Nicotto Town


✪マークは作り話でし


挿絵

挿絵画家をしている友達がいる、彼とは幼馴染だ。
大阪に移り住んで仕事をしていた彼だが、
東京に戻りアトリエを構えたとメールが届いた。
これは冷やかしがてら陣中見舞いに行かなくては、
ということでとら屋の金唾をもって出かけた。
彼氏のアトリエは少々古びたビルの三階で、
法律事務所や芸能事務所などと書かれた扉が並ぶ、
クの字に曲がったあたりだった。
さほどでもない建物の大きさに比べ、
玄関ホールにあった各社の郵便受け数の多いことに首をかしげた。
細い廊下を歩いてみて合点した。
扉一枚に仕切られた事務所はどれも一部屋だけの、
とても小さいものだった。
中を覗くことはできないももの、
おそらく机などを置いたら総勢でも5人いたらギューギューだろ。
当然彼氏の部屋も机がひとつとサイドボードがあるだけ、
その小さなスペースに仕事道具がキレイに並んでいた。
開口一番、彼氏は「あと一時間待ってて」とな。
さすがに一時間も待ってられないので帰ることに、
私は少し憂鬱な気分で部屋を出た。
するとすぐに扉があいて「これ持って行って」と彼氏が、
それは色紙に書いたユルキャラみたいな絵。
それは何とも言えない絵だった。

アバター
2015/05/23 02:46

がははは と笑顔になれたかな?

アバター
2015/05/22 23:23
どんな絵だったのでしょ~~?

見てみたいです^^
アバター
2015/05/22 23:01
どんな絵が描かれていたのか興味ありでし。
アバター
2015/05/22 22:22
見てみたいです!!
アバター
2015/05/22 21:00
こんばんは。
挿絵、見てみたいなぁ。



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