長岡花火inハワイ※今日はちと長文だったりします
- カテゴリ:日記
- 2015/08/16 22:32:08
ハワイからの中継をTVで拝見しておりました。
開幕の花火は「白菊」3発。
込められた意味は「米国の戦争犠牲者へ慰霊」「日本の戦争犠牲者への慰霊」「世界平和への祈り」の3つ。
長岡では毎年8月1日の10時30分と、2日、3日の大花火大会の冒頭に必ずこの「白菊」を打ち上げているそうです。
8月1日は長岡大空襲があった日。
1時間40分も爆撃受けたそうです。
長岡市の8割は焼け野原。
亡くなった方は1,484人。
戦争ってさ、なーんも生まないのよ。
良い事はなんも出てこない。
負けたから言うんじゃないよ。
戦勝国だって、一人の死者も出さなかったわけじゃないでしょ。
戦争に駆り出されるのは、良き父であり、兄であり、弟だった人たち。
戦争さえなければ、家族仲良く暮らせていたかもしれない。
そう考えるとね、戦争なんて馬鹿がすることだって、極論だって言われるかもだけど思っちゃうわけですよ。
一番ワリくうのは、一般市民だしね。
話が脱線しちゃいましたね。
えーっと、「白菊」が鎮魂の花火に選ばれた理由ってのがちょっとまた泣ける話になっちゃうんです。
花火師の嘉瀬誠次さんって方がいらっしゃるんですが、この方は戦争経験者。
以下、「長岡の花火を創り続けた伝説の花火師嘉瀬誠次」より転載 戦争から帰還して花火を上げ続けてこられましたね。どんな思いでした。
俺は千島列島に配属されていた。戦争に負けてから3年間シベリアで重労働を強いられたでしょ。一生恨んでやるという気持ちだったよ。
平成2年、シベリアのアムール川(ハバロフスク)で亡くなった戦友に俺の花火を見せたい、花火を手向けたいと思ってね。白菊を上げに行ったんだ。精魂込めて作った白菊を戦友のために打ち上げることができて本当によかった。
このとき、目にしたのが、何万人もの戦死者の碑。「ロシア人も日本人と同じように大勢の人が亡くなっているんだな」と気付いたんだ。個人的な恨みや憎しみは無くなりました。戦争は何の得にもならないね。戦争っていうのは、本当にばかばかしいもんだ。
シベリアに行く前に、栃尾にいる戦友に「俺、こんだよ、ハバロフスクで花火上げてくるいや」と話したんだ。「どんげの花火持っていくが」と聞かれたら、亡くなった戦友の顔が思い浮かんでね。声が上ずって涙がポロポロと止まらなかった。戦友の死は、知らんうちに体の中へ染み込んでるんだね。「白菊だ」と答えるのがやっとだったよ。
転載ここまで。
山下清さんの残した言葉に「みんなが爆弾なんか作らないで、きれいな花火ばかり作っていたら、きっと戦争なんて起きなかったんだな」という物があります。
本当に、そうだよね。
世界中の爆弾に使われてる火薬を、ぜーーーんぶ花火に変えることが出来る世界がきたなら、それが本当の世界平和って時代なんだろうなぁ。
多分に、私の生きている間には叶わない願いなんだろうけどね…
夢見るだけは見させていてほしいかな~と。
長文&意味不明な部分も多々ある本日の内容、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
本人も、頭に浮かんだ文字を綴っているので、後日読んだら意味不明だわ^-^;なブログなんだろうなと不安ですorz
最後に、長岡から世界に向けてのメッセージ動画をペッタンコしておきますね。
↓長岡造形大学の学生さんが、長岡の小学生と共に作り上げたmessage of peaceのCM↓
https://www.youtube.com/watch?v=CdmWkhenWI4
忘れるところだった。
本日のコーデは、ピカピカ電飾チックな海月娘コーデ。
こういうエレクトリカルパレードな海月って、深海にすんでいる印象がありません?
こんばんは。
「いっせーのせ!で、兵器と呼ばれるものをすべての国が放棄すれば良いのに。
国連ってそういうお話合いとかするところじゃないの?
平和な世界にするために、会議とかするところじゃないの?」
小学校3年生くらいの頃だったと思いますが、こう親に聞いたことがありました。
「それが出来たら良いんだろうけど、大人はズルイからねー。
『いいですよ。そうしましょう!』と言って、他の国がすべての兵器を捨てた所を狙って、戦争仕掛ける馬鹿な国が出ないとも限らないんだよ。
だから、最低限、何かがあった時に国を守ることが出来るようにするために、どの国も武器を捨てられないんだと思うよ」
そう返されました。
そりゃそうだよなと、大人になった今は思いますが、よく言えば純真、正直に言えば馬鹿なお子様的には、納得いくような、いかないような…もやもやした気持ちが残りました。
なにしろ、当時の私は「戦争するくらいだったら、ジャンケンやゲーム(チェスやオセロ)で勝敗決めればいいじゃん!人殺しする必要ないじゃん!」というおこちゃまでしたから^-^;
ジャンケンやゲームで負けたから、今日から日本はアメリカの州の1つね♥
なんて言われても、納得できないでしょうが、子供の浅知恵ですので、お目こぼしいただければ…
ダイナマイトもそうですが、使い方ひとつで「人類に幸せを運ぶもの」になったり「人類に脅威を与えるもの」になったり。
それを考えると、心を育てる教育ってのも大切なんじゃないかな~と思う今日この頃です。
>山下清さんの残した言葉に「みんなが爆弾なんか作らないで、
>きれいな花火ばかり作っていたら、きっと戦争なんて起きなかったんだな」
>という物があります。
もしもひとつだけ何でもできる魔法が使えるなら、
世界中のバクダンを花火に変えちゃいたいですね・・・ホントにそう思います。
そういう発想が出来るのも人間。
でも同時に、以前NHKのドキュメンタリーで兵器商人が「新製品」の実験に立ち会って、
「おおー是なら人間を生かさず殺さずに出来る」とか何とか言って喜んでた
シーンにココロからゾッとしたのを思い出しました。
是もゞ人間・・・。
そういう人らには「白菊」に込められた思いなんて理解出来ないんだろうなと、
なかば失望の念を抱きながら、でもあきらめちゃいけないんだよなと思い直す…
そんなことを繰り返して今年もまた終戦の日を迎えました。
白菊は、謂れを知ってから、より好きになった花火のひとつです。
・・・ステキなお話、ありがとうございます^^