Nicotto Town



公衆電話は素晴らしい!(長文です)

映画見て、その後に病院さ行ってくっぺか~
と、いう計画で、キコキコ自転車漕いでおりましたら。

意識不明の男性に遭遇してしまいました・・・。

自転車ごと横に倒れ、ぴくりともしていません。
慌てて自転車から降りて、何度か声をかけると、少し目が開きましたが、それだけ。

救急車~~~~;;;;
歩行者用トンネルの真ん中辺ですから携帯は通じにくいとは思いましたが、とにかく通報;;
生まれて初めて119番。やはり音声聞き取りにくい。
「トンネルの外に出ます!」と携帯に叫んで駆け出すと、後から来たおじさんが、「こっちの方が近いよ」と行って下さったので回れ右;
ぜえぜえ言いながら外へ。(100m足らずだと思うのですが・・・運動不足も甚だしい;)

国道沿いでぶーぶー車が走っているせいか、やはり聞き取りにくい;
ふと見ると電話ボックスが!
素晴らしいぞ公衆電話! 君は偉大だ! 住所も書いてあるし!!

指示に従い携帯は通話状態のまま公衆電話で119番。2回目で通じました。
改めて状況説明。
「呼吸はしていますか?」に、反射的に「はい」って言ってしまいましたが、後で呼吸の確認をしていなかったことに気づく・・・(マズイ)
救急隊員さんを案内するためその場で待機。ちょうどおじさんがトンネルから出てきて(男性を見てくれていたのでしょうか)一緒に救急車待ち。
数分後、救急車到着。おじさんは去って行きました。
自分の自転車が男性の側に置いてあることを思い出し、またバタバタ走る。急がなくていいですよ~と、ストレッチャーを押す隊員さん達;

ぜえぜえ言いながら戻ると、自転車籠の中に帽子が。いつ脱いだっけ??
動顛し過ぎ・・・。
そこでは他のおじさんが男性を覗き込んでおり、私が救急車を呼んだと知ると、私が男性に自転車をぶつけたのかと誤解される;

救急隊員さんによると、男性は意識は無いものの呼吸は正常とのこと。固定され、ストレッチャーに乗せられて去っていく皆さんを見送って、俺の役目は終わりです。

時計を見るともう上映時間。
他の作品を見るという選択もあったのですが、映画見てあははっていう気分にはとてもなれなかったので断念。
たったこれだけのことに猛烈に疲れてしまい、病院行きも断念。ぐったり状態で採血に1時間!の再来は嫌でしたので・・・(病院側はもっと嫌でしょうね~;)
のろのろ自転車漕いで帰宅です。

帰宅してしばらくしてから、かばんも財布もほっぽらかして外に飛び出して行ったことを思い出し、慌てて確認。お財布、無事でした。
日本良い国。

・・・・・・こうやって思い出すと、なんて肝が小さいのでしょう、私。動顛し過ぎです。
母や弟なら、もっと的確な行動がとれるのでしょうが。
もう2度とこういう場面には遭遇したくないですが、万が一のときはもっと冷静にならなくては、と深く反省しました。

男性の無事を祈るばかりです。





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.