バカ山県、羅生門をつくるんだってー。
- カテゴリ:仕事
- 2015/10/07 08:06:17
昨日は、実は「迷子の犬」どころの騒ぎではありませんでした。
県の道路管理課が来て、
平成17年から問題を起こしている「車両通行規制」についての、
暫定的な(いつも暫定…決定的を探して来いよ)問題解決方法の話し合いでした。
行政というのは、どこまでバカの集まりなんでしょう。
予想もしなかった方法を考え出してきました。
うちの事務所の前の県道というのは、
平成17年に「不法投棄と暴走行為の締め出しのために閉鎖」されました。
わたしたちは寝耳に水で、目の前の道路が使えなくなるというのに、
閉鎖門の設置工事当日まで、何も聞かされていませんでした。
その県道の閉鎖を了承したのは、住人であるわたしたちではなく、
隣村の自治会2つでした(しかも実質的な住民ではありません)
この2つの村は、商才のあった先代を妬み、その息の根を止めるために、
先代の住居であったこの県道を閉鎖したのです。
確かに、それは致命的な方法だったでしょう。
先代は、その心労かその年に亡くなっています。
跡を継いだ鈴ちゃんは、これこの通り。
おっとり、ゆっくりしたタイプで、
道路は閉鎖されたけれど、なんとか一人で駐車場経営をしていました。
(ここはねえ、聞くも涙,語るも涙の苦労の連続)
そこへ、突然わたしが舞い降りてきたわけです。
わたしは、この現状に呆れかえり、正すところは正し、戦うところは戦い続けました。
無法地帯と化したこの道路は、密漁犯のメッカ、麻薬受け渡しの穴場、
道交法なんかなんのその、IS以上のテロ自治区となっていたからです。
3年かかって県の道路管理課と警察に渡りを付けて、
県道の閉鎖を徹底させ、生命・財産の安全を図るように直訴して来ましたが、
やっとバリカー錠、パイロンが設置されたと思ったら、
こんどは、最初に「閉鎖しろ!」と言っていた2つの自治会が、
「バイクを通行させろ」と無理難題を言いだしました。
この3・5キロの旧道のそばには、1キロで同じ地点に出るトンネルが出来ているのです。
それなのに、なぜ、3・5キロの山道を通らなければならないか。
この3・5キロの道にはアワビ・サザエ・伊勢海老・わかめの宝庫、
松茸の宝の山があるからです。
でもそれは、ぜんぶ土地権利者のある人の所有地なのですがね。
要するに強盗・泥棒の往来に便利なようにバイクを通行可にしろというのです。
この窃盗団の言うなりになるという県の道路管理課が分かりません。
いや、ほんと。
あんたたちは、こいつらの親戚か何かなの?
それなら分かるわ。
わたしは大阪商人(船場のあきんど)の血をひく娘、
お上に頼らず、自力で道頓堀に杭を打つタイプです。
今月に入って、この県道沿いの地権者を徹底的に洗い出し、
現状を訴え、行政の怠慢によって、ここいら一帯の地価が下落していること、
無法地帯になって、個人資産が目減りしていることを伝え、
不要な土地であれば「吹け飛び」が買い取ることを交渉して来ました。
まず、そのために、現場に来ていただきたいと地主さまたちに呼びかけたところ、
打てば響くように、皆さまからのご返事をいただきました。
1所有者様3分筆地、売買契約成立。
1所有者様、昨日連絡が着き、契約交渉についてくださるとのこと、
1所有者様、5000坪をまずわたしに無料で委託してくださるとのこと。
(お一人だけ、わけのわからない親戚の人が代理人になり、NPO法人に入れろと、おっしゃってきたので、お断りいたしました。❓意味わからん)
そして、明日、わたしが「頂上決戦」と気合を入れている平坦地1200坪の、
土地所有者様、ご一同とお会いする約束が取れているのです・・・が!
なんと!
