スタートレック エンタープライズ
- カテゴリ:テレビ
- 2015/05/29 04:27:34
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DVDでアメリカのテレビ番組を見ているのだけど、初期の話でエンタープライズが機雷で壊れた。
宇宙船の装甲に穴が開いたと大騒ぎ。
修理には何ヶ月もかかる、材料がないと絶望的な展開。
その時点では、装甲に大穴が開くと修理が難しいという設定だったのだろう。
このままでは宇宙船のスピードが遅いと問題だらけ。
その時は運良く修理できた。
後の話ではエンタープライズが猛攻撃を受けて撃沈寸前まで追い込まれる。
このため、以降のエンタープライズは穴だらけのまま航行していた。
今までの設定ならワープ速度はでないだろう。
ところが穴だらけの宇宙船は元気に飛び回っていた。
これはおかしいなぁ。
話を盛り上げようと船を穴だらけにしたのが、そもそもの間違いだろう。
穴だらけ、ススだらけの宇宙船がワープ速度で宇宙を飛んでいるシーンを見るたびに
「こんなガラクタ探査船に宇宙の命運がかかっている」という違和感を感じる。
恐らく幻想シーンを話の中で使おうとする脚本家がいたのだろう。
新スタートレックでは頻繁に ”改造時はディフレクター板を使う” という場面が多かった。
不思議な現象の説明にはタキオンが多く用いられた。
いずれも他のスタートレックシリーズでは使われないパターン。
新スタートレックはシーズン7まで続いた長寿番組なので、同じパターンは何度と無くでてきた。
スタートレック エンタープライズはシーズン4で打ち切り、初期シリーズの宇宙大作戦もシーズン3で打ち切られるなど、視聴率に苦しんだ。