僕がスパゲッティーを食べたわけは
- カテゴリ:恋愛
- 2015/11/19 00:59:04
僕がスパゲッティーを食べたわけは
銀杏の葉が黄色い絨毯となって
キャンパスに敷き詰められている
秋も深まり
ちょっぴりと肌寒い
今日は一人で昼飯か~
いつもの仲間は午後からの授業だ
仕方が無い
たまには一人も良いかな・・・
第一学食はいつもながら混んでいた
席に座りAランチを食べ始める
食べ終るころ前に座っていた
二人が席を立った
すかさず別の二人が席に着いた
一瞬息が止まった
ホワイトだ
彼女は仏文科二年生
色が白いのでホワイト
端整な顔立ちと神聖な笑顔
キリスト系のボランティアの
クラブに入っている
憧れの女神が目の前に
降臨したではないか
急に喉を通らなくなったAランチを
無理やりに押し込んだ
混んでいる学食
食べ終るのを待っている人もいる
と言ってここを立ち去るわけにはいかない
そうだおかわりをしよう!
バッグを置いたまま昼食を買いに行く
二杯目はカレーか
でもスパゲッティーを一本ずつ食べれば
かなりの時間をかせげる・・・
決定だ
胸をときめかせ席に着く
楽しそうに食事をしている
こちらも幸せな気分になってくる
自分一人で良かった
仲間といたら大変だ
「経済学部三年の○○さん
今日は何か良い事ありましたか~」
なんて大きな声で騒ぎ立てる
以前もそれでダメになった
今日はそんなことは無い
良い日そのものだ
次の授業でお仲間に
この事件をじっくりとお知らせしよう
数日後
僕はラブレターを書いた
「僕がスパゲティーを食べたわけは」
と封筒に書き手紙を入れた
でも結局渡せなかった
勇気が無かったから・・・
暫くすると構内に大きなクリスマスツリーが点灯した
その横を通り過ぎるホワイトを見かけた
一瞬
微笑みがスライドした
それはそれで良かったのかも知れません
青春のひとつの思い出です^^
渡せなかったから新鮮に覚えているのかも
渡したらどうなっていたか?
あまり考えたことはありませんでした
書いている時に懐かしくも有り
楽しくもなりました
良い思い出って
あればあるほどいいものですね
これからも何かを作っていかなければ
そうも思いました
黙って眺めていたからこそ
渡せなかったからこそ
だからこその、その感覚を今こうして思い出して
またそれを感じることができる
実際に経験したからこそ得られた感覚
何物にも代えがたい
自分だけのオリジナルな感覚の財産ですねd(゚∇^*)
青春時代は無駄な事をたくさんやっていました
それが今少しづつ芽を出してきたのかな
父親、母親共に甘いもの
そして煎餅が好きでしたので環境&遺伝ですか?
文?や星も好きでしたけど
運動もやっていたのでお腹はいつも空いていましたね^^
その気持ちわかります 渡せなかったラブレターもね
好きな人を思うだけで幸せだった・・
私も勇気がなかったので自分の気持ちは決して表には出さなかったです
スパゲティーとはとっさに知恵を絞りましたね~
セカンドさんの青春は ひょっとしたら食べ物に始まって食べ物に終わってるのかもね~
ちょっとそんな気がしました。
今 おせんべいとか大好きなのも 何か関係してるのかな・・って 考えすぎ? あはは
青春時代のセカンドさん もっといっぱいブログにアップしてください
素敵な思いの原点がそこにあるような気もしますからね~
あ・・でも どれだけ年を重ねても きっと心はいつまでも青春ですよね~( ^^) _旦~~
そうなんです時間稼ぎです
何を考えたのやら?
広い学食の空間が
自分達の周りだけに縮んだ感じがしました
単純なんですね?
スパゲッティを1本ずつすすって時間稼ぎとは。
でも、好きな人をずっと見ていたい気持ちはよくわかります。
男性の方がロマンチストなのかな?
確かに特定の人と出会うのは少ないですけど
少ない事が逆に印象を高めます?
僕の友達はどちらかと言うと
壊そうと?する人が多かったですね
良い思い出です^^
私は女子短だったんで 校内で異性に会うことが無かったわけですが…(-ω-;)