孤剣「酒場の中」
- カテゴリ:日記
- 2015/11/23 14:17:21
そして、近くの酒場を見っけた、「大介」は、焼酎を頼み、刺身で、一杯ゃっている
「酒場の客」「おいおい、聴いたかい、銭安と唐犬が、一触即発だぜ、さっきも、地廻りが切られたそうだ」
「酒場の客」「こわいねえ、桑原桑原、誰が斬ったのかねー」
「大介」「フフ、うわさになっているな、そろそろ御迎えが来るか」
そして、酒場の入口があく
「銭安」の身内「ココにいやがった、あの浪人者だ、仇を取らせてもらう表に出やがれ」
「大介」「ふ、また、死にたがりがきゃがった、腕をあげたほうがいいぜ」
と、飲みかけの焼酎の、とっくりをつかむと、肩にしょい、表に出た、
「大介」「まだ、酒が足りんが、斬る前に洗ってやる」と、腰の胴田貫を抜くと、焼酎をかけた
そして、腰の鞘に収める
「銭安」の身内「何をぬかしてる、くらいな」と、抜いた長脇差を、振りかぶる
「大介」フ、下手糞だな、大根も斬れんな」と言うと腰の胴田貫を居合い切りで抜き、「銭安」の身内の効き手を、切り落とす、
「大介」「このまま、親分のところまでいきな、俺はいつでも、相手をしてやるぜ」と、不敵に笑う
近くに風が吹き、束ねた髪が、少し、流れる
続く