「正しい取調べの受け方」④
- カテゴリ:仕事
- 2015/08/24 16:34:20
ふふん、
昨日の晩、テレビで「警察24時」をやっていましたね、
また今回も、和歌山県警は出ていません。
お気づきでしょうか。
「警察24時」に出演できるのは、全国都道府県、
超優秀、問題なし(あっても微少)警察だけです。
あなたのお住いの警察は、出ていましたか?
しかし、毎回、思うのですが、
ほんと、警察官って大変なお仕事ですね。
わたしは、純粋に「ご苦労様です」と感謝していますよ、
いや、ほんと。
あれ、単なる警備会社の警備員だったら、
「やってられるかいっ!」って言いたくなると思います。
基本、正義感でなければやれない仕事でしょう(おおむね)
大阪近郊であった「高槻・寝屋川の中1死体遺棄事件」の犯人も捕まりましたが、
どれほど大変な作業の積み重ねがあったことでしょうね。
(まだまだ、あるでしょうが)
犯人は、取調室で「黙秘」しているようですが・・・。
「黙秘」、
これは、役に立つ手段でしょうか。
この事件に関していえば、
あまり役に立つとは思えません。
自分が、本当に無実で、
かつ無実であるという証拠を提出できるのであれば、
もう余計なことは一切しゃべらなくてもいいのですが、
「擬制自白」とみなされることがあります。
前にも書きましたが「取り調べ受諾義務」というのがあって、
事件事故にかかわった人は、捜査に協力する義務があるのです。
(あるんだから、ゴネても無駄です)
協力したくなかったら、前回言った「お札(おふだ)持ってこんかい!」です。
任意取り調べは「拒否」できます。
それでも、良心的に任意取り調べに出向く場合、
こちらもノートとペンを持って行きましょう。
メモを取ります。
担当司法警察官の名前、取り調べ中に言われたこと、時間、
気になることは、こまかに記録します。
恫喝されたらその内容も書いておきます。
(大声で尋問を受けることは違法です)
あなたが初心者で、簡単な事案の場合、
新人警官や不慣れな警官の練習台にされることがあります。
「あ、慣れてないな?」と思ったら、
その事案に関しては、まず一安心してもいいんではないでしょうか。
ベテランがついた場合、(部長刑事とか)
事案が厄介なことになっているか、
被疑者であるあなたが、厄介な奴と思われているかのどちらかです。
(ちなみに、わたしはこれです)
取り調べ担当者に信頼を置けないと思ったら、
不必要なことは一切言わないのが、身のためです。
信頼できない司法警官は、
自分の保身のために取り調べを有利に導くことがあります。
以前、暴行をうけていたわたしを助けるために、
鈴ちゃんが、加害者のヘルメットをペチン!と叩いて、
犯人の意識を鈴ちゃんに向けさせて,
わたしを救い出してくれたことがありました。
なんと、このとき、現場にはパトカーに乗った警官が到着していたのに、
この警官は,わたしの叫び声も、呼ぶ声も無視して、
パトカーから出てくることもなかったのに、
鈴ちゃんが、ペチンとやった途端に、
「暴行の現行犯!」と言って飛び出してきたのです。
そして、彼が鈴ちゃんを取調べ、
「物を殴っても、暴行犯になる!」とバカなことをいい、
「はたいて意識を自分に向けた」鈴ちゃんを、
「妻を助けるために、相手を殴った」に調書を書き換えました。
(暴行は、主体・客体ともに人ですから、モノや車を殴っても暴行にはなりません)
この警官は、刑事訴訟法に疎い鈴ちゃんを騙して、
調書をでっち上げ、長時間の取り調べに疲れた鈴ちゃんに、
ろくに確認もさせずに、拇印を押させました。
この事件は、パトカーの真横で起こったのに!ですよ、
わたしが腕を捩じ上げられ悲鳴を上げて助けを呼んでも、
パトカーから出てきもしなかった!警官が、
助けに入った鈴ちゃんを、暴行犯に仕立て上げたのです。
和歌山県警には、ときたま、このような極悪警官が混じっています。
この警官は、この事件の後、すぐ配置転換になり、うちの所轄にはいません。
不思議でしょ。
取り調べが終わったら、読み上げ作業の後、
「以上、間違いはないな!」と言われて拇印を押しますが、
どんなに疲れていても、
「まあ、これくらい」とか「この表現も、そうも取れるかも」なんて、
いい加減に考えて、認めては(絶対に!)いけません。
「ここ、ちょっと違う感じがする~、書き直して~」と、
どんどん言いましょう。
その取り調べ調書は、あなたの言ったことが書かれていて、
あなたの心象が、そのまま検察官の眼に映ります。
そして,起訴か不起訴かにかかわる一大事なのです。
鈴ちゃんが、この警官に誘導されて事実誤認の調書を取られたとき、
わたしはその足で、警察に行き、調書に異議を唱え補足調書を書いてもらいました。
いったん、認めてしまっても「おかしい!」と思ったら、
言い立てることができます。
いったん取調室に入ったら、
絶対、気を抜かないこと。
疲れていても、テキトーなとこで手を打たないこと。
集中力が途絶えそうだったら、
「後日、続きをやってください」といって、
健康状態が悪い!と言って帰ってきましょう。
「任意」ですから。
一言一句、選び抜いた言葉を調書に書いてもらうのです、
それは、あなたの言葉になるのですから。
しつこいくらいでも、まだ足りない、
クレッチマーの言う粘着気質の、異常性格者でもいいくらいです。
取調室では、写真撮影、録音は、できません。
わたしは、いつも婦警さんに身体検査をされます。
以前「みほ・ノート」というのがあったのです。
伝説になっていますが、取調べに関してあらゆる対抗策を記したノートでした。
ちょっと前までは、検索したら出てきたのですが、
いまは、どーゆーわけか削除されて、出て来ませんでした。
まね、
刑事側の「取調べの仕方」なんてテキストもあったくらいですから、
いろいろチェックされているんでしょうね。
「取調べの仕方」・・・相手にビビるな!みたいなことが書いてあって、笑っちゃったー。
気になることは、こまかに記録します。
恫喝されたらその内容も書いておきます。
(大声で尋問を受けることは違法です)
録音はダメなんですよね?
>取り調べ担当者に信頼を置けないと思ったら、
不必要なことは一切言わないのが、身のためです。
信頼できない司法警官は、
自分の保身のために取り調べを有利に導くことがあります
勉強になります
和歌山県警、ウミを出すにはどうすれば一番効果的なんだろう?
うん、全部、経験上から解説しています。
ノン・フィクションです。
「実録・和歌山県警24時」です。
参考人聴取とか、
被疑者でなくてもありますよ~。
身をもって経験されたんですよね?
はなこさん、お疲れ様です。
「警察24時」に出演できるのは、全国都道府県、
超優秀、問題なし(あっても微少)警察だけってのも知りませんでしたわぁ・・・。昨日、やってたのか。見落としたなぁ。残念。
取り調べ、一生受けなくて済みますように・・・・。
「高圧的な取り調べを受けて、血圧が上昇し、動機息切れがする~~~~!」といって、
救急車を呼んでもらってもいいと思います。
具合が悪いのに、無理な取り調べを続けるのは『自白強要」か「拷問」で、
人権問題になります。
なったら、適当なところで「あっ、胸がっっっ」
とかいって、ばったり倒れてみるくらいの事はしてみようかなぁ(笑)