良いも悪いも ないんだ (選択)
- カテゴリ：自作小説
- 2009/09/12 06:30:46
演出、美術、毎日が 興味あること ばかり
ヒカル は 男子校の高校を卒業後 専門学校へ入学した
専門学校へ入学したのは 幼い頃 電波塔を見て
大人になったら テレビ局で働きたいと夢みていたし
小学生の時に、２４時間テレビを観に行ってスタッフの人と
話す機会があって 興味をもっていたからである。
代々木にある、東京工学院芸術専門学校 へ
ヒカル は 埼玉に住んでいて 通学に１時間はかかり
高校時代には ろくに学校にも 通わず 悪い仲間と
学校をサボリ 遊んでばかりの生活からは
まともに 通えるのか？ 自分でも不安でいた、、、
しかし 地元から 離れ 知合いも いない 専門学校を
選択したのには 地元の友達との関係が自分には
プラスでは ない このままでは いけないと感じて
いたからでも ある
入学し クラスが決まり 徐々に クラスメイトと話すようになり
大半が 地方から 上京し 独り暮らしでの 仕送りやアルバイト
での 生活状況の中 学校へ 来ていることが わかった
自分は、親元から 通い アルバイトも していない
恵まれた環境でいること
よく言う ハングリー精神 が 自分に 欠けていることは
クラスメイトと仲良くなれば なる程に 気づかされた、、、
独り暮らしにも 憧れ 半年も しないうちに 都心へ
文京区の千石 へ アパート暮らし を 決めた
近くには 巣鴨 とげぬき地蔵 小石川公園 後楽園 など
あって 安いアパートで 山手線内に住めるとあって
更に 自分への成長や 夢に 向かって 希望を もち
学校へ 通った
実際に 現場で活躍している 先輩が教壇で講師として授業を
してくれるのもあって理解でき 教科書にはない 専門用語
業界語など 夢を 膨らませていた
公開番組などが あると 勉強の為に 行っていた
学校側からのアルバイトも あって コンサートや収録の手伝い
行けるものには 全て 行ってみたりし 代々木には
エキストラの登録 バイトも あり エキストラにも 行ってみた
地元へ 用事があり帰宅した時 偶然に 中学の同級生に会い
テレビに 出ている姿を偶然に観ていて タレントになったと
勘違いされて いる事を 知ったのだった
噂とは 怖いもので 勝手に 地元では 有名人になっていた
考えてみれば 高校も 地元から 誰も行かない学校を選び
専門学校へ 通うことも 引っ越し 独り暮らしを始めたことも
誰にも 話さず 親にも 誰にも 言わないでと 頼み
自分への夢へ 選択したこと だった
同級生へ エキストラだと 説明しても理解してもらえず
面倒になり 話題をそらした
学校からの紹介で ビクターのアルバイトへ行った時に
元々年上の人間から好かれるタイプのヒカルは
一時的な バイトでは なく 契約し 通わないか？と誘われ
ラッキーな出来事だった ビクターより学校へ連絡が入り
学校へ 通学ことしなくてよし 特待生となり 学費免除
卒業が 出来る ただし 条件として バイト料は なし それと
特別 生徒講師 として 教壇に 立ち授業を行うこと。
迷わず 決めたのだった、、、
しかし 目指す 職業 職種とは・・・・
ビクター での認められた ヒカルは
つづく、、、、
