身も凍るお笑いはコロの田舎で♪
- カテゴリ:お笑い
- 2015/07/17 17:44:35
まず・・・第一話は・・・
ある日の夜、仕事帰り、我が家の前までたどり着くコロ・・・
ふっと気づけば・・・
暗い夜・・・家の前の外灯のぼうっと灯った光の落ちる先に・・・
長い黒髪に白いワンピースの女性が立っている・・・
点滅する外灯の光に虫がたかっていて・・・
足元は夕方に降った雨で少しぬかるんでいる・・・
あたりの空気は湿って重く外灯の下に立つ女性の白いワンピースも湿っている・・・
コロは息がつまる。
その女性は・・・
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
貞子だ!貞子だ!貞子だ!
あのホラーの貞子・・・
リングの貞子・・・・
貞子ぉぉぉぉぉぉ!!!
心臓が止まりそうにビックリしていながら~
「コロん家の前になんの用だぁ」と、コロは叫んだ!!
すると貞子は言った・・・
「飼い猫が逃げちゃって~この外灯の電信柱に猫探しのポスター貼っても良いですかぁ~!」だって・・・
何だよ貞子!猫かよ!まさか呪いの化け猫じゃ無いよなぁ~
夕方から猫が居なくなって探したんだけど見つからなくって~
急いでポスター作って夜なのに許可取って貼ってるらしい。
「夜なんち、ポスター貼ってあっても見えないじゃん」と言ったら
貞子は
「朝になったらポスター見ますよね!朝いちで見て連絡くれる人がいるかも知れないのでぇぇぇぇ」と言う。
貞子必死だな・・・・。
コロは家に入ると母ちゃんに許可取ってあげた。
ついでにコロん家の前の電信柱へのポスター貼りも手伝った。
これで・・・貞子には呪われまい・・・
そして言いたい!
長い髪と白いワンピースの女性に告ぐ!
コロん家の外灯の下に立つな!!
貞子と間違えて寿命が縮む!
そして・・・第2話・・・
田舎のスナックって言う物は若い女の子が居る訳でもなく・・・
なにやらいわくありげで乱雑としている。
ママと言われる人間もいるが・・・
田舎のスナックのママは大抵が婆様・・・
その苦悩の生活で刻まれた皺に白粉と人を食いかねない赤い口紅をあつらえてカウンター奥で客を待っている・・・
その姿はスナックの魔女とも言えるだろう・・・
ここは夜のスナック・・・
メニューの紙が壁を覆って暑さに回る扇風機にあおられている・・・
クーラーも付いているが唸っていて暑さを緩和できていると思えない・・・
スナックの中は何故かカラオケの音も聞こえず静かだ・・・
客は何人かいるものの小声で話し・・・
スナックの奥に気を使っている気配・・・
店の奥の奥・・・
隅に・・・
何故か小学生くらいの男の子が青い顔をして座っている・・・
身動きも無く・・・座る子供・・・
呪怨か!呪怨なのか!呪怨じゃね!!
実は・・・その男の子はスナックのママの孫なのだ・・・
田舎のスナックは都会と違って中は明るい。
だってぇ~ムードを作る必要が無いもんね。
で、スタンドライトも奥の席にだけ付けててママの孫の修くんが宿題をするのだ。
なんでスナックで宿題すっかと言うと~
お父さんとお母さんが仕事で遅い。
お母さんは看護師さんなので夜勤もあっから~
で、ママの孫の修くんが宿題してる間はお客さんも小声になる。
カラオケすんなとはママは言わないけど・・・
修くんが宿題が終わって店の奥へ行くまで暗黙のしきたりになっている。
何でスナックで宿題するか?って・・・
「コロちゃん、いいとこ来たねぇ~修くんの宿題ぃ見てやってくんない~」ってママが言う。
「コロさぁ、父ちゃん探しに来ただけなんだけど~」ってコロがママさんに行ったら~
「ちょっと前に帰ったよぉ~入れ違いだねぇ」なんて言うからコロは帰ろうとしたら
「修くんの宿題ぃ見てやってよぉ~冷汁粉つけるし~」って言う。
修くんの宿題をみてあげるとお店の甘い物をご馳走してくれるママ。
お菓子も付けてくれる♪
お客さんの中で修くんの宿題を見てもらった人にはオマケのおつまみが出たり、水割りが1杯ぃ無料でプラスになっから修くんがスナックで宿題すんのはみんな大歓迎だ!
