行動心理学的「魔の交差点」分析。
- カテゴリ:仕事
- 2015/08/03 20:27:11
今日はこの暑い中、机に向かって昨日のアホウの「告訴状」を書きあげていました。
もうすっかり書き慣れた「告訴状」ですが、
こちらは、弁護士でも法科出身でもないので、
一応、念のために刑事訴訟法各条項に目を通さなくてはなりません。
本来の仕事は、山積みになっているというのに、
こういう雑多な作業が、わたしの半日を潰してしまいます。
まあ、しゃーないか。
昨日のブログでも、ありましたが、
らんなーさんがおっしゃってくださっている通りなのです。
この「魔の交差点」、
行動心理学に基づいた恐ろしい「罠」が仕掛けられている場所なんです。
不思議なくらい、どーしても、なにがなんでも、なんでかわからないが、
「ここに停めたくなる場所」なのです。
県道を南から来た場合、
緑の木々の合間を縫って、1キロほど続くトンネルを抜けた途端、
視界に輝くばかりの海が、横一直線に広がります。
その美しさは、思わず声をあげたくなるほどで、
次に気が付くのは、格好の展望台のような「魔の交差点」、
同じ県道をこんどは、北から来た場合、
漁村に停泊する幾艘もの船に心を踊らせると、
そこからしばらく走行する車窓の目の位置に、輝くような海が伴走し、
突然、山の中に吸い込まれるのではないかと思う瞬間、
この海を、もう一度よく見ておきたいと車を止めるところ、
そこがこの「魔の交差点」になるのです。
つまり、北からも南からも、どうしたわけか、
ここで必ず車を停めたくなる衝動に駆られる不思議な不思議な「魔の交差点」ということになります。
その「魔の交差点」に垂直に交差する、西からの峠道が、
うちの唯一の生命線ですが、
ここが平成17年に一般車両通行禁止になりました。
そう、この3,5キロの一般車両通行禁止区域に位置する、
唯一、人の住む場所というのが・・・・
ここなのです。
この交差点に、車を数台も停められてしまうと、
もうどこへ行くことも不可能です。
この峠道を生きて出ることはできません。
県が、この道路を閉鎖すると決めた時にも、
どーゆーわけか、一番の当事者であったわたしたちを含む先代は、
一切の説明をされず、平成17年のある日、突然、その道路は閉鎖されました。
わたしが、ここに着任したのは平成22年でしたから、
その時には、もう無法地帯となっていました。
今よりも、もっと想像を絶する危険地帯です。
一応これでも国立公園なのですがねえ。
違法駐車や密漁などのトラブルさえなければ、
こんな素晴らしい場所は、ないと思います。
今、この時間、空には満天の星が輝き、
朝には、淡路島、神戸を一望に見渡し、世界各地から飛来する旅客機を眺めます。
野鳥のさえずりで目を覚まし、
四季咲きの野草の豊富さに驚かされるばかりです。
絶滅危惧種の虫や、爬虫類・両生類、
ウサギやタヌキ、イノシシが普通に歩き回る里山、
そして、目の前が豊漁の海です。
わたしたちは、15名の学者や博物館学芸員、研究者たちと、
この自然を守り研究するためにNPO法人を立ち上げ、
社会人リラクゼーションの一環で
会員制海洋レジャークラブを運営しています。
そして、鈴ちゃんとわたしは糊口をしのぐために、
「弱小零細吹けば飛ぶよな将棋の駒悪徳不動産株式会社」を経営しています。
この環境をなんとか守りたいのです。
小型ボートの愛好者を、なんとしても守りたいのです。
そのために、毎日早起きして走り回っているのですが・・・。
時折、自分のことしか考えない無法者と戦う羽目になってしまうのですね。
あと何通、告訴状を書けば、
平和な日々が過ごせるのでしょう・・・なーんて、
センチメンタルなことは言いませんよ。
あと、何百通だって「悪は悪です」と検察庁に送って差し上げます。
そして、ここが本当に貴重な自然の、残り少ない生息域だと、
一部の人にだけ、分かってもらえればいいのです。
(みんなに知られると、壊滅するからね)
ここは、ほんとの秘密の楽園です。
あ、危険生物は「ブラックはなちゃん」です。
交差点に車4台止めて、BBQやってて酒飲んだから移動できないって言ったのもいましたよ、
2分もしないところに、立派できれいな海水浴場があるのになー、
まあそこはお金がいるんですけどね。
フツー、いるでしょ?
