籍中に自殺してしまう方も多かったように思います。
ああ、ごめんなさい。
宗教と精神疾患をあわせて安易に発言するのは控えなくっちゃ。
撤回、撤回。
リチウムやデパケンが効果があるそうです。
私は軽い癲癇波が脳波検査でみつかったのでデパケンを飲んでいますが、
ADDにつきものの衝動性が治まっています。
でもね、はなこさん、助けられる準備ができない人は、
どんなにがんばったって助けることができないんです。
ご友人が自分の病気を受け入れて、真剣に治療に取り組んでくれることを願います。
病気を治すのが先決だし、そういう方向になら手助けはできるかもしれません。
というか、それしかできないと思います。変に干渉するとかいう意味でもなく、
何が回復のために一番良いのかをじっくり時間をかけて模索していくしかないでしょうね…
商談とかは正常な判断ができないようなので、一切関らない事だと思います。
お金が絡むと友情も何もなくなってしまうというのは昔からよく聞かされていましたし…
はなこさんも、鈴ちゃんと同じく優しいのですね… (ノ_・、)
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ… ですね…
今日、「会員制海洋レジャークラブ」のお客様で精神科の看護師経験がある人がいたので聞いてみました。
やっぱり「双極性障害」はかなり大変な病気だそうです。
いろいろ聞いて、「ヘタに手を出すと5分で自殺しますよ。』と言われて、正直ビビリました。
病院に任せる、それしかないということでした。
ありがとうございます。
自分がしゃしゃり出る危険があったのではないかと思うと、背筋が寒くなりました。
素人が首を突っ込む世界ではないのですね。
以後気を付けます。
心の病は、その事実を本人が自覚でき、薬があえば、うまく自分でコントロールできることもあると思います
しかし、現実には難しいケースが多いですよね・・・
はなちゃん、大事な友達でも、身内ではないので支援には限りがあります
はなちゃんが倒れてしまったら、はなちゃんの家族が大変です!
お友だちは家族ではありません・・・適度な距離をとるのがいいんじゃないかと、私は思います
はなちゃんほどではないけど、私の幼馴染で、「お金」に振り回されてる人がいて、
愚痴とかの話は聴くけど、行動は起こさず距離を取って見守ってますよ^^;
彼女のことを覚えていてくださってありがとうございます。
旦那さんは、いまアメリカにいます。
資金援助は打ち切られたそうです。
彼女は今、実家にいますが、ご家族の方もたいへんだと思います。
何より本人の浮き沈みが激しく、
昨日言っていたことが、今日変わるというのが常だそうで、
うちの営業担当が、ほとほと困り果てていました。
わたしも、今、「キャンプ場造成計画」で手いっぱいなのですが、
土木工事の合間に「これ、彼女がすれば癒されるかなあ」と考えました。
でも、チェーンソーとか刈払い機を使うので、
何かあったら、大怪我されてしまうかも知れません。
彼女は今、車の運転もできないそうです。
物理的に、こちらに来られないのですが、
そのことに、少し安堵している自分が、情けない・・というか卑劣な奴だと思ってしまいます。
そうですか、いい薬が出ているのですか!
良かった。
泪珠さん、ありがとうございます。
わたしも泪珠さんが、大好きです。
遠くに住んでおられる気がしません。
野良の猫様たちを見ると、なぜか泪珠さんのことが思い出されるのですよ、
泪珠さんがいたら、また連れて帰るから大変だなあとか
ゴハンは、きっともらえのになあとか・・・
ありがとうございます。
泪珠さんも、わたしの大切なお友達です。
その彼女のこと、そのエピソード覚えています
彼女の周りには家族(信頼できる人、心配してくれる人)はいないのでしょうか?
症状を読んで、若年性認知症かな?とも思いました
近所にいた人と似ている症状なので・・・・・
はなこさんが介護疲れ?で病んでしまうのは避けなければなりません
友人を見捨てられない性格のはなこさんだからこそ
はなこさん一人だけが背負ってはいけないものだとも思います
彼女にはなこさんの鈴ちゃんのようなパートナーはいないのですか?
共通の友人はいないのですか?
確かに、彼女一人では病んでいく一方のような気がします
その不動産会社のように利用しようという悪い輩が寄ってくるのならなおさらです
変な宗教とかにはつけ込まれてはいないでしょうね?