で・・・夏休みは修くんにもお客さんにも試練の時となる。
ママも修くんのお父さんもお母さんもスナックで勉強すんのに怒ったりしない。
確かに酔っ払いなんで勉強の教え方に問題があっかもしんないけど・・・
素人で大学出てなくっても教え方のうまい人はいっぱいいる。
なのでぇ~修くんは塾に行っていない。
流石に高校とかになったら塾通いかもしんないけど・・・
小学生の内はスナック塾でお勉強だ。うん。
楽しい、しかし~修くんには辛い宿題の呪怨でした。
スナックに居たタクシー運転手による・・・第3話・・・
田舎のスナックには夜食もやってる・・・
田舎は夜になると外食出来る場所は限られてくるもんだ・・・
つまりスナックはお酒だけ出してるじゃ無い・・・
ラーメン・・・うどん・・・そば・・・
冬は・・・汁粉・・・雑煮・・・鍋・・・
夏は・・・冷やし中華・・・サンドイッチだって・・・おにぎりだって・・・
有るよ・・・
なので夜食を求めてタクシーの運転手さんが来ることになる・・・
このタクシーの運転手さんの身も凍るお話しを貴方にしよう。
ある夜中、タクシー乗り場に女性が立っている・・・
目の下は青くくぼみ・・・
綿のワンピースは酷く皺がよっていて・・・弱弱しく・・・
彼女は立っているのがやっとと言う感じ・・・だった・・・
タクシーの運転手は嫌な予感がしたらしいが・・・彼女を乗せている・・・
彼女は蚊の鳴くような細い声で・・・
「踏切を・・・通った先の・・・大きな桜の木の下で・・・止めて・・・ください・・・」と言う・・・
えぇ!この辺で大きな桜の木って言ったらお墓の入口に立ってる木!!
きたぁぁぁぁぁ!!
そう彼女はタクシー運転手では話題になっている・・・お墓の前で降りる女なのだった・・・
本当にお墓の前で降りた女だが
彼女の家がお墓と思っちゃ困る。
お墓の前にアパートがあってソコの住人ってだけだ。
駅からアパートまで来るとお墓の前の桜の木の下で降りると向かいのアパートへ直行できる。
どうも仕事+遊びで遅くなる女子で
綿物の洋服が好きな割にアイロンは嫌いらしくヨレヨレの服を良く着ている。
「ソレは判ってるんだよ~だけど夜中のお墓は嫌じゃん!」ってタクシーの運転手さんは言ってたね。うん。
コンビニにて・・・第4話・・・
コンビニには誰だって入って来る・・・
コンビニは来るもの拒まずだ・・・・
しかし、この日は少し違っていた・・・
田舎のコンビニに何故かまがまがしい姿の妖怪が入って来たのだ・・・
妖怪はサンドイッチとポカリスエットをレジに出すと・・・
おもむろに自分の頭を取った・・・
この妖怪だが・・・
大通りを挟んで前の不動産屋が企画して呼ばれた妖怪・・・
最近の子供には・・・妖怪がブームと言う・・・
頭を取った妖怪の体を覗くと・・・
そこには大学生の夏くんが居た。
妖怪が子供の人気なので田舎の不動産屋さんがファミリー向けに企画したのだが・・・
嫌にリアルで怖い感じの妖怪・・・
「アニメの可愛い妖怪はキャラクターの使用料が居んでしょ~だから使用料が安い妖怪キャラにしたら子供が泣くですよ~」って妖怪の夏くんが言う。
そこでコロは地元の不動産屋の企画が失敗したのを知った・・・
着ぐるみは~ものごっつ大変らしい。
暑いので着ている時間は短時間しか持たないが実働で繋ぎ合わせると着ている時間は2時間程度で日給7500円のバイトらしい。
お弁当も出たがサンドイッチを食べたくってコンビニに来ちゃったらしいッス!