ね。ね。
いやいや、まともな人の出来心とは思えないのが、その後の暴挙ですよね・・・
悪心が露呈してしまう前科への道なのかな~><
駐車禁止スペースは、もう交差点そのものなので、
北からも南からも、幹線道路上になります。
なぜ、ここに車を駐車して、海に行ってしまうのか、
その頭の中を想像することすら、凡人には出来かねます。
警察がね「なんでここに置くかなー」って・・・
唖然とするしかありません。
里海・里山の観光地化は大反対でした。
観光収入を目論む行政は、税収の事ばかりでそれ以外は何も考えちゃいない。
訪れる人が増えれば、綺麗だった海・山が顕著に汚れていきますからね。
あっという間ですよ。ほんとに… バカばっかり… orz
そちらはもうストレートに成るべくしてなった、遊び人のスポットのようですから、
何かしら上手い手立ては無いものか… (´ω`) ンー…
駐車禁止スペースを圧迫するように花壇や生垣で埋め尽くしてしまうとか… 甘すぎるか…
わたしのやってることなんて、ちっぽけなことで、
何の役にも立っていないんですよ。
ごみの不法投棄はなくならないし、
漂着ゴミがない日なんて、見たこともありません。
密漁は、寝ないで見張るわけにもいかないし、
一番悪い奴らは、
うちの事務所の明かりが消えたら、大喜びで闊歩しています。
だから、結局は何の役にも立ってないんです。
自分は非力だという現実も認めていかなくてはね、
現実を認めつつ、精一杯戦いますとも!
いつもありがとうございます。
すっごくレベルの低いことですよね。
はなこさん、正義と道徳の鎧を着て、
できたら本物の鎧をまとって、
秘密の楽園、ハワイ語で言うと「ラニ」を守ってくださいね~
どうぞ!どうぞ!
海のオバちゃんが待っていますよ!
土日は、ごった返していますが、
平日なら、まだプライベートビーチ感覚が味わえます。
どうぞ、おいで下さい。
お待ち申し上げております。
まあ、もちろん買えませんけども。
いろいろとお忙しそうですが、また遊びに行かせて頂いても良いですか?
うん、わたしもね、気の毒だとは思うんですよ、変な話だけど。
みんな架空の「都市伝説」みたいなものに、捕らわれているんです。
「海や、山は、自然は、みんなのもの!」
・・・誰がそんな無責任なことを言ったのか・・・。
「そうあってもらいたい」という気持ちは、分かりますが、
今の日本で、所有権のない土地、山林なんてあるわけがない、
じゃ、国有地があるって、しれは国のものであって、「みんなのもの」じゃないのです。
漁業権と言うものがあって、密漁は違法行為だし、
指定海水浴場は、基準を満たして安全が管理されているからこそ、利用できるのです。
経済活動も相まって、都市に住んでいる人は、田舎に来た時くらい、
田舎の観光地にお金を落としてやってほしいのです。
ここなら、タダだろう、
ここなら、BBQの後も片づけなくていいだろう、
ここなら、糞便し放題だし、綺麗な花が咲いていたら持って帰ってもいいだろう、
まるで、イナゴの大群か強盗がやってきたようなものです。
上記の所業に手を染めたいなら、
自分がその土地を買ってから好きにすればいい、
田舎といえどもタダの土地はありません。
農村、漁村に住む人たちも、それらの対価を支払って住んでいるのですから。
前に、通りがかりのオッサンが、
「そんなに言うなら、買うてやるわ」と言ったことがあります。
ちょうどうちの隣が売買の話しを持って来たところだったので、
「今なら、お買い得で3000坪、2億1000万ですよ」というと、
「そんな法外な値段があるか!」というのです。
舐めたらあきませんで。
それくらいの金がのうて、なにが「買うてやるわ」じゃ、ボケ。
ここを、どこやと思うておるのじゃ。
こちらは、それに水道埋設費用を3000万自腹で出して、
水洗完備の浄化槽工事、その他もろもろ3600万の支出があったのですよ。
これを「タダで使おう」とする不届きモノ以上に、
「買うてやるわ」とのたまわった身の程知らずの貧乏人、
「ブラックはなこさん」にボロクソに言われても、そりゃあ、しゃーないわなあ。
実家にあって、なんかこの配色って独特だなぁと
