レキがお嫁入りして、一週間が経ちました。

お試し期間2週間で、その間には毎日メールをお願いしたのですが
昨日はメール無し。

その前の金曜日も無くて、
その時はこちらから連絡事項をお知らせするフリをして、それとなくメール。

お忙しいのかもしれないし、
そう言えば”スマホを割ってしまった”とお会いした時に言われていたので
パソコンを立ち上げるのが手間なのかもしれません。

でも・・・・
お試し期間の2週間は、私が唯一レキの事を知ることが出来る2週間なんです。
それを過ぎれば、こちらから尋ねることはプレッシャーになりかねず
失礼に当たり、お願いする事が出来ません。

だから、せめてこの期間だけはレキの事を知りたい。
もうこれからは、どんなに寂しくても我慢するから・・・

最初の頃頂いたメールには、あちらでのレキの写真。

珍しげに部屋を覗くレキ。
新しい食事マットでご飯を食べるレキ。
ゲージの中で足を延ばして眠るレキ。
散歩で同居の仔柴ちゃんと二匹並んで歩くレキ。

どのレキも可愛くて、愛おしくて、
そして大事にされている事がうかがえます。

良かったねと思う反面、少し寂しい気持ち。

今まで撮りためた写真にそれらを追加しながら思いました。
もう私からは、写真も増やせないんだなぁって・・・

ワガママなのは分かっています。
これらが送られただけでもありがたい事です。

だけど、だけど・・・やはり涙が溢れます。
幸せになって欲しい気持ちは変わらないのに
忘れられてしまうのが悲しい。
こんなにも、こんなにもまだレキのことが好きだから・・・

昨日、母がレキのいた自宅の工事の打ち合わせの為先にあちらに行き
その後、私が合流しました。

結構すんなり家に入れて『何だ私、結構大丈夫じゃない』とか思ってた。

でも今日、荷物の整理の為手伝ってくれる友人と一緒に自宅に行き
鍵を開けようとしたら涙が出た。

いつも鍵を開ける時、出迎えてくれたレキはもういない。
そう思ったら、扉の前で声をあげて泣いてた。
ただ扉を開ける、その事がこんなに切ないなんて思わなかった・・・

部屋に入って、後から合流した母と3人で荷物整理。

いらない物を、とにかくゴミ袋に入れていく。

友人は捨てる捨てないの判断が分からないので
私の代わりにゲージ前の棚のネジをひたすら外してくれ
気がついたらゲージはたたまれ、いつでも持ち出せるようになっていた。

本当は気持ちの整理も兼ねて私がすれば良かったのかもしれないけど
そうしたらきっと涙が止まらなかっただろうから、
これで良かったのかもしれない。

レキと一緒に寝た布団も、レキに掛けてあげた毛布も全部袋に入れる。
思い出も、涙も、全部全部詰め込んだ。

山のように出来た袋の山。明日、これを捨てる。

一人じゃ運びきれないそれらを、明日の朝母と二人で運ぶ。

物理的にもまた気持ち的にも、一人じゃない事が有難い。

明日はレキがいた時と同じ時間に、朝自宅に行く。
レキがいた時にかけていたアラーム曲。
その曲を聞くとレキとの日々を思い出して涙が出る。

分かってるなら変えればいいのに、変えられない。
アラーム画面はレキの写真。
泣きそうになるのが分かっているのに
これも変えられない。

いつか優しい気持ちで見れる日が来るのだろうけど、
今はまだ、無理みたい。

気分転換に、知り合いから薦められたワンコの動画を見ても涙。
どの子も可愛くて、ご主人様の愛情一杯で、
『私も取ってあげたかったなぁ』あなんて思ってしまう。

今頃どうしているだろう？
人懐っこいレキの事、大丈夫なのは分かっているけど
私の方が、全然大丈夫じゃないよ。

泣いても涙が溢れるばかりで、舐めてくれるレキはもういないのにね。

イイ大人になって、こんなに泣くなんてね。

明日は月曜日。
レキの事を知らせてくれるメールが、届くといいなぁ・・・・