Nicotto Town


ウイルス戦争 神は死んだ


物語に命を吹き込むコツ

物語に命を吹き込むコツ
http://gigazine.net/news/20151212-how-to-write-fiction/

説明のアニメーションでは小説家がノートパソコンで仕事をしている。
しかし小説家がノートパソコンを使うだろうか。
小説のバックアップをとる必要があるのだからデスクトップの方が何かと便利だろうに。

http://www.diamondblog.jp/official/sora_takaha/2014/04/29/windowsよさらば!/
Windowsよさらば:WINDOWSのノートパソコンで仕事をしていた小説家が不便だからとMACに乗り換え。

画像検索すると多くの小説家がノートパソコンを使っているようだ。
どうやら小説家といえどもデスクトップを使っている人は少数派らしい。
小説家、報道、医者、デザイン関係など知的な職業の人は決ってMACを使っている。
そういう職業の人は値段やトラブル時の修理は問題にならないのだろうか?

それはともかく「物語に命を吹き込むコツ」のサイトでは比喩的表現で読者の興味を引けと教えている。
そうだろうか?
文章は簡潔なほうがいい。
素直に書けば数行で済む話を延々、比喩で書く必要があるだろうか。

酒鬼薔薇聖斗の本
http://twimatome.com/?p=2292
酒鬼薔薇聖斗の著書「酒鬼薔薇聖斗の告白」はそのしつこいぐらいの比喩的表現の乱発ぶりに読者は大いに困惑したことだろう。
酒鬼薔薇聖斗としては自分の文章力、自己を表現する能力を自慢したいのだろうけども、差し挟まれた難解な熟語と比喩の乱発は読者に伝えるべき何かを覆い隠したように思う。

小説:ああ無情(レ・ミゼラブル=「悲惨な人々」「哀れな人々」)
http://gigazine.net/news/20151212-how-to-write-fiction/
小説の「ああ無情」は説明文が非常に長い部分がある。
ジャンバルジャンが銀食器を盗む教会の描写にしても、教会の寸法を事細かに書く必要があっただろうか。
椅子の数、教会の広さ、牧師の部屋などザックリ書けばいいのに実際の長さを測ったのか、寸法をズラズラ書いて大工に同じ教会でも作らせようというのか。
これなどは恐らく著者:ヴィクトル・ユーゴーが原稿枚数を稼ぐために、詳細な寸法を記載したような気がする。
そう言えば軍隊モノで簡単に行数を稼ぐには点呼を取ればいい、という話がある。
「番号はじめ!」「1」「2」「3」「4」「5」。
「何だ、今のは!?やり直し!」「1」「2」「3」「4」「5」。
台詞の度に改行すれば12行も稼げる。

そう言えば小説:宇宙皇子の呪文も酷かった。
「覚者に帰命したてまつる。真理に帰命したてまつる。教団に帰命したてまつる。金光明孔雀王に帰命したてまつる。大孔雀明王妃に帰命したてまつる。」
「咒に曰く、成就尊よ、妙成就尊よ、外縛尊よ、無遮尊よ、 
離脱尊よ、解脱尊よ、無垢尊よ、離垢尊よ、不垢尊よ、黒龍尊よ、白龍尊よ、 
吉祥尊よ、吉利尊よ、金光尊よ、金胎尊よ、宝玉尊よ、宝胎尊よ、仁賢尊よ、 
善賢尊よ、普賢尊よ、一切義成就尊よ、最高処成就尊よ、一切不詳消除尊よ、 
一切吉祥成就尊よ、一切不詳消尽尊よ、マナシ龍女よ、マーナシ龍女よ、 
大マナシ龍女よ、奇異尊よ、甚奇異尊よ、離脱尊よ、解脱尊よ、解縛尊よ、 
無遮尊よ、不退尊よ、無染尊よ、不能染尊よ、離垢尊よ、不死尊よ、 
不滅尊よ、不壊尊よ、梵尊よ、梵音尊よ、プールナ龍尊よ、ブールナ歓喜尊よ、 
死者蘇生尊よ、勝賢尊よ、月尊よ、月光尊よ、日光尊よ、離怖尊よ、黄金尊よ、 
梵尊よ、梵声尊よ、梵仰尊よ、一切処無礙尊よ、われを護りたまえ、めでたし、 
一切諸仏に帰命したてまつる。スヴァ―ティ比丘は安寧なれ、フチ、グチ、ブフチ、ムチ、めでたし」

