Nicotto Town



『リトルプリンス 星の王子さまと私』インタビュー


『星の王子さま』を読んだ時と同じ気持ちになれるようなストーリーを目指して! 映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』監督インタビュー
http://www.animate.tv/news/details.php?id=1432432737

2015/5/24 14:00

 大人気映画『カンフーパンダ』の監督を務めたマーク・オズボーン氏の最新作『リトルプリンス 星の王子さまと私』。本作は、児童文学の名作『星の王子さま』のアニメーション映画であり、原作の権利を管理しているサン=テグジュペリ・エステートが初めて公認した、原作のその後を描く意欲作でもある。今回インタビューでは、今なお世界中から愛される名作を映画化するにあたって感じたプレッシャーや作品にかける想いをマーク・オズボーン監督に語ってもらった。
 
■ 多くの奇跡を経て生まれた名作の映画化

――本作の最初のオファーである『星の王子さま』の映画化のお話を一度お断りしたそうですが、どのような理由だったのでしょうか?

マーク・オズボーン監督(以下、マーク):映画にするのが難しかったからです。原作の『星の王子さま』は、それぞれの小さなエピソードでも奥深く、さまざまなパートにファンが存在します。また、読んだ人よって、物語から受ける感動や解釈が変わってきます。そんな、複雑な色合いを持っている作品を、映画として統一することができるわけないと思ったんです。

ただ、原作がもつそれらの特徴を活かした形で解決する方法を思いついたんです。それが、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』でとった、原作を映画の中に登場させ、物語の中に鏡のようにその内容を映し出すという手法です。この映画を観ることで、原作の『星の王子さま』を読んだ時と同じ気持ちになれるようにストーリーを構築したんです。
 

――原作との出会いは、学生時代に奥さまからのプレゼントというお話ですが、この映画を作る上で家族からの意見を参考になどはしましたか?

マーク:もちろん妻とは話をしました。ただ、その話をしたのは、ある程度映画の方向性がまとまってからでしたね。映画制作は、企画段階で中断し、実現しないという場合もありますからね(笑)。また、『星の王子さま』は、僕と妻を繋げてくれた大切な作品でもあったので、確実に動き始めるまでは話すことが出来ませんでした。実際に、映画の話を妻にした後、彼女も本当に実現するのかを常に心配していました。
 

――今回の映画でチャレンジしたことや、特に見てほしいと思っているところをお聞かせください。

マーク:常にチャレンジの連続でした。本の中からアイデアを採用するには常にリスクが発生してしまうからです。映画を観てくれる方は原作ファンの人も多いでしょうし、その期待に応えられる物を創りつつも、驚きも与えられるような映画にしなければ面白くはありません。そのバランスを考えるのにとても苦労しました。
 

――監督は宮崎駿さんの影響を受けているとお伺いしていますが、日本を意識して作った部分などはありますか?

マーク:隣に住むおじいさんの裏庭や家の内装、女の子が茂みをかき分けておじいさんの家に入っていくシーンなどは、宮崎監督の影響が色濃く出ています。キャラクターデザインも日本文化に影響を受けていて、可愛らしい感じに仕上がっています。日本のアニメは完全に我々の一部になってしまっているので、影響されない方が難しいですね(笑)。

――宮崎監督のアニメ以外で、好きな作品などがあれば教えてください。

マーク:『マインド・ゲーム』(湯浅政明監督、2004年公開)は素晴らしかった。他には『フリクリ』(鶴巻和哉監督、2000年発売開始)や『AKIRA』(大友克洋監督、1988年)、『サムライチャンプルー』(渡辺信一郎監督、2004年)なども気に入っています。さまざまな影響を受けているものばかりですね。

――最後に読者に向けてのメッセージをお願いします。

マーク:映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』は、既存のアニメとは異なる作品を目指して制作しています。キャラクターの感情をはじめとして、細かな部分を丁寧に描くことにスタッフ共々、力を入れています。CGだけでなく、ストップモーションアニメも採用し融合させるなど、新しいことへも挑戦しています。アニメのファンならすべてを愛してもらえるように作った作品です。公開は11月とまだ先ですが、是非多くの人に楽しんでいただければと思います。

──ありがとうございました。




---------------------------------------
ガーデニング 5
http://www.nicotto.jp/blog/detail?&aid=39954157
ガーデニング関係の、履歴・情報交換は、こちらのページ

クイズ
は、継続実施中です。まだ挑戦していない人はぜひ挑戦してください。
まちがいさがし1
http://www.nicotto.jp/blog/detail?aid=13526308
まちがいさがし2
http://www.nicotto.jp/blog/detail?aid=13626696
宝さがし1
http://www.nicotto.jp/blog/detail?aid=13828894
まちがいさがし4
http://www.nicotto.jp/blog/detail?aid=14561363
正解発表・感想・お問い合わせのページを読む前に、挑戦してみてくださいね。
問題ページと、正解発表のページにコメントしてください。賞金5Cコインを配布させていただきます。

