冒険とは・・・
- カテゴリ:日記
- 2015/09/05 21:55:39
冒険の険と言う字はけわしいと言う字を書く。
成功の保証の無い険しい道を行くことである。
以前、私の人生の先輩から、
「ファミコンの様にリセットが出来る物は冒険ではない」
と言われたことがある。
仕事で詰まって会社辞めるかどうか悩んでいた頃だった。
普通の常態で聞いたら、「だから何?」と突っぱねていたかも知れないが、
その先輩はその話しをする1年前に、自宅が全焼する火災に合い、本当に
全てが無くなっていた人だったので、やたらと重みを感じた記憶がある。
突然こんな事書いて申し訳ない。
今日の日記はエッセイ風です。
人間、先に進んでいるつもりでも、何も失うものが無く進んでいたら、
幾ら苦労してもそれは冒険じゃない。
それは探検だと言える。
探検の検と冒険の険の違いはそう言う事も含んでいる。
冒険とは、あえて危険を冒すから冒険なのである。
辛くても失うものが無ければ、人はそこに留まろうとする。
例えば難民。
祖国を捨てて家財道具どころか、現金すらまともに持ち出せないのに何故
危険を冒してまで他国に渡るのかと言うのを考えてみればわかりやすい。
戦争してなかったら、テロに襲われ続けていなかったら、生まれた土地で
生涯住み続けていただろう事を考えるとわかりやすいかもしれない。
コロンブスがアメリカ大陸を発見したのは冒険のためではなく、探検の中で
アメリカ大陸を偶然発見したりしたものだ。
勿論コロンブスが食い詰めてなかったという訳ではない。
今あるものを更に良くしようとした探検から生まれたと言う事がいいたいのだ。
冒険がしたいからする人も居る。
しかししたくなくてもそうせざるを得ない人も居る。
今回この様な事をいきなり書いたのは、ある方への追悼のメッセージとしてです。
私の入るサークルの人気CJさんが、24歳と言う若さで他界されてしまいました。
彼女の書き込みはここにも幾つか残っています。
随分と幼い頃からの持病だそうで、その為か本当に沢山の写真を公開して
おられた方だったようです。
くいが残らないように、いつも全力だった方でした。
余りに全力過ぎるので、少し休みましょうと言って居た事を思い出します。
いろんなものを早く集めようと懸命だった彼女は、ある意味本当の冒険家でした。
そしてたくさんの物をここに残して行ったのです。
思い出だけを持っていくために・・・
これからは、無理に進まなくてももう大丈夫ですね。
どうか安らかにお休み下さい。
今まで可愛い声をありがとう。
Requiescat in Pace. 夕菜
生と死はいつも人ではなく、神の手の中にあるのだろうかと考えたりします。
だからこそ、その人生の中身は、できるかぎり自分で決めて進みたいと願うのかもしれません。
いつも全力で生きた方だったのですね。
ご冥福をお祈りします。
そうやって引き伸ばし、サボっている自分が恥ずかしくなります
ご冥福をお祈りします
24歳のCJさんは精一杯生きられたんですね・・・
ご冥福をお祈りします<(_ _)>