✪ 聲
- カテゴリ:30代以上
- 2015/07/06 16:52:09
夏休を待ちきれない私は叔母の屋敷にやってきた。
叔母の家に隣接していた遊園地は、
私が幼いころに廃園になり取り壊されることなく隣にある。
私の目的は、その廃園になった遊園地の探検だ。
よく泊まりに来ては、夜になるのがすごく恐かった。
隣の廃園から、夜な夜な聞こえてくる妙な声にだ。
どうしてもその声の正体が知りたくて、
いつか機会があればといつも考えていた。
それが今日なのだ、中を覗くとまるでジャングルのようだった。
錆びた扉をくぐり足音をしのばせて歩いていく、
私の影は草木に揺れながら歪んでいる。
何の気配もない庭のどこかで水の流れる音が聞こえ、
不意をついて野放図にはびこる草が肩に触れてくる。
照葉樹の葉むらに瞳をこらした私は、
誰かに見られているような気がした。
たくさんの薄青い瞬きが私を取り囲み、
緑の中でじっと息をひそめている。
人影などないはずの朽ちた庭を見渡した、
何かが聞こえる。
葉擦れの音か、囁き聲かわわからない。
蔓草や楊柳のしだれる小路をすすむうち、
私はいつしか方角を見失っていた。
どの曲がり角もすでに通ったような気がする、
「出口なら左に曲がって、まっすぐさ」
聞き覚えのない聲がした。
振り返った私が見たものは・・・、一羽の孔雀だった。
ひろげた尾羽の中で、いくつもの水緑の瞳が揺れている。
お財布、スマホ、ボールペン、カーディガン・・
最近、身の回りに増えてきた色
ゴールは必ずあると分っていても
こわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い怖いお化け屋敷
ん?
それよりもっと 怖い現実を生きてるはずなのに
じっとり ジメジメ ひやぁ〜〜〜系はニガテです><
ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
その孔雀が、教えてくれたのね~~
ほーら、ブラボさんの不思議な世界が、はじまるぅ♪
ドキドキ、ワクワク~*^^*