印象に残る花でしたね。ウラシマソウとタイツリソウの鉢植え、
やってみたいですねー(笑)そうそう、ウラシマソウに良く似たマムシグサは
こちらの山にもよく生えてます。花も独特ですが、実も結構目立ちます。
こりゃ全然、別モノでした。
シャガはアヤメ科で、サギソウはランだった~。
あ、でも、この正しいサギソウもあるらしいです。
うちの「名誉会員」に植物学の専門もおり、サギソウを確認しています。
教えていただいたサイトで、シャガが帰化植物であると知りました。
そっちにびっくりしました。
ありがとうございます。
ウラシマソウは、とてもユニークですよ~。
わたし、このウラシマソウと「タイツリソウ」を二つ並べて鉢植えにしたかったの。
カラスウリは、うちのは「オオカラスウリ」といってもう一回り大きい種類です。
そして,自生の北限がうちだから、
Mt.かめさんのとことでは、実は完熟にはならないでしょう。
秋口には、クリスマスツリーのオーナメントのように、山にぶらさがりだすんですよ、
綺麗なオレンジ色で、みるからに美味しそうですが、
割ってみると、ドラゴンクエストのスライムのような気持ちの悪いのがドバーッとでます。
「オオカラスウリ」割り大会は、子供たちに人気です。
行動してしまうのかもしれません、そこで色々過ごした結果 「景観を
維持しよう」 ってなるのかもしれませんけど、住んでる方々意外は
欲望のままの行動なんでしょうね。
綺麗な景色で変になるのはわかります、沖縄に初めて行った時に
最初は波打ち際をパシャパシャしてればいいやと思ったのに
あまりの海の綺麗さに泳げないことを忘れて浮き輪を買って
海に入ってしまい、流されまくって ”ここから先は泳いでいけません”
エリアまで来てしまい、戻れず大声で姉に助けを求めてしまいました。
綺麗な自然は人間をおかしくさせる・・・・。
あはは♪
norainuさんは、現場をよくご存じですよね、
警察が出動している最中も、通過されたことがあるくらいだもの~。
その節は、バタバタしていて、お茶もお出しいたしませんで、失礼いたしました。
たいていの人は、「交差点内、駐停車禁止ですのでお車の移動をお願いいたします」で、
「あ、すんまへ~ん」と動いてくださるのですが、
土日は、4,5台聞き分けのないバカが出没するのですね、
割合から言って、そのうちの2割が超弩級の大バカで、
こやつらが「告訴状」対象の事件を起こしてくれます。
稀に、ほんものの反社会的組織系が来ますが、
逆に、この手の人のほうがユーモアも状況判断も的確で、
さっさと撤退してくれるので、「名誉会員」に推薦したいくらいなんですよ。
あ、顧問でもいいかな。
そんな名前の会社と誰が、契約なんて結んでくれるでしょうか。
<<<一切の説明ナシに行政がしたことに迷惑してますね
えっへっへ♬
最初はね、面くらいましたし、あまりの無法ぶりに鈴ちゃんも半分ノイローゼになっていました。
ところが今は、県の道路管理課のほうがノイローゼになっていると思います。
放火されて事務所が全焼した次の日、
道路管理課の責任者のところへ、
「いっそ、わたしたちが死んだ方が良かろう」と
「いまから、正面玄関で首をくくるか、腹、掻っ捌いてくれるわ!」とブラックはなちゃんが出て、
管理課は翌週に、完全道路封鎖に徹してくれました。
このとき、紀州のお殿様への直訴状も書いていたので、
おそらくお殿様の、「鶴の一声」で行政が動いたのだと思っています。
それからというもの、最前線が県道側に移動したので、
こんどはここを巡って攻防が続いているのです。
それも、道路の構造上の欠陥を指摘し、
刑事事件に持ち込むたびに、道路管理課に改善策を要求していますから、
こんどは、警察と道路管理課の責任のナスクリアイです。
環境省と直接交渉する窓口としても、
NPO法人の学術団体は、たいへん有効で、
レッドデータブックの編纂資料も、うちからも出しています。
農林水産省にも、密猟撲滅活動で貢献度を上げていますから、
使える物は、何でも使う!というのが、
「地球にやさしいリサイクル運動」の最たるものかと考えている次第です。
もぉほとんど園芸品種としか認識されていないかもしれませんね。
画像などはこちらのサイトがいいかな?
