Nicotto Town



血栓治療剤の講習会

 静脈に出来る血栓は、フィブリンの繊維系血栓で白っぽく、ワーファリンが有効で、アスピリンなどの抗血小板剤は効かない。
 動脈に出来る血栓は、血小板の塊で赤く、アスピリンなどの抗血小板剤が有効で、ワーファリンは効かない。

 と、以前どこかの講習会で、このように聞いていました。
 しかし今回の講演では、上手くコントロールできるのであれば、安価なワーファリンでいずれの血栓も治療可能。
 ただし、食事などのコントロールが上手くいかない患者は、薬価が高いけれども、抗血小板剤の方が安全。

 まあ考えてみれば、フィブリンだけの血栓、血小板だけの血栓、というのはあり得ないので、当たり前と言えば当たり前の話です。

 納豆、青汁などでビタミンKを摂取してしまうと、ワーファリンの効果が落ちて血栓ができやすくなる、と言うのは知っていました。
 しかし、抗生物質を使うと腸内細菌のバランスが崩れてビタミンKの生成が減り、出血しやすくなる、と言うことには気づいていませんでした。

 講師の症例の中には、夏場にペットボトルのお茶を大量に飲んだ患者で、ワーファリンの効果が大幅に落ちた事があったとか。
 1例だけだったため、詳しいことは判らないそうです。
 お茶の成分だったのか、急に水が増えて血中濃度が落ちたためなのか・・・。

 先々、患者さんが毎日血の固まりやすさを自己測定できるようになれば、安価なワーファリンを自己調整しながら服用する時代が来るのかも、と言う印象を持った講習会でした。

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2015/07/19 23:26
 ねるさん、よろしくお願いします。
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2015/07/19 21:16
広場からこんばんわです

今医学系に興味があるので、友達申請いいですか?



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