漂う香り
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/10/16 12:35:44
頭が痛い
それは昨夜飲んだお酒のせいじゃなくて
あなたが言った別れの言葉
最後の二人の晩餐
何で食べられたのか
強がりを言った私
笑顔で別れられるなんて嘘だった
そんな事をあなたは
知っていただろうか
もう想うこともできないけど
黙っていたままのテーブルが
何か浮いて見えていた
周りには笑顔の輝きが灯されていたのに
ここだけが暗くて
手探りで口に運んでいた
大好きだったディナーもあなたも
もうこれが最後
なんて言えばよかったのか
でも溝ができた二人
埋めることができなかった
離したくなかった
あなたの手を
つかんでいたかった
あなたの心を
でももうそれもはかない望み
見せあってっ確認した
お互いのアドレスも番号も消すことを
そこまですることなかったのに
なんでそんなことしたの
最後まで私を信じてくれなかったのね
精一杯のおしゃれも
これが最後
あなたは気づいただろうか
漂う香水の香りに
乗せたかったの、私の心を
流れて行く香水の香り
そしていつか消えて行く
そんな二人の愛だったの
信じたくなかったけど
はかない夢が消えて行く
新しい冷蔵庫は、楽しみですね!
俺んちの冷蔵庫の中には、何もはいてのが現状ですね
夏場は、活躍していましたが…