実は、お買い得を探していたのに。
- カテゴリ:仕事
- 2015/05/17 18:21:43
4月からの消防法改正を受けて、
設備投資に莫大な費用が掛かることになって、
友人の旅館が、廃業しました。
素泊まり3000円で、来るか来んか分からん客のために、
150万以上の新規設備はできないということです。
都心からほど近い釣り場では、
旅館に泊まるほどでもない、
頑張れば家に帰って寝られますから、
宿泊客は、どんどん減っていたそうです。
紀北の大きな旅館も身売りしましたし、
なまじ都会に近いところは、集客力はないようです。
まあ、友人の旅館は別経営の事業も順調に行ってますから、
手間のかかる旅館を廃業したくらいではビクともしません。
逆に、その旅館丸々一棟を「好きに使う」と笑っていました。
また一つ、小さな漁村の事業が消滅してしまいました。
雇用も生み出せない、年寄だらけの村になってしまいます。
消防法は、人の命がかかっているので、
それはそれで仕方のないこととしても、
なくなった旅館に代わる事業がないと、
寂れるばかりの田舎です。
不動産業を生業としているわたしには、
売買情報はすぐに入ってくるのですが、
地元の友人たちの情報網のほうが遥かに優れ、
「旅館○○が売りに出た」といえば、
「訴訟をいくつも起こされていて、役所のお客が来なくなった」せいだとか、
「格安物件が、どこそこにある」というと、
「そこの主人が首をくくった」という風に
打てば響くように裏情報が得られます。
そういうところがまた、田舎のすごいところでもあるんですね。
格安物件、いくつかピックアップしていましたが、
どれもこれもケチがついて、すっかり嫌気がさしてしまいました。
あ~あ、
つまらーん。
なるほどぉ、と思ってしまいます。まあどれを使うにしても
条件を整えるのが一番難しいですけどね(笑)
そうなんです。
日常の生活物でやらないと現場検証で必ず発見されます。
今の科学捜査は、かなりのもので、
発火元は必ず特定され、原因も追究されるのです。
だからね、
ぜったい燃え残ってはだめなのです。
これ以上は、書けません。
爆発系の装置も発火も難しくは無いでしょうね。
それも思いがけない日常の生活物でやれますよねー。
わたし、時々そういう系のこと書いちゃうから気をつけないといけないなぁ(笑)
これはもう「貧困ビジネス」の典型ではないでしょうか。
この家賃設定は7万円で、川崎の生保の家賃補助費の上限額だと聞きました。
周囲の高層住宅を見ると、
本来、建築費をかけて高層マンションを作ることいより、
不動産収益が上がる場所ですが、
そうしなくても「家賃収入」は同等もしくはそれ以上に有ったということですね。
怨恨による放火か、保険金狙いの放火か・・・
保険金狙いは手口が巧妙で、
わたしも不動産業者の端くれで、
闇で聞いたことのある方法がありますが、
(ここでは真似をする人が出ると困るので書けません)
驚きの「凍り豆腐」で放火方法などがあります。
また、しばらくはうるさくなってきそうですね。
ラジオのニュースで特集していて
一泊2000円で生活保護受給者が何年も住んでいると聞いて
3畳間で家賃月6万かい ってトコにちょっと突っ込んでしまいました。
結局はそうなんですよね。
プロの技術というのは、スキがないんです。
スキのない美しさを出せるんですよね。
それが、高くなるのはあたりまえ、
素人が、安く上げるために自分でやったって、
出来上がりはスキだらけで、結局値段相応の仕事になるだけです。
安心感というのは、生活には必要なものだと思っています。
不器用だから、クロスの張替えだって
きっとしわしわ・・・。プロにやって
貰ったほうが嬉しいほうです(笑)
「ワケアリ」より「ワケナシ」のほうが、絶対いいです。
「ワケアリ」のゾゾゾゾ~~~~物件、
そりゃあ、ドン引きしますよ。
もー、毛穴総立ちになりますから。
触らぬ神に祟りなしです~
結局、高くついて綺麗には仕上がらないと思うんですけどねえ。
うちは、次の入居者様が決まっているときは、
クロス(壁紙)や、塗装の注文は無料でお聞きしていますが・・・。
(何選んでも、かかる費用は同じなのでね)
よっぽど、次は解体しかないという物件なら、何してもいいですけど、
通し柱切られたら、安全性に問題がありますもの~。
賃貸物件を借りた人が
好きにリフォームしていいとかいうやつ
をやっていましたね。これからは、そういう方向なのかなー。
その魅力あるリフォームというのも、
嗜好が多様化され、選択肢が多すぎて絞れないんですよ。
うちでは、住む人と一緒にリフォームしますが、
最終的には、家賃が安いのが一番良いということで、
基本を修繕したら、
4万円台でご入居できます(庭付き一戸建て)
安いというのが、一番人気なようです。
ということは、ほどほどの物件を手に入れて
魅力あるものに、作りなおす必要があるんですかネ。
大規模国体があるから、
宿泊施設を確保せよとか号令が出てたんですが、
いざ「簡易宿泊所を!」となると、とんでもない法規制で。
「もうどこへでも、よそへ行ってちょうだいよ」となりました。
毎年の審査代金もバカにならず、
申請書類の行き来にも手数料、それで格安宿泊所を!というのは無理というものです。
地方活性化なんて、これじゃ、どーにもなりません。
パゴットさんが、わたしの言いたいところを書いてくださるから、
スッキリしました。
そーなんですよ、そーゆーことなんですよ。
所得格差、もっとシビアになってきますよ。
もっともっと、生きにくい世の中になるような気がする。ぶつぶつ。
列車など公共交通機関を使った観光促進のおかげで
大手の観光地しかうまみの無い現状。
・・のように見えます。
今の大企業優先の政策のもとでは、
政府の(くちさきばかりの)地方活性化政策なんて、ただのお題目でしかない。
・・ようにも見えます。
地方が、政府の言うように「ネットのサイトなどでボーダーレスで広告を」と、やったところで
国内では、テレビメディアが取り上げる有名大規模観光地の誘惑の方が大きく
周辺部が集客で太刀打ちできるわけがない。
目的の物(旅行先の宿)をネット(PC・スマホ)で探すことが当たり前になって
価格競争が当たり前になってしまった昨今
ローカルな場所ごとに有る費用の違いとかを無視した価格競争が起きたら
広域な大手組織に、個人経営が並び立てる気がしません。
むかしから政党政府の政策には表裏があって
表で「法人」を保護し、裏で「個人」に鞭を打つ。。(--#
いっつも愚痴ばかりですみません。m(_ _)m