http://www.yasashi.info/sa_00012.htm
ウラシマソウがあるんですかー、みてみたいですねぇ。
カラスウリの花は繊細ですよね。家の庭にはびこると
厄介ですけど(笑)こちらは温度が足りない性だと思うのですが
カラスウリの実が赤くなりません。緑のままで枯れていきます。
確かについつい車を止めてしまいたくなる場所ですが、ついつい止めてしまったとしても、注意されたら謝って素直に移動すれば良いだけの話なのに、そうならない悪質なバカが集まるのは何故なんでしょうね?
長いけど、すぐにおぼわる会社名ですね!
今度、登記を調べて見よう!(笑)
冗談はさておき、世の中の理不尽は常にあれど
一切の説明ナシに行政がしたことに迷惑してますね
国立公園ってこんなに無法が通るほど、やわなのでしょうか?
自然公園法はどうなってる!環境省の怠慢か?
良いところでしょ。
交差点から、海に降りる階段は、
土着信仰の記念碑がたっている場所で、
むかし、島流しにあった弘法大師が漂着し、ここは極楽浄土か?とおっしゃった場所だそうです。
そこは風水学的にも、パワースポットになるそうで、
毎年、数人、変な宗教みたいな人たちが拝みに来ます。
細かな観察眼をお持ちですね~、
そう、この辺りに駐車場はありません。
正確には、うちしか駐車場はありません。
以前は、一般車両も停められた駐車場を経営していましたが、
今は、会員制で一般は入られなくなりました。
基本的に、県が「地権者のみ通行可」にしたからです。
それで、借地権(これも地権ね)を設定し、
会員制海洋レジャークラブとNPO法人がそれを所有する形にしました。
これで250人以上の地権者を作ったのです。
ここが素晴らしい!と言ってくださる方は、正式なルートで入会問い合わせをくださればよいだけで、
ほんとうは、誰でも入会できるのですけどね。
(過去10年、法令順守ができなかったブラックリスト入りの人はダメですが)
表向きは、「入会に当たっては厳格な審査と、高額入会金・年会費の設定があります」と、
「いーかーにーもー」なことを言っていますが、嘘です。
サギソウ、「シャガ」のことかな?
白い鷺が飛んでるように見える花をつけるヤツ、
ここにも、一大自生地がありますよ。
一斉に咲きだすと、それは見事です。
「ウラシマソウ」ってご存知ですか?
釣り糸を垂れて、魚釣りをしているウラシマタロウに見える草です、
これも、乱獲されて、ここの奥地でしか見られません。
あと、夜明け前にだけ花を開く「オオカラスウリ」がありますが、
スワトウのレース編みで作ったんじゃないか!と思うほど、美しい花です。
ここは植物でも貴重種が、多数みられます。
山野草を狙う人は年配が多いようで、
物理的に車で入られなくなり、諦めた人も多いようです。
そうなの。
みんなの記憶から、消え去りたい・・・と思っている場所なのです。
行ってみたくなるじゃないですか・・・
うん、地図で見たら近くに車を停めることができそうなトコも無いし
交差点から海に降りる階段はあるみたいだし
どこに停めればいいんだろ ?
それもほんとに一瞬といってもいいような短期間で。
大昔、高校生だったころに母校の近くにはサギソウの
自生地があったのですが、どたわけの地元新聞記者が
場所の特定できる記事を書きやがったおかげで、瞬殺でした。
行政も名古屋市内の貴重な原生林が伐採されたり、モウセンゴケのある
湿地帯が全部宅地になるのを見てみぬふりでしたしねー。ああ、ほんと自然を
守るって、ちょっとしたことであっという間におじゃんになるって高校生にして学びました。
はなこさん、及ばずながら応援いたしておりますー♪