年金機構のウィルス感染問題でママちゃんの心配
- カテゴリ:日記
- 2015/06/16 18:39:58
昨日はママちゃんに付き添い郵便局に行きました。
例の事件の後の年金支給日だったので。
無事に年金は入金されていたようで一安心。
ママちゃんにはウイルスと言っても合点がいかないようで、丁寧にどんな事件なのかを教えました。
まったく初心者がやるような仕事を年金機構はしていたみたいね。
部下がメールを開いたからいけないのではないのよね。
上司の忠告を聞かなかったからそんな事になったんでもない。
ヒューマンエラーの部類かなぁ。
人間は失敗をする生き物なのよ。
それを前提に考えるれば、システムをよくよく吟味して変なメールを開いても名簿が守られる構築が絶対よね。
受信専用のパソコンとかできなかったのかな?
送信は名簿のファィルが有るパソコンからでもいいかも。でも受信についてはやはり別のパソコンで作業をするなどの一手間は必要だったろう。
一番悪いのはウィルスを作った奴。そしてそれを利用して人の金をだまし取ろうとした奴らだ。
次にいけないのは年金機構の上層部とシステムの管理者という感じかなぁ。
仕事の仕方が良くないね。人にあれこれをしないでね、なんてそんな言葉で管理してはダメよね。
全員が同じレベルでできるかが分からないでしょ。
そんな事言わなくても良いシステムにしなくてはね。仕事を実際にする人はあれやってはダメ、これはダメとかいちいち考えなくても良いシステムね。
この悪い考え方は前時代的、コンピューターのなかった時代のものです。
syocoが若い時、いよいよコンピューター時代がやってくると言われた時代には理想がとても高くて、パソコンはまだまだ進化の過程で数字や言語を扱うにはCOBOLやフォートラン、BASICなどで使い分けをしてました。
とても不便だったよ・・・でも!! まだまだ進化して行こうという気持と熱情。これよね。これが理想と目的をはっきりさせていたの。
メモリだってそうだ、より容量の大きいものがなくてはいけないと皆が知っていた。なかったけどね。熱にも弱いし。
現実と理想のギャップがとても大きくてコンピューターにできる事をあれこれ夢みて考える時代の閃きや輝きの気持ち。
皆はその値打ちを分かっていた、今はこれしかできないけど、いつかはできるから頑張ろうという気持ち。それはとても大きな理想。とてつもない理想でした。
Officeコンピューターという言葉はその頃にできたもの、略してオフコンです。
これを仕事に導入したらどれだけ仕事の無駄を省く事ができるだろうか、とかね。
その無駄を省いたらら次は別の事を考える脳ミソの余裕が生まれて社会はどんどん進化するだろう。なんて事思っていたのです。
そして今現代になり、コンピューターは人間の考えに沿ったシステムとなり使いやすくなりました。だからこれだけ広がったのですね。
でも人間はすっかり怠慢になりました。考える事をやめて進化する事をやめてしまいました。
与えられた便利を享受するだけです。与えられたものをどのような方法をもって生かすとかができてないのです。
お店でいつもsyocoが悩むのはこの事なのです。
立派なPOSシステムは有るけど、きちんとシャープな構築がなされていなくて、いつも慣れない店員の間違いでお客様は不安な顔してレシートをもってサービスカウンターにやって来る。
ややこしいサービスの中でレジをする時には「この場合にはああして、こうして、この順番を守って、これしてはいけない」とか色々。
いつもお詫びをして正しい処理をして新しいレシートを発行してお渡しする。
そんな時、syocoは思うのです。昔の方がより進化していたな。
というか、時代を遡って仕事している気分なのです。
あの時の連中が今、現代にこのシステムを入手すれば、こんなボケみたいなシステムは絶対に作らない。
だってまだまだ進化途上のパソコンを相手に高い理想と明確な目的で試作していたんだもん。
したい事がパソコンが進化してなくて出来なかった時代。したい事はできるけどしようと考えてない今の時代。
もう疲れました。こんなはずではなかったのよね。こんな時代を理想とはしてなかったよ。
あと、2.3年、最新のパソコンと前時代的な考えの人間たちの間でsyocoは仕事してリタイヤする予定です。
パソコンは悪くない、使う人間が悪いんだ。
懐かしいです^^
あとはPL/Iも使っていました。
当時、パソコンは自分でプログラムを書いて動かすのが
当たり前でしたね^^
なので、コンピューターの基本をしっかり身につける機会がありました。
そして、いつでもどこでもだれにでもコンピューター、を夢見ていました。
夢は現実になったけれども、コンピューターはブラックボックス化し、
パソコンの使い方を勉強するとは、ボタン押しの順番を覚えることに
なっています^^;
これは悪いことではありません。
syocoさんもご心配のとおり、現代の有り余る性能を持ったコンピューターを前に、
プログラムを作る人たちが怠惰になっていると感じています。
なんだか、ものづくりが雑なんですよね。
そりゃぁ、昔に比べれば膨大なデータやセキュリティ問題など課題が多岐に
わたっていることはあるにしても、手抜きとは違う、粗雑さを感じるのです。
コンピューターに限らず、家電にしてもクルマにしても、
どこか日本のものづくりの魂が劣化しているように感じます・・・