アカサキの大冒険Season３
- カテゴリ：自作小説
- 2015/12/11 05:49:44
－序章 核心－
俺は、キュウビに待っていたとは？
と聞くとキュウビが、「それは、・・・。」
と話し始めようとすると「それは、わたくしから、
言わせて貰います。」とどこからともなく声が、
聞こえてきて岩場の影から、１匹の甲斐犬が、
姿を現した。キュウビが、「なんだ。甲斐犬、
お前も来ていたのか。」と甲斐犬に言うと
「えぇ。お久しぶりです。
キュウビさん。・・・いえ、ヘレン・・・。
そう呼んだ方がいいですか？」と
キュウビに向かって言うとキュウビは、
「なら甲斐犬。君は、ラルゴ・・・
と呼んだ方が良いかな。」と言った・・・。
－第２章 俺が此所にいる意味－
一通り話し終えると２匹は、俺に向き直り
「貴方は、ある使命を負ってこの世界へと
やって来たのです。」と甲斐犬のラルゴ
さんが、俺に向かって話し掛けて来た。
「これから、貴方を『呪縛の洞窟』へと
案内致します。」とラルゴさんが、言うと「そこで
お主には、あるニンゲンの魂を救って欲しいのだ。」
とキュウビのヘレンさんが話を続けた。
俺は、グリーン達と一緒に行けないのか？と聞くと
ヘレンさんが、「いや、『呪縛の洞窟』は、不思議な
ダンジョンになっている。１匹では、辛い。」
とヘレンさんが言うと「だけどそのニンゲンの魂を
救えるのは、アカサキさん。貴方しか出来ないし
これが、貴方に与えられた役割なのです。」
とラルゴさんが、話しを締めくくった・・・。
続く
