Nicotto Town


リュウさん(旧姓は、楽人です。)


アルハンブラ2

前回の「気を付けよう!レッスンしていて気づくこと」で
アルハンブラの想い出は最後の音を弾いてから移動する、
というお話を書きました。

今日はその第二弾です。

結論から先に言いますと
「低音で音楽を作れ!」ということです。

どういう事かと言いますと・・・・

トレモロの作品はどうしてもトレモロを美しく弾くことだけに
注意が行ってしまいがちです。

「それは当然でしょ!!」と言いたくなるのはわかります。

しかし!です・・・

トレモロを美しく演奏することは当然ですが、
アルハンブラの想い出は低音で音楽を作っているのです。
低音が安定した音楽を奏でることで、
メロディーが美しく聴こえると言っても過言ではありません。

では、低音を大きく弾けばよいか?というと
ただ、大きく弾くだけでは音楽になりませんので、
注意が必要ですね。

どうするか・・・・
「低音の1拍目の裏の音をしっかり弾く。」ということです。
すると、不思議なことに全体的に音楽が締まります。

これは実際に弾いてみるとわかります。
ダマされたと思って実際に弾いてみて下さい。
グッと感じが違ってくるのが実感できるハズです。

すると、今までただトレモロを弾いていた感じの
アルハンブラの想い出が、急に音楽的になります。

本当に不思議ですが、本当なんです。
是非、トライしてみて下さい。

今日は楽曲演奏のちょとしたコツのお話でした。




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