森の仕事。
- カテゴリ:仕事
- 2015/12/09 19:52:46
森の仕事というのは、いままでやったことはありませんでしたが、
こんなに魅力的な時間が流れていく作業だとは知りませんでした。
今日は、大きなカラスザンショウの木を切り倒しました。
この木は、背の高い木になり、上空の方で大きく手を広げたように葉が茂るので、
その付近は陽が差し込まなくなって、低木が育ちません。
「ごめんなさいね、
でもあなた(カラスザンショウ)は、すぐ鳥の餌になってまた生えてくるものね」
なんとなく、ぶつぶつと一人で喋りながら木を切っていくのです。
おかしなものですが、
木の気持ちが、勝手に伝わってくるような気になってしまうのです。
エサ(ハイポネックㇲ水溶液)を、ポリタンクに入れて持って行くと、
いろんなところから木が、
「それをちょっと分けてくれませんか」と言ってくるようで、
「あ、はいはい。」と言いながら、
エサ(ハイポネックㇲ水溶液)をまきながら歩いています。
目的地に到着するころは、タンクがすっかり空で、
また事務所までもどって、水溶液を作らなければなりません。
それを何回繰り返したことか。
今日は土建部門と「橋梁」の架け方について相談しました。
安全で、尚且つ低価格で橋がかけられなくてはなりません。
橋を架ける小川は、普段、水は余り流れていませんが、
ひとたび大水、大雨が降ると池が氾濫し、その水が流れ出します。
だから、埋めてしまう訳にはいかないのですが、
ちゅうと半端な橋でも嫌だし、ここが難しいところですね。
ま、餅は餅屋、土建部門に任せようと思います。
広くなった中央部分は、これがもう残念ながら野イバラの密集地、
春先には、それはそれは見事なバラが咲き乱れ、
資生堂の「バラ園」と言う香水の匂いがむせ返るように香るのですが・・・
問題は、トゲです。
痛いなんてもんじゃありません。
野イバラの棘は,下を向いて生えているので、
ざっくり、がっぎり食い込んで、悲鳴が上がります。
バラの花はいいんだけど、殺人的なトゲの密集には閉口するばかりです。
これはもう、残念ですが、根こそぎ伐採です。
今日もこんな感じで、一日が終わりました。
「キャンプ地造成計画」に着手して、まだ立った3日目ですが、
早々と全体像が見えてきましたよ♪
とても静かで、海の波の音も聞こえてきません。
時折,雉が急ぎ足で通り過ぎて行きます。
この森に居ると、
アタマの先から足の先まで、
別世界の時間が流れていくようです。
現実社会から隔絶されるような、
自然の山懐に抱かれて、自分が森の一部になっていくような、
そんな不思議な気分になっていくようです。
あ~、そーだなー。
キャンプする人は、限定1組か2組にしよーかなー。
この静けさを独り占めしてもらうのも、
物凄い贅沢な事かも知れませんねえ。
そーだねー。
それが、いーねー。
あ、大きなヤマザクラの木が、
「そーだ、そーだ」って言った。
トゲがすごいので、イバラに野がついちゃうんです。
野イチゴは美味しいヤツ。
さっきまで「野イチゴ」とカンチガイしてました…
今日も一日森の仕事をやりましたが、
やっぱり手を入れれば入れるほど、応えてくれる気がします。
見違えるほど美しく整ってきました。
わたしもとっても嬉しいです♪
祖父のお寺の山門から伸びる道の両側が田圃だったんですよ~
畑も少々やっていました。
ああ、山や森っていいですよね~
その贅沢なキャンプならやりたいです~
いつも名所旧跡・古寺仏閣をまわられて写真で楽しませてくださっているじゃありませんか。
ありがとうございます。
はなこさんは自然児だと感じますから
まさしく水を得た魚の如く、森を得たはなこですかね?
木と対話してるかのように感じるので
はなこさんは祝福されてるんだなあ?と思います
どうぞお幸せに!
山盛りの「酢豚」、作りますよ~。
パイナップル入り。
花見しましょう、花見。
露天風呂の方にも、ヤマザクラの木があります。
温泉花見です。
でも普通のバラの接木の台に良く使われるらしいです。
山桜、咲く頃にお邪魔したいなー(*^_^*)