ブログの 目次 リンク と 雑談・感想  クイズ(宝さがし まちがいささがし 他)
http://www.nicotto.jp/blog/detail?aid=14052686

別のブログページを読む
には、タイトルリンクやブログタブから先をクリックしていくか、
(マウスの左ボタンを押しながらURLをドラッグ反転表示させ、右クリックで(C)を選択、ブラウザ上部のアドレスバーで右クリック(P)を選択、 そしてページを移動。→)が便利です。

アバター
2015/05/30 13:42
映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」 肝心なものは心で見る
http://www.sankei.com/entertainments/news/150529/ent1505290005-n1.html

2015.5.29 10:30更新

 24日(日本時間25日)に閉幕した第68回カンヌ国際映画祭の特別招待作品として上映され、注目を集めた映画がある。仏作家、サンテグジュペリの名作『星の王子さま』のその後を描いた初の長編アニメ映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」だ。「星の王子さまミュージアム」(神奈川県箱根町)では、映画のメーキング動画を7月下旬から上映する予定。今も人気を誇る『星の王子さま』の魅力とは-。(竹中文)
アバター
2015/05/30 13:41

 「ものは心で見る、肝心なことは目では見えない、という言葉が映画の核になっています。そんな原作のメッセージに自分も励まされてきました」

 こう語るのは、「リトルプリンス-」を手掛けたマーク・オズボーン監督(44)。オズボーン監督は約25年前、長距離恋愛中の恋人から『星の王子さま』の本をもらった。当時は米カリフォルニア州で芸術を学んでいた。「芸術家として挫折し、道に迷っていたとき、この本をもらいました。映画が本当に好きだった子供時代の自分を取り戻せたので助かった」

 今も映画のテーマに迷ったとき、「ものは心で見る」という引用句が脳裏に浮かぶ。「この言葉は一生の宝物だと思います」

 本をくれた恋人は現在の妻。2人の間には長女と長男が生まれた。本には夫婦の思い出が詰まっており、「最初に映画化を打診されたときは、大切な本だから恐れ多くて手が付けられないと思い、断った」。それでも視点を少し変え、「本を読んだときの経験を描くのならできるのではないか、と思うようになりました。映画では原作を中心に置き、その周りに話を構築した」と話す。

 映画では『星の王子さま』を読んだ少女の想像の世界を表現している。その際、CG(コンピューターグラフィックス)とストップモーションを用いて、現実と想像の世界を巧みに分けた。大ヒットした映画「カンフー・パンダ」のCG制作経験が生かされたという。

 CGで描いた現実の世界では、少女の母親が少女の人生設計を隙間なく作り、完璧にコントロールしようとしている。「でも、サンテグジュペリの原稿は完全ではないけれど、素晴らしい。完璧を目指すより、もっと自由な方が良いというメッセージも入っています」

 映画の日本公開は11月。大涌谷の北西にある「星の王子さまミュージアム」では、7月下旬~9月末、映画のメーキング動画を上映する予定。広報担当者は「サンテグジュペリ関連の展示もあり、彼の生涯は作品に影響していると感じてもらえるはず。大涌谷の噴煙を心配する声も寄せられますが、ファンから励ましの言葉をもらっています」と語った。
アバター
2015/05/26 15:19
カンヌ国際映画祭 動画 (フランス語)
http://m.canalplus.fr/?vid=1267166

Le Petit Prince

Best of de la montée des marches du film
アバター
2015/05/26 05:18
“星の王子さま”をいかに映像化したのか? 『リトルプリンス』マーク・オズボーン監督インタビュー
http://animeanime.jp/article/2015/05/25/23410.html

名作小説『星の王子さま』が3Dアニメーション映画として登場する。『リトルプリンス 星の王子さまと私』が国内では2015年11月に全国公開予定だ。
本作で監督を務めるのは、『カンフー・パンダ』(08)で熱いアクションとユニークなキャラクターを描き切ったマーク・オズボーン氏。自身も敬愛する『星の王子さま』のアニメ化に挑戦したマーク監督だが、一度はアニメ化のオファーを断ったという。

「あの本は、詩、ポエムみたいなものなんです。つかみどころがない。本を傷つけてしまうのがいちばん嫌だった。だから最初は映画化は無理だと思っていたんです」
アバター
2015/05/26 05:18
そんなマーク監督だが、なぜ映画化にチャレンジしようと思い至ったのか?

