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シン・ドラマ汁


ドラマ【天使と悪魔】

天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課- 最終回
テレビ朝日 金曜夜11時15分~
【あらすじ】新聞記者・朝田希美が階段から突き落とされ、死亡する事件が発生した。その直後、何故か未解決事件匿名交渉課の廃止が決定。納得のいかないヒカリは理由を探ろうとするが、茶島からも地検の検事・阿野からも「警察官を続けたければ、この件には関わるな」と釘を刺されてしまう。そんな中、茶島は密かに、10年前に牧慶子という事務官が殺害された事件を洗い直す。実は希美慶子が殺された場所も手口も同じだったのだ。被疑者として浮上した慶子の交際相手・高塔は、当時担当検事だった茶島の前で一度は罪を認めたものの、別の被疑者が現れたため不起訴処分になっていた。

【感想】早い最終回ですよね~。テレ朝のドラマは結構遅く始まったり早く終わったりすることが多いのですが、視聴率からして打ち切りになったニオイがプンプンします。刑事物としては結構よく出来たドラマだったと思うのですがね、どうにも最近私が気に入るドラマは視聴率が芳しくありませんw
さて、最終回では今まで匿名交渉課を秘かにバックアップしてきた神楽坂特任検事長が敵に回りました。まぁ、ドラマではよくあることですが。残念だったのは、何故神楽坂が匿名交渉課を作り、司法取引を試そうとしていたのか、あまりよくわからず終わったことです。結局彼のやったことは、彼自身の過去の過ちを暴くという形で返ってきており、何の得もないどころか損してますよね。もうちょっとこの時期に司法取引を試さなければならない理由が、はっきりわかればよかったと思います。あと神楽坂役の宇崎ですが、映画やドラマでも結構見ますけど、やはりミュージシャンなので、役者が本職の人のような演技はできないみたいです。雰囲気のある人なので、黙ってどっしり構えているような役だと見栄えするのですが、セリフが多いとちょっとハラハラしてしまいますw 重要な役だったので、もうちょい演技のできる人の方がよかったように思いますね。
今回の犯人は、パン屋で働く青年でしたが、どうにも2人も殺すような人物に見えなかったですねぇ。茶島はその罪を見逃す司法取引を持ちかけてましたが、さすがに殺人犯の罪を見逃したらだめだろう…と思って見てたら、嘘だったんですねw 司法取引では、どんな罪まで軽減することができるかも、問題になってくると思いました。軽微な罪ならともかく、人が死んでたらだめですよね。その後、自首しろと言うヒカリと、隠し録りした音声を捜一に持っていくという茶島は、まさに天使と悪魔。茶島が逮捕されたシーンもありましたが、あれはなんで逮捕されたんだろうw そこがちょっとよくわからなかったですね。終わり方は続きもありそうな感じでしたが、匿名交渉課はなくなってしまったし、作った本人は逮捕されてしまったので、ストーリー的にも視聴率的にも続編は期待できそうにありませんね…。
それと、階段からの転落死の事件って、ドラマではよくありますけど、気になるのは何故それが殺人だとわかったかということ。事故で片付けられても不思議ではありませんよね。今回の2件にしても、殺人だと分かった理由までは語られてませんでした。また、2人目の被害者の女記者、何故階段の上で話すw 現場で話したければ、下で話せばいいんですよ。死体見つかったのは下なんだし。上で話すとか、もう自分を殺してくれと言ってるようなものですよね。しかも話が決裂したのに、犯人に背中を見せて階段を下りようとするなんて、どこまでボケてんだと思いました。まぁ、事件が起きなきゃドラマになりませんけど、最終回、ちょっと雑だったかな~。




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