彼女の性格ははなこさんのブログからでしか推察できないので
軽々には言えませんが・・・それこそ、はなこさんと一緒に秘密基地の製作のために汗を流し
自然と触れ合う生活をすれば精神も変わるかなあ?とも思ったりします
彼女は彼女の通るべき必要な経験なのかもしれませんが、助けを求めてきて
はなこさんを裏切ってるのが引っかかります
過去は許しても、今からは許してはダメだと思います
投薬をちゃんとして、カウンセリングを受ければ、
割と早くに快方に向かう病気になりました。
そういう病気は周りを不幸にします。
でもやっぱり、ご家族以外が巻き込まれてはいけないんです。
巻き込んではいけないんです。
はなこさんが巻き込まれると、ご家族が困るんです。
治った時に本人が困るんです。
友情を続けるためにも、「友人」としての援助から踏み出さないようにしてくださいね。
私ははなこさんが心配です。
私も優しいはなこさんが大好きです。
わたしも、
まぎまぎちゃんが大好きです。
ありがとう。
ありがとうね。
そんなこと考えるだけでも・・・・。
わたし、ある年、たった1年の間に5人の友人と知人と甥っ子を自殺で亡くしました。
その年の12月に、甥っ子がサラ金にお金を借りて返済できないで練炭自殺をしたとき、
たった200万の借金を誰にも言えずに悩んでいたことを知り、
無力な自分に、ショックを受けました。
5人目が、甥っ子だったんです。
自殺は、残された遺族、友人知人全部を暗黒星雲に叩き込んでしまいます。
その年は、打ちのめされていました。
優先順位をつけるのは、当然のことですね。
そこのところ、アメリカ人はとてもドライで、
バッサリ切り捨てられるのでしょうね。
特に今回は、数千万の買い物を衝動的にしてしまいましたから大変です。
わたしは、情にもろすぎるのかもしれません。
いや、きっとそうでしょう。
彼女とは、Hawaiiで知り合ったのですが、
わたしのHawaiiの貧乏学生生活を、たいへん良くバックアップしてくれました。
わたしがナニモノかもわからないのに、
彼女は、わたしを家に招き入れ、
英文の諸手続きの難しい文書をダンナ(アメリカ人)に押し付けてくれたり、
たくさんのネイティブの友人を引き合わせてくれました。
今は、彼女の旦那さんでさえ、彼女をフォローしないと言っています。
こんなに辛いことがあるでしょうか。
彼女のことを考えると、たしかに昔から危ういところはずいぶんありました。
高層ビルの谷間で綱渡りをしているような感じでした。
そういう生き方は、アメリカでは割と普通だったので、
そんなものかと思っていましたが、
日本へ帰って来て、彼女の中のバランスが狂ってしまったのではないでしょうか。
そんな気がします。
彼女は、そういう意味ではもう「正常」ではないので、
何を言ったとしても「正常な範疇」で喋っているのではありません。
言っていることは2転3転しますし、情緒が不安定で急に大声でわめき出したりします。
それが病気の所以ですが、それをまともに受け止めてしまうとこちらも少なからず痛手を被ります。
今、実家に帰っているので、ご実家の皆さんもたいへんだと思います。
もちろん病院にもかかっていますが、
双極性障害は投薬療法がかなり難しいと聞いています。
自殺した知人は「躁状態」のときは隔離されていました。
鬱のときよりも、社会的責任が取れないような契約とかをしてくるので、
仕事も一切休んで、療養していましたが・・・自殺しました。
本人が、一番苦しんでいるのは分かっているつもりなのですが、
あまりにひどいときは、突き飛ばしたくなります。
その反動で、こちらが参ってしまうほどです。
ありがとうございます。
やはり、病気のことは、お医者さんに任せるしかありません。
普段からひとと深く付き合う、思いやるはなちゃんだからこそ、〝こっちがうつ病になりそう”な心境にまでなるんですね。
だいたいのひとは、堪忍袋の緒が1度切れかけたところでフェードアウトしていくと思いますよ。
「病気」と向き合うべきは本人だし、伴走するのは主治医です。見捨てるのではなく、「治療中」はそっと見守って、元の「彼女」が戻ってくるのを待っていてあげればいいのではないでしょうか・・・。
私ははなちゃんが好き! (唐突ですが伝えたくなりました。)
線引きは必要だと思います。
友人だからと言ってすべてを受け入れる必要はありません、
もし、亡くなったとしても、それは鈴木さんの責任ではありません。
それが脅かされるようなら
見捨てるどころか 叩きのめします。
そこまでいかないなら、まあ許すかもしれません。
ただ、平均寿命まで数十年も背負っていけはしないだろうし
「誰か」を見つけて押し付けようとするかもしれません。
逆に突き放してしまったほうが、本人のためになる
場合もあるようなので、とても悩ましい所です。どっちにしても
自分の気持ちの問題ではないかと思うのです。付き合ったほうが
あとあと「見捨てなくて良かった」と思えるか、切り捨てて「付き合わなくて良かった」と
思えるか。そこじゃないでしょうか。わたしは冷たい人間なので多分切り捨てます。そこまで
人に振り回されるのもしんどいですし。スーパー自己中人間としては、断固切り捨てていきます(笑)
彼女が「病気」を受け入れて治療の道へ進むのならば、
友人として助けを求められたら、手を差し伸べる用意があることを伝える。
あくまで「正常」と言い張って迷惑をかけ続けるのならば、
ご家族へ連絡した方がいいと思います。
「病気」と戦うのは自分自身で、次に頼るべきなのは家族なのですから。
頑なに「私は正常」と言うのなら、「友人」の入り込む隙間はありません。
お辛いことは重々承知ですが、ここがはなこさんの踏ん張りどころでもあるのです。
友人に見放されて、孤独になって気づくことも多いのです。
はなこさんにははなこさんの生活があり、お仕事があります。
そこも、「友人」のために破綻をきたすべきものではないのですから。