↑多分、こんな感じの呪文を事ある毎に毎回、詠唱するからと小説の文章でコレが繰り返し書かれる。
呪文の名前を一言、書いてくれればいいのに呪文の全てを丸写しするのだからたまらない。

ライトノベルでも以前あった話を説明するためと称して、前の話を丸々記載するという行数稼ぎが乱発された。
前回の話など、かいつまんで粗筋だけを書けばいいだろうに何で全ての文章を丸写しする。
そう言った手抜きが一巻の小説の中で何度も繰り返されるので作者の手抜き振りに読者は大いに呆れたことだろう。

話が横道にそれた。
「物語に命を吹き込むコツ」のサイトでは色を表現するにしても複雑に書けと教える。
ところが私などは回りくどく書かれると何色か分からなくなる。
「チェリーを煮詰めた色のドレス」と言われると、サクランボウなど煮た事がないから想像するしかない。
「トパーズの瞳」と言われても宝石のトパーズが何色か知らないので分からない。
トパーズと言えば黄色がかったオレンジ色だろうと思う。
だからこっちとしては「トパーズは黄色がかったオレンジ色の宝石ですけども、その宝石のトパーズの様な瞳なんです」と説明してもらわないと、分からない。
ビロードの服と言われてもベルベットしか知らないからイメージがわかない。
他にも下着や服、防具の名称で分からない単語が複数あったけども、それは止むを得ないだろう。
話の筋を理解する上で服装の名称はあまり必要ないから読み飛ばす。

「チェリーを煮詰めた色のドレス」と言われるよりは「バラのように赤い」と書いてくれたほうが都合が良い。
最近では小説を読む人もメッキリ少なくなったと思うけど、未だに文章表現方法に技巧を凝らすタイプの古い小説家より、短い文章でサクッと書く小説家の方が生き残るのではないかな。

アバター
2015/12/13 20:41
ノートPC起動している間に思いついたことを忘れてしまうでしょう。
急いでいるならメモに書くべき。

小説家がフォントまで考える必要は無いです。
小説はテキストベースで編集部、印刷所に届いていたはず。
仕事を依頼する編集がMACの文章で納品してください、と言わない限りWORDでも執筆できたのでは。
アバター
2015/12/13 20:07
文書内容は、いつひらめくのか分からないので、持ち出しやすいノートパソコンになるのだと思います。とっさに何かの衝撃的できごとだとか?で、パッ!といい文書が思い浮かぶかもしれない。そんな時、すぐにでも書き込みできるノートPCが良いのだと思います。また、ある有名作家から受賞した方からの聞いた話しでは、ノートPCに盗聴器が組み込まれてしまっている場合があるそうで、僕のノートPCを見て、なんか疑っていました。
アバター
2015/12/12 19:17
多分、小説家(ライター)やデザイン関係がMacを使うのは
初期の頃、PCで作成可能なデータが
印刷に使用可能なフォントはモリサワのほぼ独占で
高解像度のフォント(印刷所用)は一書体30万円で、フォントファミリーを揃えるだけで
100万円をこえてしまうためや
外字の使用でもWindowsとMacで違っていて
文字化けしてしまう事が多くて
校正の手間を考えると、同じ環境でないと
再現できないとかあったからではと思います。

医者のMac使用率が高いのは
アメリカ留学した医者がもたらしたらしいのですが
(近所のかかりつけ医の弁)
サーバー環境の構築でMacは遅れを取ってしまい
現在は病院内のPC環境(カルテ・院内ネットワーク)とかのシステムは
Windowsで組まれているようなので
個人病院以外はMacの使用率が低いかもしれません。


井上ひさしさんの本も
文字量を増やすために話がドンドン脇道にそれる事があり
それをネタに、また書いたりしていましたね。




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