つまびらかに読んでない
- カテゴリ:日記
- 2015/05/29 21:59:31
国会でアベソーリが無双、もとい、無謀を働いてます。
なにやら、我らのハシシタ氏に影響されたのか。
ツジモト女史との質疑応答で、ソーリとも思えない暴言をおはきあそばしたそうで。
「さっさと質問しろ」
ツジモト女史が話し始めて4分ぐらいのころですね。
…や、ソーリが無頼の族になってはいかんだろう?
あと、防衛大臣もあほなことを言いましたね。
後方支援として海外派遣される自衛隊に、
「戦闘に巻き込まれるリスクはありません」
と、脳内妄想をダダ漏れさしてます。
そう断言するなら、海外派遣される自衛隊の先頭にたってくださいね。
リスクないから、安全なんでしょ?
それぐらいやらなきゃ、こんな妄想、公言しないでよ。
「つまびらかに」国会のニュース読んでないけど。
かなりおかしいって、この二点だけでもわかります。
ソーリはこの古風な言葉を使いたい年頃だったようで。
これを契機につまびらかにポツダム宣言、読んだほうがいいと思う。
そそ、広島・長崎への原爆投下前だからね。
この宣言がなされたのはね。
近代史も勉強しようよ。
集団的自衛権、特定秘密保護法、
4月27日に外務大臣の岸田文雄と防衛大臣の中谷元はニューヨークでアメリカの
ジョン・ケリー国務長官やアシュトン・カーター国防長官と会談して
新しい「日米防衛協力指針(ガイドライン)」を発表、
29日には安倍晋三がアメリカ議会の上下両院合同会議で演説し、
その中で「安全保障法制」と「TPP(環太平洋連携協定)」を強調した。
TPPとは政府、議会、司法を巨大資本が支配する仕組み。
安倍政権は国としての主権を放棄、
アメリカ支配層へ日本の自然やそこに住む人びとを売り飛ばそうとしているわけである。
そして5月14日には国際平和支援法案や平和安全整備法などを閣議決定、暴走は止まらない。。。
私は憲法を改正すべきという立場ですが、それは憲法と現実が乖離していることが好ましくないと考えるからです。
他国の島を突然占領して自国領と言い張る国々に囲まれ、それが現在進行形で続いている状態で、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」軍備を放棄するなど考えられないし、一方でその軍備が憲法の明確な裏付けなしにあることも好ましいとは思っていないという意味で。
なので安倍政権の閣議での解釈変更も評価しません。
時々の政権の思惑で条文が空文化するのなら、憲法はイラストでもよいことになってしまいます。
道路工事ひとつでも危険な時はある。
ましてや紛争地に出かけて危険がゼロなんてことがあるはずがない。
私たちが議論すべきはリスクゼロかどうかではなく、本当に取る価値のあるリスクなのかということ。
そうでないと小泉政権の時のようにイスラム侵略の片棒を担いだことと同様になりかねません
ポツダム宣言って勝ち馬に乗れば何でもアリの見本みたいで好きではありませんが、戦後の世界観はここから生まれているとも言えますよね。
私のような個人が「好きじゃない」というのは好みの問題ですが、日本の総理のポツダム宣言への論評は世界観に対する評価と直結する部分があるので難しいところ。
しかし「読んだことがない」というのは、仮に十分理解していなかったとしても発言してはいけない。
疑義があるというのは、世界観への挑発と上げ足を取られる可能性があります。
(当時ゲリラ部隊だった中国共産党が自分達の宣言のように振舞うのは噴飯ものですが。)
否定するつもりがあるなら別の世界観を提示する政治力と軍事力が必要ですが、そこまで準備する必要があるのか。
まあ、こんな微妙な質問を放り込んだ共産党も評価していませんが。