緊急事態
- カテゴリ:ペット/動物
- 2015/11/12 00:37:45
昨日の夜ご飯が終わった頃、
今日のニャンコ当番の友人から
一通のメールが届きました
『ニャンコが一匹脱走してしまいました〜>_<』
…なんですと!?(゚o゚;;
飼い主さんの帰国は明日。
出来ることなら、やっぱりちゃんと全員を引き渡したい。
慌ててニャンコ達の事を書いたメモをチェック。
メモによると脱走した子は、一応外出okのタヌキちゃん。
(ネコなんですけどねー、タヌキちゃんって名前なんですf^_^;))
3回くらい探したけど帰って来ないとの連絡に、
外出が大丈夫な子である事と、
この事を一応飼い主さんに私から連絡する事を知らせ、
本人とは連絡終了。
その後
事の顛末を明日の午前中の当番の子と夜の当番の子に知らせ、
それぞれの当番の時にタヌキちゃんの保護が出来たかどうか、
みんなに連絡貰える様にお願いしておきました。
飼い主さんにその事を伝えるのもちょっと迷ったのですが
(帰国前の慌ただしい時に心配させるのも心苦しいし、
でもすごく大事な事だし…)散々迷って
結局キチンと現状を連絡。
すると
『彼女はタフなので大丈夫です。心配しないで下さいね』
とのメール。
なんとなく安心し、私も
それからお風呂に入ったのですが…
気になる〜>_<
せっかくのお風呂なのに
とにかく何だか落ち着かないのです。
飼い主さんは大丈夫って言ってた。
でも本当に?
逃してしまった私達を気遣って
そう言ってくれてるんじゃない??
頭の中がグルグル。
時計の針はもうすぐ12時。
結構って言うか、かなり遅い…。
でも、ニャンコの家まで我が家から歩いて約15分。
行けない訳じゃないんですよね。
そして今の我が家、
母もかなり体調を戻し、朝のおばあちゃんの事とかもしてくれていて、
もし私が今夜中にタヌキちゃんを保護出来ず、泊まりになってしまったとしても
問題ない。
結論
『やっぱり行く!!』
どんないきさつであろうとも、
引き受けたからにはベストを尽くしたいし、
自分が飼い主さんの立場ならきっと心配していると思う。
そうと決まれば早いもので、
眠っている母に伝言を残しネコ達の元へ。
誰かに聞いた話しによると
ネコの行動範囲は50mくらいなんだとか。
だったらそんなに広い範囲じゃないし、
家のまわりで呼んでやれば出てくるかもしれない。
ただ問題は、夜の夜中にあまり大きな声を出すのもどうかという事。
深夜の住宅街は、静まり帰っていて
ちょっとした声も響く気がして気がひける。
寝てる人の迷惑になりはしないかと心配しつつも
それでも『タヌキ〜!タヌキ〜!出ておいで〜!!』
と言いながら家の方に近づく。
すると家の近くから『ニャー』と声がする。
タヌキだ!!
慌ててタヌキの名前を連呼すると、
暗闇の中から小さな影が近づいて来る。
私は慌ててドアを開けて名前を呼ぶ。
擦り寄るように近づいてきて、タヌキは家に入った。
良かった〜(>_<)
玄関で足元に擦り寄るタヌキを撫でながら、ちょっぴり涙。
本当に見つけられなかったらどうしようかと…
とにかく、飼い主さんに保護した事を連絡。
とても喜んでくれた。
ついでに他の子達の様子も見に入る。
来るはずがなかった私がやった来たので
みんなそれぞれにアピールしてくる。
寝室に2匹、リビングに5匹。
みんなを一匹ずつ撫でてやる。
これでもう本当におしまい。
関わった時間は少なかったけれど、
やっぱりそれぞれに愛着がわき、
別れが寂しい。
結局その日は一泊する事にする。
みんなをそれぞれ撫でた後
一階入り口すぐの和室にある布団をひくと
二階のリビングから4匹のネコ達が下りて来る。
ひきかけの布団に座る子、
部屋の隅っこでコッチを見てる子、
私のカバンに頭を突っ込む子、
ひき終わった布団に入ろうとする子。
みんな寂しくてもっと構って欲しいんだと思う。
でも次の日には仕事があるので、
それ以上は構わず
『はい、今日はもう寝るよ〜!おやすみー』
と無理やり布団に潜り込む。
すると、顔の真横にデデンと座り込まれた。
本当に顔の
反対を向くと、今度は他の子が布団に入ろうとする。
個人的には抱いて寝てあげたいのだけれど、
飼い主さんがどうしているのかも分からないし、
借りている客布団に毛付いて申し訳ない。
心をオニにして無視していると、
諦めた子達が次々と出ていく。
最後まで残ったのは脱走したタヌキ。
この子は布団の中に入ろうとはせず、
布団のうえから私の足に体をチョコンと預け寝ている。
思えばこの子が脱走しなければ、
私はもうこの子達の所に来なかった訳で、
何だかうまくのせられた様な気がする。
でも、それもいいかなと思う。
何よりも、もう一度会いたかったのは私だと思うので…。
朝、もう一度一匹ずつ挨拶をして仕事にいく。
これで私の役目は本当に終了。
寂しさもあるけれど、
いい経験をさせてもらったとも思う。
どうかニャンコ達がこれからも幸せに暮らせますように
深夜にタヌキちゃん探しご苦労様でした。
お母様の体調戻っているようでなによりです。
家のにゃんこちゃんも外出OK猫で、酷い時には1週間ぐらい戻って来なかったりしました^^;
どこで餌貰っていたのやら??
我が家の猫も脱走したときがあって、心配したことを思い出しました(--;
何事もなかったように、のんびりと帰ってきたんですけどね(苦笑)
いなくなった時の心中お察しいたします<(_ _)>