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シン・ドラマ汁


ドラマ【警視庁捜査一課9係】

警視庁捜査一課9係
テレビ朝日 水曜夜9時~
【あらすじ】青柳の内縁の妻・妙子が、屋外の階段下で青年の死体を発見する。青年は矢部と言い、階段から転落して死亡したものと見られたが、死体に小麦粉と溶き卵、パン粉がかけられていた。加納は現場付近からジャガイモを発見し、コロッケの材料だと不思議がる。9係の部屋に帰った加納たちの元に、生活安全部長の麗子がやってきて、矢部に関する情報を提供すると言う。麗子が言うには、矢部は以前バイトとして勤務していた精肉店で、メガネに衣をつけて油で揚げるという悪ふざけの映像をネットにアップする、いわゆるバイトテロを起こしたことがあったらしい。

【感想】まぁ、釈が出てきた時点で犯人はもうわかったようなものでしたがw なかなか動機がわかりづらかったですね。直接の利害関係はないですからね。もう1人の容疑者、元精肉店店主の宝田も、中西良太というそこそこ有名な俳優さんだったので、可能性はありましたけども、あの気の落ちようでは、人を殺す気力もなさそうに見えたので。
さて、疑問点を挙げます。被害者の手の内側にあった三角の圧迫痕、あれだけで釈演じる弁護士の文代が殺人犯と断定するのは気が早いんじゃないでしょうか。どういう弁護士だったのかわかりませんが、罪を認めるのが早すぎです。矢部と会って迫られて手をつかまれたが、振り切って逃げた、その後のことは知らないと言えばすむことです。ちょっと正直すぎる弁護士でしたね。爪の垢を煎じて茶島に飲ませたいなw 階段からの転落は、事故なのか殺人なのか区別がつきづらいので、こういうツメの甘い結末になったと思いますが、もう一押し何か欲しいところでしたね。
そして今回のテーマとなったバイトテロですが、一時期大流行したのはもう一昨年の話なんですね。てっきり去年くらいだと思ってたわ…。本当に、ドラマの中でも誰かが言ってましたが、やった本人も、やられた店や企業も、何の得もない、損ばかりする、変な犯罪です。それもこれも、悪ふざけが好きで、自己顕示欲が強い、子供のままの大人が増えたからなんでしょうね。昔は今で言う中学生くらいの年に元服をして、大人として扱われてました。特に女性は15、6歳で結婚なんてのも珍しくなかったですね。それはそれで問題がありますが、精神的に大人になるのが早かったような気がします。それとも私が年を取ったせいですかね。小中学生の時には、大学生なんてかなり大人に見えたものだけど、今見ると高校生と大差ないですね。20代はまだひよっこ、30代になってやっと大人らしくなってくるけれど、ネットを見ると中身は全然大人じゃないですね。それは40代にも言えること。もちろん個人差はありますが、全体的に見て子供な大人が増えたように思います。バイトとは言え、仕事ですよ。そんな仕事をするような年代の大人が、後先考えずただノリだけで悪戯をしてしまう。まぁこれも一種の平和ボケなんですかね。経済成長し、成熟した社会の副産物とも言えます。幕末に活躍した志士も、皆20代とか30代ですよ。その頃から日本は異例の成長を遂げ、先進国の仲間入りをし、民度が上がったと言われますが、やっぱりバカはバカですね。バカってのは勉強ができるできないは関係ないですね。




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