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ウイルス戦争 神は死んだ


松本零士の漫画

たまたま、漫画:男おいどん、という作品を検索したところ「大四畳半シリーズ」の一作品と解説してあった。
大四畳半シリーズは知らないけど小説(アニメ):四畳半神話大系は知っている。
四畳半神話大系などとご大層な名前がついているけど四畳半が主な舞台になるのは、アニメ版では最終話「四畳半紀の終わり」。
主人公が四畳半の部屋の迷宮から脱出できなくなるシーンがある。
この場面だけは四畳半が不気味に続く。四畳半という主題にふさわしい話。

松本零士の大四畳半シリーズはどんな作品だろう。
ギリシャの哲学者ディオゲネスは樽に住みながら多数の弟子を育てた。
四畳半に住む男おいどんの主人公、大山昇太が日々の生活の中から哲学的な名言を残したのなら、この漫画に知的な雰囲気が加わったでしょう。
しかし漫画:男おいどんは、そういう堅苦しい作品ではない。
松本零士作品に頻繁に出てくるキーワード。
四畳半アパート、キノコ、サルマタ、ラーメンライス、貧乏、無職が毎日の生活でグルグル回っているという漫画。
作劇の都合上、多くの美女と接点がある、という以外は漫画としての面白みが無いように思う。

元祖大四畳半大物語は主人公の足立太が、男おいどんの大山昇太同様に貧乏な無職、アルバイト生活に明け暮れるという内容。
松本零士の作品にはこの設定が多い。
読みきり作品の「黄色い兎」、「夜光都市のミライ」も貧乏な主人公が~という感じ。
黄色い兎の主人公は足立という名前だったから恐らく大四畳半シリーズの一作品なのだろう。
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062606776
漫画パニックワールドを検索すると↑こういう絵が出てくる。
ところが漫画にはイカダや海のシーンなんかなかったはず。
誰がカバー絵、描いたのかな。
漫画パニックワールドはテロ組織が東京で略奪の限りを働く、というパニック漫画なんだけど主人公はやはりラーメンライスを食べる。
松本零士の漫画では主人公はデフォルト(初期設定)で貧乏、アパート、短足で女にもてない。
漫画パニックワールドの主人公も、やはりそう。
松本零士の漫画全般に共通する味なのだろう。

アバター
2015/07/28 07:01
藤子不二雄さんがどこにでもいる子供を主人公に設定したのでしょう。
ところが漫画として仕立てるには主人公は特殊な才能、能力を持っていた方が都合がいい。
アメリカのヒーロー漫画では強い主人公が悪党を倒す、というお決まりのパターンで描かれる。
アバター
2015/07/27 21:15
藤子不二雄の主人公のパターンみたいな物ですね成績運動余り良くないごく普通のサラリーマンの子供
お父さん温厚お母さん口うるさいガキ大将、嫌みな友達、優しくて可愛いガールフレンド
エスパー魔美、チンプイは女の子が主人公ですので逆ですが



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