「職業体験」
- カテゴリ:仕事
- 2015/07/22 17:37:55
会員制海洋レジャークラブのお客様から、ご相談を承りました。
小学校高学年のお子様(女の子)ですが、
夏休みに「職業体験」をしてくるという宿題が出たそうです。
お嬢ちゃんが言うには、
「海のおばちゃんのとこの仕事がしたい!」と。
「もし、差しさわりが無かったら、「職業体験」で預かってもらえませんか」ということでした。
「海のおばちゃんのとこ」(当・会員制クラブ)の仕事は、
いっぱい来るおじちゃんたちと、いつも大きな声で笑っていて、
サカナを釣ったり(わたしは、そんなことしていませんが)
温泉にはいったり(もちろん仕事中は入っていません)
夜は、昆虫採集をして森に探検に行ける(夜は寝ます)
「あんなところで、働いてみたい!」と、言っておられるそうです。
多少の誤解はありますが、
お子様にそんな風に思っていただけるなんて嬉しい限りでした。
じゃ、ま、ちょっと預かってあげようかと思った矢先、
お客様から、やっぱり「職業選択」を替えるようですと言われました。
実は、「海のおばちゃんのとこ」の仕事は、
獲ってはいけない生き物を盗みにくる悪者と戦ったり、
ゴミを捨てにくる人を捕まえたり、
そのとき、ケンカになっていっぱい殴られたりもするけど、
おばちゃんとおじちゃん(鈴ちゃん)は、
けっして暴力を振るわないで、やられるばっかり、
このあいだ、腕にケガをしてたのも、
勝手に入って来た悪い人にバイクで轢かれたのだ・・・・と、言ったそうです。
お子さんの顔はみるみる曇り、
泣き出しそうになって、
「おじちゃんとおばちゃんが、可哀想だ~っ!」って言ってますだって。
おまえ。
子供の夢を壊すなよ。
何も、聞かれもしていないことを並び立てなくっていいじゃないのよ。
せっかく「あこがれの仕事」第1位に選んでくれていたのにさあー。
親の教育をやってやりたいぜ!と思いました。
『仕事は楽しい事ばかりではない』と感じてくれたからこその、言葉と思いますよ。
大きくなっても、そのお嬢さんには忘れないでいて欲しいです。
夏休みに子供が田舎のおばあちゃんとこに行くのを楽しみにしているような感じで
このフレーズがほんわかして気に入りました
が、読み進んでるうちに・・・
親の教育が必要ですね!と思いました(笑)
裏の仕事?をいたいけな子供に話して・・・
>お客様から、やっぱり「職業選択」を替えるようですと
「やっぱり」ってなんだ?「やっぱり」って!(笑)
でも、泣き出しそうになって、「おじちゃんとおばちゃんが、可哀想だ~っ!」
は、思いやりのある良いお子さんに育ってるんですね!
たとえ、職業体験が未遂に終わっても、
夏休みに「海のおばちゃんのとこ」に遊びに来るのはいいんじゃないですか!
夏休みの思い出とかで、海のおばちゃんの奮闘振り(裏の仕事は抜きにして)を
作文かいたりして、和歌山県知事賞なんかもらったりなんかして!
妄想が膨らみますなあ・・・(笑)
それに壊れてないんじゃないかな 夢は。
おおきくなったら「働かせてください」ってくるかもね。
でも親御さんの言った事は間違ってないですしねぇ(笑)
きっとおかあさんが心配したんじゃないのでしょうか、
万が一、娘がそういう危険な目にあったら・・・
やっぱり安全そうなところに体験しにいって
もらいたいと説得したに違いないと
わたしは睨んでますが(*^_^*)
いつまでも強くて優しい「海のおねえさん」でいてくださいね~
泣く理由が素敵です。
悪者と戦うのが怖いからではなく、「可哀想だ~!」って。d(^^)