アルマゲドン2009
- カテゴリ:映画
- 2015/09/19 21:40:11
邦 題:アルマゲドン2009
原 題:Polar Storm
ジャンル:パニック
映像時間:98分
上映媒体:テレビ映画 日本ではWOWWOWが放送
制 作 国:カナダ
制 作 年:2009年
言 語:英語
字 幕:日本語
吹 替:日本語
発 売 元:プライムウェーブ 発売中
http://www.albatros-film.com/archives/2418
ヤツフサ度
脚 本: ★ ★ ☆
俳 優: ★ ☆ ☆
演 出: ★ ★ ☆
音 楽: ★ ☆ ☆
覇 気: ★ ☆ ☆
結 末: ★ ★ ☆
お 馬 鹿: ★ ☆ ☆
お 色 気: ☆ ☆ ☆
破壊規模: ★ ☆ ☆
ご機嫌いかがですか? ヤツフサです。 (´ω`)
さ~今夜はですね、アルマゲドンのB級をたっぷりとお楽しみ頂きたいと思います。
アルマゲドン2009と言う作品ですね。 この作品は本家のアルマゲドンとはまったく
関係ない日本未公開映像を、発売元が勝手にシリーズ化したDVDなんです。
ほとんどの物は隕石、もしくは彗星が衝突しそうになるのを、アメリカが核兵器で爆破
しちゃう話なんですが、前作の2008のイギリス作品は、核兵器で破壊するよりも
アメリカに落下させた方が自然的に良い。 核を使えば象さんとか死ぬから、動物愛護
的に、人間が我慢しようと言うメチャなはなしでした。
そう言う意味では2009は少しひねくれています。
ストレートに隕石落下ではもう人気が出ないからです。
さぁ、はたして今度の彗星はいったいどんな彗星がぶつかるのでしょうか?
最後までゆっくりとお楽しみ下さい。
イメージ:水野春郎
https://www.youtube.com/watch?v=zMJPRlntg8U
コペルニクス彗星の接近により地球の磁場に異常が発生。 学生や天文学者は磁場を持つ
珍しい彗星の観測に、またとない機会と喜んでいる。 しかしこの事態を一人だけ彗星が
地球に衝突する可能性があると警告している科学者が居た。
主人公のジェームズ・メイフィールド博士である。
主人公以外の天文学者は彗星の衝突はありえないとしているのに対し、たった一人だけ
ボク知ってるもんと言って居るわけだが、アメリカ災害対策局は万が一を考えて、博士
を北アラスカの北極圏に派遣していた。
そんな中、主人公の嫁さんと息子は学校の課外授業で彗星の観測をして・・・
するはずだったが、何とクラスの女の子をめぐって、見た見ないの口論から喧嘩になって
観測するための望遠鏡をぶっ壊して観測中止。
以後主人公の足を引っ張る役者がここで全てそろう。
彗星からの電磁波が強くなり、携帯まで切れてしまうほど酷い事になって、どうも怪しい
んじゃないかとようやく気がついたのが、彗星が分裂して直径300メートルの破片が
地球に45度の角度で突っ込んでくることが判明。
アラスカに直撃する。
何とか生き残った博士ですが、彗星の破片が落ちてから1週間たっても地震が収まらない。
場所によっては奇妙なオーロラが発生する始末。
国が何かを隠しているようで、博士たちの観測結果も機密扱いに指定。
次第にオーロラから強烈な電磁波が出て携帯が使えなくなったり、地震による地割れ等
の被害が増えてきた頃、やっぱり主人公の息子は女の子の取り合いでライバルと喧嘩して
いた。 そんで地割れに飲まれるライバル。 彼女を助けるためとか言って、ただカッコ
イイトコ見せたいだけの馬鹿息子の無茶な行動を助けようとするお母さん。
それを助けようとする主人公ジェームズ。
いろいろ有って、政府の予測がまったく駄目なことを理解した大統領が、ジェームズに
データを開示して再計算させた結果、強力な磁場を持った彗星の衝突により、地球の磁場
が崩壊していることが判明。
このままでは磁場が支えているオゾン層が消滅し、地球に太陽からの放射線が直接届き
人類はまる焦げになることに!
元に戻すには核兵器を隕石が落ちた場所の地球の裏側に、同クラスの破壊力と磁場を
発生する核爆弾を投下するしかないのだが、オーロラから出る電磁波が強すぎて、飛行機
も潜水艦も全てのコンピュータがシャットダウン。
そこにたまたまやってきた、コンピュータの無い旧式のロシア潜水艦!
はたして旧式のディーゼル潜水艦で地球をすくう事が出来るのか!?
・・・
・・
・
軍用だけど、核戦争で出る電磁波のシールドをつけてないアメリカの兵器。
彗星なのに巨大な磁場を発生するコペルニクス彗星。
エンジンを切れば何故か電磁波での故障が防げる自動車!
マリアナ海溝に核兵器を使うと治る地球の磁場!
アルマゲドンとデイアフタートゥモローをくっつけたような展開の先が見えるシナリオ!
ダラダラしてドキドキハラハラまったくしない素晴らしい展開に、はたしてあなたは
寝ないで全てを見ることが出来るか? Σ(・ω・ノ)ノ
さぁいかがでした? あの映画の最後のご都合主義。
ロシアの潜水艦が水深8千メートルまで潜れるとは知りませんでした。
ちなみに最新型の日本の潜水艦の限界潜水深度は500メートルと言われています。
それ以上深いと魚雷口を開けることもできない水圧になってしまうと予想されているのに
8千メートルよりも深いところで魚雷を発射する、旧式ディーゼル潜水艦!
アメリカ中が博士が死んだと思っているところに帰ってくる主人公ジェームズ。
この作品はアルマゲドンと言う彗星落下を出汁にして、実は現代の私達に地球温暖化の
激しい激しい警鐘では無かったのでしょうか?
あなたはどのように感じましたか?
それではまたお会いしましょう。
間違って読んでしまった方は面白くなくても“いいね♪”を押して下さると、ヤツフサの
心の凹みが少なくてすみますので、宜しくお願いいたします。