元気でな!
- カテゴリ:日記
- 2015/08/28 01:14:21
23日の日曜日にツバメを放鳥した。
当初は24日の月曜に天候や、その他のツバメの居残り具合を見てから
放鳥しようかと散々悩んだのだが・・・。
確か20日頃だったかな、家の前の電線に20羽近くのツバメが集合していたので
「いよいよ南の島へ出発か!?」と思った翌日には・・・・
5羽程度しか残っていなかった@@;
20日の時点では、まだ仕事場の中をパタパタと飛んで、3往復程度が限界だった。
なので、ここで焦って放鳥しても仲間の飛ぶペースには到底付いていけないし
エサだって自分で捕食出来るかどうかも危ういので、20日の放鳥は見送った。
残った5羽程の仲間は一体いつまでここへ滞在するのだろうか・・・
そんな事を考えながら、「まだ1羽小さい仲間がここに居るぞ」とアピールするかの如く
ウチのツバメを両手で包み込んで、電線にとまっている仲間のツバメに
ウチのツバメの声を何度か聞かせてみた。
ウチのツバメも今スグにでも「飛びたい!」と言わんばかりに、俺の手の中で
チーチー鳴きながらバタバタともがいている。
俺)「まだお前は無理だ。あともう少し飛ぶのが上手くなるまでの辛抱だぞ」
っと、ツバメに言い聞かせて(言葉が通じる訳はないけど)23日になった。
心配していた仲間もまだ残っていてくれている!
天候も少し風があるものの、良い天気だ。
仕事場の中でも、鏡や壁にぶつからずに上手に旋回して何度もグルグル回れるし
放鳥するなら「今日」しかないと、自分の心の中でも思い切って決定した。
午前中、仕事が少しバタついたので、ひと段落したお昼前にツバメを両手で包み込んで
外へ連れ出して、再度仲間が居るのも確認し、両手をそっと広げると・・・
俺の掌を力強く踏み切って、部屋の中を飛ぶ速度よりも速く大空へ飛び立った!
スグ戻ってくるかと思ったが、ツバメは嬉しそうに近所中の空を縦横無尽に旋回しながら
元気に飛びまわって、戻る気配すら無い(汗
心配していた他の仲間とも喧嘩や苛めなども無く、一緒に飛び回っているので
育ての親としても一安心。
唯一心配なのが、自分で捕食出来るのか????
普通のヒナなら、親が教育して野生で生き抜く術を教えるのだが・・・
結局、放鳥初日は戻ってこなかった。
翌月曜も朝から泣き声は聞こえる(他のツバメよりもヒナっぽい泣き声)のだが
仲間数羽と電線に止まって、俺の方へ飛んでこない。
俺が「チーチー」とエサを与えるときみたいに鳴き真似をすると、一番小さい体の
ツバメだけが、キョロキョロと周囲を見渡す反応を示すので、こいつに間違いないのだが。
他には尾っぽの羽根がケース内で擦れてバサバサになっていたが目印になるので
羽根を見ても絶対にこいつだ(笑
仲間のツバメの手前、人間の元へ飛んでいくのがツバメのプライドに関わるのか
はたまた、仲間と合流できた嬉しさの余り、俺を忘れたか?(泣
でもまぁ、人間が手助け出来る範囲はここまで。
コイツと過ごした約18日は試行錯誤&苦労や勉強になったことが沢山あった。
休日、俺が仕事場のソファーでエサを与えながら転寝した際も、コイツも一緒に
俺の腰の上に止まって一緒に寝たり・・・
ズボンや服にも沢山ウ○チを付けられたり、バイクでエサのコオロギを買いに行ったりも
今となっては良い思い出になった。
ツバメ!無事に南の島へ飛んで帰って、来年も元気にウチまで飛んで来いよ!
もし俺の事を覚えていたら、お前のヒナが生まれたら、エサのコオロギを
腹いっぱいたべさせてあげるぞ~!
ツバメ、元気でな!
またまたログインをサボっており、ご返事が遅れまして申し訳ございません><;
ツバメの世話はホント、大変でしたが今となっては楽しい思い出です^^
放鳥した時は、他のツバメよりも体がまだ小さかったので、ちゃんと飛べるかとか
飛べても自分でエサを獲れるのかとか、不安要素はありましたが、観察していると
自分でエサも捕獲出来ているようで安心しました。
本当は野鳥なので、拾ったりしたらいけないのですが、救える命を目の前にして放置するのは。。。
スズメも時々ヒナが落ちていますが、スズメの場合は足が変形して障害があったりする固体が殆どなので
親が見捨てて落としているのかなぁ・・・って思ったりも。
で、そんなスズメを拾って育てようとしても、必ずと言っていいほど死んじゃいます・・・。
足以外にも何か障害の原因でもあるのかな・・・。
とにもかくにも後はツバメ自身が自力で自然界で生き抜く術を得て、来年飛来してくれたら嬉しいです^^
コメントを頂きながらご返事が遅くなりまして申し訳ございません><;
人間の匂いが付くと仲間に入れてもらえないって耳にしますが
今回は無事、群れに合流できた様で安心しました。
でも、自分でエサを捕獲出来るのかが、最大の心配でした。
その後、ウチのツバメらしき固体を見る度に、給餌の際の鳴き真似をすると
他のツバメは反応しないのに、その固体だけは首をキョロキョロ動かして
何かを探す様な仕草をするので、ほぼその固体に間違いないかと思います。
放鳥して数日後の事なので、自分でもエサを捕獲出来ている様で安心しました。
コオロギ・・・
ヨーロッパイエコオロギが欲しかったのに、在庫切れで仕方なく大きなフタホシコオロギを買って
与えていたのですが、メスのコオロギが産卵時期なのか、お腹がパンパンになってました。
ツバメもフタホシは身が固くて、大きくて食べ辛い様でしたので、ハサミで真っ二つに切って与えていたのですが
どうもあまり喜んで食べてくれませんでしたので、20匹以上は残っていたと思います。
20匹も野に放てば来年はカナリ増えそうですね(笑
でも仰る様に、捕獲が凄く大変なんですよね・・・(汗
結局残った2種類のコオロギは、スッポンのエサにしました。
最初は食べた事がないので、本当に食べるか謎でしたが、綺麗に食べてくれました。
嬉しいけど、あかんないてしまったではないか、ほんとによかったね。
ちょっと切ないけれど、嬉しい巣立ちだよね!
来年戻ってきた記事を発見したら、こら私またなくわぁきっとww
無事に旅立てたようで一安心です。
Drosselさんは本当に面倒見が好いなーと改めて思わされる今回の出来事。
待っていてくれた群れは、もしかすると家族だったのかもしれませんね。
ちゃんと迎え入れられて、鳥の社会は寛容なんだなーと。
哺乳類なんかだと、一度群れや家族から離れて人間の匂いが付いたりすると、見向きされなくなることがあるので。ひどい時には攻撃されちゃいますし。
来年の春はきっとDrosselさんのところに巣を作りに来ると思いますよ♪
コオロギは放し飼いにして来年に備えて繁殖させるとか(笑)
って、捕まえるの大変ですね。