階段
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/10/08 11:42:32
「ごめん。好きな人ができたんだ」
「え、じゃあ私はなんだったの]
(君はかわいい妹のようで」
「そんなことってずるい」
「こんなはずじゃなかったんだ
君の心も知っていた」
いくら追い詰めようとしても
彼には届かなかった
知っていたのならなぜ
ここまで一緒に来たんだろう
私は知らなかった
「もう会えない」
「そうね。誰が悪いの」
「みんな僕が悪いんだ」
そうだろうか
気付かなかった私も悪い
「ここでさよならしよう」
「あなたは勝手な人ね」
「何と言われてもしょうがないんだ
君を傷つけたんだから」
「さよならは言わないわ」
こんな結末なんて
一体誰が作ったのだろう
妹って何
恋人って何
何も聞こえない私
そのままいたら
泣きだしてしまいそうで
雑踏の中に出ても
心は風の中で
どこに行ったらいいの
もう知らない
もう何も分からない
少しずつ木の葉が落ちて
カサカサと足で踏まれて
私の心も粉々になっていく
一つ強くなったと
人は言うかもしれない
こんな階段は欲しくなかった
転げ落ちて行くだけ
さよならの階段から
独りよがりを知っているまま付き合うなんで、ちょっとひどいと思う。
でも、またいい恋をしてもしいなって思います。
「不倫生活」と言うのかな?
好きな人の事が忘れられずに…
男性に、生活支援する余裕が有る人なら良いのかな?
ここで何らかの意思を伝えるべきだったような気がします。
なかなか、友だちと恋人とは遠い感じがします。
独占欲がないなら、打ち明けて付き合うべきじゃないでしょうか。
僕の場合、可愛い妹と恋人はあくまでも別だから、どっちとも別れることなく一緒に付き合いたいと思いましたが、これってやっぱり不実な二股になるんでしょうかw