「もちろん最初は怖かった。あまりにも有名な作品だし、わたしにとっても想い入れが深い本だったので。でも『だからこそ自分がやるべきなんじゃないか?』という葛藤もあって。そこで思いついたのが、本を傷つけることなく中核に置きながら、その外郭に別の世界をつくる。そうしたら成り立つのではないか? そう前向きに捉えました」

この映画で『星の王子さま』の物語は、母の言いつけで勉強に明け暮れる女の子を主人公にして、かつて王子と出会った飛行士の老人から語り継げられる形で描かれる。王子の物語はもちろん、女の子と飛行士の温かい交流も見どころのひとつだ。

「最初に浮かんできたのは、星の王子さま女の子が手をつないでいるイメージでした。さらに女の子が飛行士と出会って、温かい関係が生まれていく。そうした人間的なつながりを描けるといいなと思いました」

また本映画ではふたつの異なったアニメーションスタイルが採用されている。女の子と飛行士が交流する現実世界は3DCGで描き、原作の王子の物語は昔ながらのストップモーションで描く。これにより原作の空気感を損なうことなくアニメーション化を実現する。3DCGとストップモーション、ふたつのアニメーションスタイルを採用した理由をマーク氏はこう語る。

「いろんな技法をミックスさせて自分の表現を広げる。そういうことをいつも意識しています。むかし、僕が通っていたカリフォルニア美術大学で『あらゆるテクニックを使いこなしなさい』と教えこまれました。違うテクニックやフィーリングを衝突させると新たな面白さが生まれるわけです。本作でも王子さまの世界はストップモーションで描き、対称となる現実世界は3DCGで描こうと思いました。結果的に良いコントラストとなりましたね」
アバター
2015/05/26 05:17
前作『カンフーパンダ』では大手スタジオ、ドリームワークスのもと見事なアクションを映画を完成させたマーク氏。だが本作ではスタジオを新たにし、内容も詩的なものとなる。作品づくりの感触も違ったのだろうか?

「やっぱりスタッフが違ったというのがいちばん大きかったですね。『カンフーパンダ』はスタッフはみんなアクションが上手い人だった。対して『リトルプリンス』は詩的かつセンシティブな映画なので、繊細な表現が得意なスタッフに集まってもらいました」

さらに3DCGでこだわった点をこう語る。

「キャラクターの表現ですね。細かい演技だけど、細かいニュアンスまで伝えること。それに尽きます。なんでも分かるような大げさな表現はしないで、繊細な芝居で見せようと。最先端のテクノロジーや優秀なアニメーターのスキルがそれを可能としています」

『星の王子さま』は、読み手によって違う解釈が得られるのも大きな魅力だろう。そんな作品を映画化するうえで監督なりの解釈は反映されているのだろうか?

「作品の解釈はすべて観客に預けるという姿勢でつくりました。決して押し付けるような映画ではありません。友だちと一緒に観に行って『僕はこう思ったんだけど』『いやいや違うよ!』とディスカッションしてほしい。それがいちばん欲しいリアクションですね。やっぱりお客さんにすべて説明してしまう映画はつまらない。原作にも不透明な部分があるでしょ。でも、それが味になってる。映画もそうあるべきだと思ってつくりました」

またマーク氏は、クリエイターとして宮崎駿監督に多大な影響を受けたと語る。そのうえで日本のアニメファンへアピールの言葉を届けた。

「アニメファンがつくった映画なので、日本のアニメファンの方もきっと気に入ってもらえると思います。優秀なスタッフが心をこめてつくっているので、映像的な美しさや芸術性があります。そういった部分をお楽しみに、ぜひご覧ください」  
[取材・構成:沖本茂義]

『リトルプリンス 星の王子さまと私』
2015年11月は3D・2D全国ロードショー
http://littleprince.jp/
アバター
2015/05/25 16:06
<作品情報>
11月<2D/3D>全国ロードショー!

「星の王子さま」―――それは、世界で最も愛されている一冊の本。
砂漠に不時着した青年飛行士が、ちいさな星からやって来たちいさな王子に出会うこの物-語は、世界中で270以上の言語・方言に訳され、翻訳の多さでは聖書に次ぐ世界的なベ-ストセラーとなり、その数は今なお増え続けています。
物語が誕生してから70年以上の時を経た今、この愛すべき物語は、史上初の長編アニメ-ーション映画となりました。

王子さまに出会ったあの飛行士がもし生きていたら?残された人生で、王子さまの物語を-誰かと分かち合いたい、そしてもう一度、王子さまに出会いたいと願っているとしたら?-飛行士の前に現れたのは、9歳の女の子。もうひとつの「かけがえのない物語」が、いま-始まろうとしています。
 
>>映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/littleprince/



「リトルプリンス 星の王子さまと私」アニメーション映画
http://mixi.jp/view_event.pl?id=78094702&comment_count=12&comm_id=1456017

星の王子さまファンクラブにイベント・情報作成しました。



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.