阿呆の道路管理課、
とんでもない「治安維持の解決方法」を提示して来ました。
うちと続く、この1200坪の平坦地の間の道路に、
鉄製の閉鎖門を設置し、どこよりも厳重にバイクの進入を禁止するというのです。
はあ?(←わたし、本当にそう言いました)
つまり2つの大きな閉鎖門がすでにある道路の中に、
もう一つ巨大な壁を作って、バイクがわたしとこには来ないようにするというものです。
1200坪の平坦地、ここが窃盗団の巣窟ですが、
ここと、うちを完全に遮蔽するというのですね。
はあ?です。
うちはいいですよ、
そんな巨大な門が出来て通行できなくなるなら、
違法侵入のバイクが、高速で逃げて行ったり、
途中で轢き逃げしたりはできなくなりますから。
だけど、今、不法侵入者が根城にしている1200坪の土地所有者は、
血祭りにあげられることになるのですけどね。
それでいいんですか?と聞くと、
今の1200坪平坦地の所有者様が、何も知らないうちに造るからいいと言います。
(わたし、明日、現地でお会いしますけど)
この1200坪、「吹け飛び」で買い取って、
会員制海洋レジャークラブのオートキャンプ場にしようと思っていました。
それなのに、その道にもう一つ大きな閉鎖門を付ける?だと!
オートキャンプ場に、オート(車)で行けない。
そして、窃盗団どもは、その門の向こうで、
警察も警戒できなくて、好き放題に盗みまくり、
ゴミの不法投棄に明け暮れることが出来るという「名案」!だそうです。
これを「八方良しの棲み分け」というのだそうです。
和歌山県って、バカ山県ですねー。
これ、県の道路管理課の、知恵を絞った「名案」なんですってよー!
県がそうすると言っている遮蔽門が峠道を2ブンします。
1つは、わたしたちNPO法人学術団体が研究をし、
海洋レジャークラブが、社会人レクレーションを催す場所ですが、
反対側は、いまどきの「羅生門」となるでしょう。
どうとでもしてください。
こうなったら、わたしはこの遮蔽門が破られないよう、
ぜったいにバイクや原付が、強行突破できない大門にするように働きかけるだけです。
行政というのは、「地権者の知らないうちに不利益を被らせる営利団体」ですね、
税金を集めて談合して、
じぶんたちの身分を保証してもらってるだけじゃないんですね。
申し訳ないけど、
1200坪の平坦地の土地権利者様、
車で行けない土地を,買うことはできません。
貴殿が、羅生門の所有者になりたいかどうかは、
あなた様がお決めになることです。
もちろん、わたしはこのことをお知らせしませんがね。
これが県の「安全策」だというのなら、
わたしは、安全策を選ぶしか、命の危険を回避できません。
もうね、今日という今日は、
わたしは行政なんて信じていちゃあ、バカを見るということを確信しましたよ。
改めて電話で、「土地所有者には、内緒にして」だって。
ほんとうに地獄門になります。
そして、自分の非力さも痛感しました。
「土地権利者、みんなを助ける」なんてことは、絶対できないんです。
誰かが、犠牲になるんです。
明日、こちらの地権者にお会いして、
それから決断しますが、
墓穴掘ってまで、助ける気になるかどうか、自信がありません。
窃盗団(問題自治会)からワイロをもらっていませんか?
接待受けていませんか?
想像してしまいました
>今の1200坪平坦地の所有者様が、何も知らないうちに造るからいいと言います。
まさしく、鈴ちゃんの先代が受けた陰謀に瓜二つですね
これが、行政ですか!?
それにしても、「羅生門」のネーミング
言い得て妙ですね!センスを感じます
行政と2自治会にとって地獄門となりますかどうか?
5000坪を全権委任してくださった地主さまは、
「大門二分策」に賛成とのこと。
この5000坪は、うちの事務所の近くです。
ただし、山林で傾斜地、ツリーハウスしか建設できません。
ヒメホタルの乱舞する森で、素敵なところですけどね。
ツリーハウスかあ。
ところが、目と鼻の先で、大門を造るそうです。
この地権者様は、和歌山でも有数の権力者で、大地主様だと聞いています。
明日、お会いして、人となりを拝見して、
この県の横暴をお知らせするか、しないか考えようと思っています。
1200坪、買ったとしても、今の強盗団と戦わなければなりません。
代替地を検討したほうが、安全と言えば安全です。
ただ、わたしは個人的に、この強盗団を許す気にはなれないのですがね。
(鈴ちゃんは、「ほっとけば∼」って、この辺りが性格の違いです。
確保できればいいのですが・・・。
お役所ってほんとにもぉねぇ(ため息
それにしても、道路管理課(の課長なんだろうな)って。。。
知らせて戦力にはならないのでしょうか。<1200地権者