身も凍る笑える怪談はいかがでしたか?
読んだら消してくださって良いです^^
面白い読み物を見つけたので貼っておきますね(*´ω`*)
http://www.worldforecast.jp/lp/fukota/twitter.html
かえって気を遣わせてしまいましたね。
<(_ _)>
早速可愛いので、肩の載せて来ました。
大事に致します。
でも、ダブりなんだもの、気にしないでネ。
白かぼちゃ送りましたので使ってね。
いつもお世話になってばかりなので、お返し等はお気遣いなく。
コロさん、かぼちゃは何色がお好きですか?
リンゴ栽培があんまりだったので、種を買うくらいなら
お友達の頭をかぼちゃに変えて仲間を増やすことに決めたのw
よかったらプレしますので「オレンジ・赤・紫・緑・白・黒」から選んでね
怖いお話、読むのは大好きです。
昔みたいにおトイレが屋外だったら困るけどw
よろしくお願いします~
13:30~です。
腹いて~~~www
つぶやいてらした方々ですね^^
それぞれギョッとするシチュエーションだけど、モノホンの怪談じゃなくてよかったです!
もし同じ場にいたとしても、私はこんなリアルに再現できないなあ…
その文章力、少し分けてください!w
若干読みにくいけどw
ワシも田舎のスナックでナポリタン食べたい
船隊もののアルバイトも1日1万円くらいなんとお~
コロさんの怪談最高でした(✦థ 艸 థ)読んで思い出したので勝手に投稿。
小学生の頃のお話です。
時は日没。塾帰りに、自転車に乗って大通りから小道へ。小道に入ったら、自宅まで後50メートル。
この小道、めったに人に会わないので、怖いから早く帰りたくって自転車びゅんびゅん思いっきり扱ぐビビり道。
え…嫌だなぁ…誰かいる…垣根に背を向けてこっち見てるし><
ひぃー。アレは幽霊!?∑(❍д❍lll)ㆀ出たーーーーー
何故かとっさに出てきた言葉が「うぁー><こんばんは」
驚いて取り合えず大きな声で挨拶した、礼儀正しいわたしㆀ"8-(ノ>_<)ノ
怨まれないようにと身を守る意味で瞬時に無い頭絞ったんだろうね。
よく見たら幽霊じゃなくって近所のお婆さんだったw思い込み怖っ!!!
彼らはお化けの出るとこ良く知ってますよ~。京都でもタクシーの運転手さんとよくその話で意気投合!
東京も六本木のある場所○○会館は夜行かないとか。。
のせた人たちからもいろんな話を聞くので。。情報の宝庫です。
ここ数日のコロポックルさんのつぶやきが全容解明されてて面白かったです^^
どんなフシギにもちゃんとそれなりの理由があるもんなんですね~。
食事のできるスナックっていいですね~
盛りだくさんのお話、楽しかったです^^
印象に残るのは…「田舎のスナック」ですね。
コロさんのお父さんは、そのスナックによく行かれているようですね^^
そして、コロさんがお父さんを呼びに行くのですね。
ママのお孫さんの宿題を、お客さんが見てあげる・・・
なんともほっこりなお話です♪
素晴らしい怪談です~w
しっかりオチ付きっていうのが最高です~w
いやでも目の前に貞子っぽい女の人いたらマジでビビりそうです~( ゚Д゚)
じわじわくるw
なんか人情味があって
いい感じのスナックですね
修くんはいい子だ
風子の帰り道に電話ボックスがあって その横に丁度人間の大人ぐらいの高さの木があるんだけど
人に見えちゃって 毎日ドキッとしてまつ(-。-;
着ぐるみのバイトって時給はいいけど、夏は暑くて大変ですね〜
どのお話もオチがきいてて面白かったです~
コロさんのスナック内部の表現がまた面白くって面白くってwwww
昔、ロングヘアだった友人に、白いロングワンピースを貸してあげて
友人が貞子のコスプレをやり、イベント参加者に大好評で
写真撮られまくりだったのを思い出しましたw
貞子もよれよれワンピースのお墓隣人も怖いですね。
面白い怪談有難うですw
お墓でタクシー降りる女性ってマジこわですねw